これは偉そうな言い方になってしまうが。
憩いの場などを見ていて感じることがある。
アルカが中心になっていて、ほかが発言しづらいという意見だ。

それはもっともだと思う。
ただ、望むらくは、アルカを無視してわが道を行ってほしい。
言語作成など、本来は孤独で精神力のいる、自分との戦いだ。他人が目立ってるとか、そういうことはあまり関係ない。

現在、人工言語界で最もコンテンツの制作速度が早いのはアルカだ。
だが、そんなことにとらわれず、自分のやりたいように作ればいい。

それでもどうしてもアルカが気になるなら、アルカを追い越すように作ればいい。
アルカのメーカーはほぼ私一人だ。アシェットはネット活動に反対的で協力しないし、日本での2人の協力者は去った。
ネットでKakis氏が隆盛しているが、彼の専門は通時的なコンテンツであって、共時的なコンテンツはほぼ自分で作っている。
稀にnias氏や魚楠氏からコンテンツをいただくことはあるが、恒久的な活動ではない。

そして私は学生ではないし、81年生まれの忙しい社会人だ。
私が特別環境に恵まれているわけではない。

だから、アルカの速度に張り合いたいなら、それは本人の努力いかんによるものだ。
ただ、先にも述べたとおり、私はそれを自然だとは思っていない。
言語作成など、自分のペースでやればよいのだから。

コンテンツをたくさん出す言語ほど、周りのレスポンスも多い。それは当然のことだ。
だからって焦る必要はないし、羨む必要もない。
で、もし羨んで仕方ないなら、アルカを超える速度で作ればいい。
ただ、推奨はしない。私自身、かなりアルカで体を壊した。
人工言語なぞに人生を捧げるのはとても推奨できることではない。