『紫苑の書』


※2011年10月24日、2011年9月ごろの新生アルカによって執筆された『紫苑の書』が書籍化されました。
Amazon.co.jp: 紫苑の書: seren arbazard: 本
※以下のヴァージョンは2006年2月23日発表の初版であって、言語もストーリー展開も書籍版とは異なります。

日本語とアルカのコラボレーションです。リアル異世界ファンタジー小説です。
量は少なめで、ワード1ページ1200字換算で230枚程度です。

作中のアトラスの場所や文化はアシェットが管理する『アルバシェルト』に抵触しない内容です。
また、神話集の『幻想話集アティーリ』にも抵触しないように配慮してあります。

作中に出てくる「アシェット」はこちらのアシェットをモデルに作られた神話上の団体です。同名なのでややこしいです。

人間が本当に異世界に行ったとしたら一体どのような状況になるかを突き詰めた作品で、特に言語面において妥協がありません。
人工風土と人工文化と人工言語を作った人間、そしてそれを熟知している人間にしかこのジャンルは書けません。
なので多分世界中で私が一番初めに実現させたジャンルだと自負しています。売れない作品の強みです。

日本語とアルカが読めない方は読めません。
地の文が日本語なので一応シナリオは追えますが、真髄はアルカの部分にあります。

読了なさった方がいて、驚きました。嬉しいです。
ヒロインが2人いるのですが、少女レインの方が紫苑よりも人気が高いようです。


『紫苑の書』