nosはその文の焦点者を指す。通常その節のsolである。
mel siina nos
mel fit seren a nos
など。
mel siina nos
mel fit seren a nos
など。
では複文中にnosが来た場合、誰が焦点者か。
mel lax seren siina nos
mel lax seren siina nos
日本語でこの文を作ると、nosはmelかserenか分からない。
複文なので焦点者は主節の主格と従属節の主格の2人候補がいるからだ。
複文なので焦点者は主節の主格と従属節の主格の2人候補がいるからだ。
アルカの場合、同一節中の主格を焦点者にする。
従ってmel lax seren siina nosのnosはserenである。
melにしたければnosでなくmelを使う。
従ってmel lax seren siina nosのnosはserenである。
melにしたければnosでなくmelを使う。
nosは代名詞ではないのでluなどと違って代入とは呼べない。
しかしnosは文の焦点者に等しい。
そこで代名詞の場合は代入と呼び、nosの場合は照応と呼ぶ。
ただ、言語学的には一般に前者も照応という点には注意したい。
しかしnosは文の焦点者に等しい。
そこで代名詞の場合は代入と呼び、nosの場合は照応と呼ぶ。
ただ、言語学的には一般に前者も照応という点には注意したい。