日本語は過去命令形がない。「来い」とは言えるが、「来てたろ!」とは言えない。「あのときお前は来ているべきだった」というような表現になり、命令にはならない。
セレンは個人的に日本語の過去命令形を使うことがある。「言ってたろ!」=「言えの過去」のように。
恐らく多くの日本人は「言っとけよ」のような、「〜しておけ」を使って過去命令形を示すのではないか。
セレンは個人的に日本語の過去命令形を使うことがある。「言ってたろ!」=「言えの過去」のように。
恐らく多くの日本人は「言っとけよ」のような、「〜しておけ」を使って過去命令形を示すのではないか。
アルカには過去命令形がある。過去形の前にreを付けるだけなので、自然と過去命令形がありえるわけだ。
re satは「準備しろ」だが、re satatは「(あの時点でちゃんと)準備しとけよ!」の意味になる。
命令というより、「反実糾弾」とでも呼ぶべきものであろう。実際にはやらなかったことへの糾弾である。
re satは「準備しろ」だが、re satatは「(あの時点でちゃんと)準備しとけよ!」の意味になる。
命令というより、「反実糾弾」とでも呼ぶべきものであろう。実際にはやらなかったことへの糾弾である。
なお、未来命令形やアスペクト付の命令形もある。
例:re ke sil. 後で行ってよ。
例:re sates. 準備しといてよ。
例:re ke sil. 後で行ってよ。
例:re sates. 準備しといてよ。