・アルバシェルトを辞書に併合することに

通読できる文化本があったら面白いという企図だったが、ちょっと問題が出てきました。
一冊の形にして、果たして読むだろうか。
確かに一度くらいは読むだろうが、その後はどうか。事典として使うか?

この4年を振り返ってみた。
アルバシェルトを使った記憶は、夢織のとき教室の設定を調べるために読んだなど、少ない。

そもそもアルバシェルトにかいてあることは辞書に文化欄として載っているべきものだ。
で、小説を書くときも読むときも、幻日は単語を調べるのでどうせ開いている。
でもアルバシェルトまで開いて読むことはない。

幻日は開いておくから単語が気になったらすぐ調べられるけど、アルバシェルトは面倒くさい。
それに読み物であって辞書じゃないから検索もしにくい。
椅子がどうなってるか調べるのに、アルバシェルトだとどこを見ればいいのか分からない。
辞書ならskiの項に載っているに決まってる。分かりやすい。

恐らく現状アルバシェルトを一冊の本にしても、辞書を呼んで語法を調べ、その後さらにアルバシェルトで文化を調べるという二度手間になる。
で、二度手間は嫌なので、誰も文化なんか調べなくなる。これが自然だ。
となるとアルバシェルトの内容が調べやすいように、内容を辞書に転載するだろう。
辞書は俺は少なくとも幻日でやってるから、文化欄だけアルカというのはありえない。

このままいくと、新生に2人で訳し、その後さらに俺が日本語に訳し戻して辞書に転載することになる。
それは3度手間だ。

しかし、となると新生に訳さないことになる?いいのかそれでアシェット的には。
で、リディアの原稿を見ていたんだが、俺が前に日本の視点で色んな情報を入れたせいで、アルバシェルトはかなり日本人仕様になっている。
イルムスとは根本的に違う。

しかもリディアはところどころ「私はこうしました」「セレン君はこういいました」などの口調で書いている。
もはやこれはarvaではないでしょう。私書だ。
少なくともatolasでilmusのようにレインたちが読んでいるという設定はありえない。日本と絡めてるし。
じゃあ新生にしても無駄じゃね?

今は日本語修正版を幻日にいれ、幻幻は向こうで勝手にやってもらうという流れでよくね?
ただ、単語がかけ離れると困る。この作業でリディアが多くの語彙を作った。
残りのページも新生化すればかなりの単語ができるはず。
じゃあこの新語は幻日に登録しなくちゃ。じゃなきゃ数年後には幻日と幻幻で別の単語が載ってワケ分からなくなる。
未収録ならまだいい。辞書によって意味が同じで別の形の語ができるのが一番怖い。

さて、というわけで、アルバシェルトは辞書に格項目の文化欄として載せることにしました。
4年前のものを修正し、幻日に転載します。
あと、今までに書いた分は、多分新生の資料として保存者に提出したほうが筋だろうなと思っているので、それは別途。

・数日前の一発ネタ

夕飯にて。

母「けんつま、いらないの?捨てちゃおうか」
俺「だめだよ、貴っ重な食材なんだから明日に回さないとw」