言語ごとに発声法は異なる。
発声法は響かせる地点によって、4つに大別される。
発声法は響かせる地点によって、4つに大別される。
1:口の前(日本語)
2:口の奥(英語)
3:鼻の前(ユンク)
4:鼻の奥(アルカ一般、フランス語)
2:口の奥(英語)
3:鼻の前(ユンク)
4:鼻の奥(アルカ一般、フランス語)
注1:奥といっても喉の手前、ゲップエリアなど、さらに細分化がある。
注2:どの言語もこれらを混ぜながら使う。
注2:どの言語もこれらを混ぜながら使う。
前を使うと一般に声は高くなる。
口を使うと一般に声は硬くなり、遠くまで響く。
口を使うと一般に声は硬くなり、遠くまで響く。
口と鼻の確認方法。
鼻をつまんで喋れれば、あなたは口を使っている。1か2にあたる。
鼻をつまんで喋れれば、あなたは口を使っている。1か2にあたる。
たいていの日本人はフランス人より鼻をつまんでも言語になる。
アルカの場合、鼻をつまむとングングつまって声がほとんど聞こえないほど鼻を使う。
アルカの場合、鼻をつまむとングングつまって声がほとんど聞こえないほど鼻を使う。
前と奥、口か鼻という点で見て、日本語は最もアルカと距離が遠い。従って発声は難しい。
セレンの日本語とアルカを比べると、発声法が異なる。アルカのほうが低く柔らかく聞こえる。
元々声の低い人は少しドスが聞いてしまうかもしれない。
セレンの日本語とアルカを比べると、発声法が異なる。アルカのほうが低く柔らかく聞こえる。
元々声の低い人は少しドスが聞いてしまうかもしれない。
フランス語は鼻を使う頻度が高いが、アルカより奥で発声する。
ユンクと一般の違いは、ユンクは前を使い、高めに話す点である。
従ってフランス人の女はアルバザードの女が男のように喋っている高さに聞こえる。
ただ、このくらいの高さだと、フランス語でもユンクのような発声に聞こえる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm461240
ユンクと一般の違いは、ユンクは前を使い、高めに話す点である。
従ってフランス人の女はアルバザードの女が男のように喋っている高さに聞こえる。
ただ、このくらいの高さだと、フランス語でもユンクのような発声に聞こえる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm461240
なお、注2に関してだが、この動画の1:27の部分でとたんに軟口蓋から硬口蓋に響くポイントをずらしている。
このように、ひとつの言語は複数の発声法を混ぜる。
ちなみにこの1:27の発声はアルカにおいて汚い声とされる発声であり、好まれない。
このように、ひとつの言語は複数の発声法を混ぜる。
ちなみにこの1:27の発声はアルカにおいて汚い声とされる発声であり、好まれない。
日本人はたいてい1で喋る。実演してみよう。
下記のファイルは説明を読んでから聞くことを推奨する。
下記のファイルは説明を読んでから聞くことを推奨する。
1回目の発声が日本語式のアルカである。カタカナに変換しやすいはずだ。
2回目は鼻をつまんで同じことを喋っている。ほとんどそのまま喋れている。
2回目は鼻をつまんで同じことを喋っている。ほとんどそのまま喋れている。
喉の奥だとどうなるか。
英語はゲップエリアなのでもっと低いが、その手前、喉あたりだと音声ファイルの3回目だ。
ガリが無理して相撲取りのマネをしているように聞こえただろう。なら正解だ。
英語はゲップエリアなのでもっと低いが、その手前、喉あたりだと音声ファイルの3回目だ。
ガリが無理して相撲取りのマネをしているように聞こえただろう。なら正解だ。
ではユンクの発声だとどうなるか。
4回目の音がそうである。同じ声のパワーなのに、2回目より随分高く柔らかい。
これがユンクだ。ただし、イントネーションなどが男のままなので注意。
4回目の音がそうである。同じ声のパワーなのに、2回目より随分高く柔らかい。
これがユンクだ。ただし、イントネーションなどが男のままなので注意。
ではこれがどのくらい鼻を通しているか?つまんで同じことを言ってみた。
豚かというくらい聞き苦しいが、5回目がそうである。
豚かというくらい聞き苦しいが、5回目がそうである。
最後にアルカの一般。鼻の奥は6回目がそうである。
どうだろう。一番アルカらしく聞こえたはずだ。ただ、「なんか篭ってるなぁ」と思えばそれが正解。
6回目は完全に鼻に通しきっているが、これは強調のためである。実際はもう少し口にも通すので、3回目と6回目のうち6回目寄りになる。
どうだろう。一番アルカらしく聞こえたはずだ。ただ、「なんか篭ってるなぁ」と思えばそれが正解。
6回目は完全に鼻に通しきっているが、これは強調のためである。実際はもう少し口にも通すので、3回目と6回目のうち6回目寄りになる。
夢織秋の朗読がアシェットで不人気だったのは、このセレンの発声がしばしば1になって違和感があるということのようだ。