・星図の基準点
天球の区切り方については昨日述べたとおり。
99エリアに天球を分け、北極星周りに1星座足し、100天とする。
99エリアに天球を分け、北極星周りに1星座足し、100天とする。
問題は星図の基準点。どこを基準とするかで揉めた。
リディアらとは意見がまとまらず、2008/6/21にフゥシカにも相談。
実にまる一日同じ話題を話し続け、今22日の深夜、ようやく別れた。
だがおかげで基準点が決まった。
リディアらとは意見がまとまらず、2008/6/21にフゥシカにも相談。
実にまる一日同じ話題を話し続け、今22日の深夜、ようやく別れた。
だがおかげで基準点が決まった。
それまでは天の北極と基準点のアルバザードと天の南極を結ぶ子午線を基準線としていた。
が、それってアルバザードに旅行するか、正確なアルバザードの地球における投影位置を知らなくてはならない。
空を見るのに土を見て基準線を測らないといけないのは不自然だ。というか使いにくい。
が、それってアルバザードに旅行するか、正確なアルバザードの地球における投影位置を知らなくてはならない。
空を見るのに土を見て基準線を測らないといけないのは不自然だ。というか使いにくい。
地球の場合、どうしているかというと、春分点を基準にしている。春分点が赤緯0°で赤経0°。
ちなみに地球は傾いた独楽みたいなものなので、歳差運動があり、春分点はズレる。
ズレるので、1950年の星図と2000年の星図は別の星図になる。
星図を見るときは分点が何年のものかを見る必要がある。
ちなみに地球は傾いた独楽みたいなものなので、歳差運動があり、春分点はズレる。
ズレるので、1950年の星図と2000年の星図は別の星図になる。
星図を見るときは分点が何年のものかを見る必要がある。
ではアトラスは何を基準点にすべきか。
春分点というのは地球のシステムだ。パクってよいかどうか。
実はパクっても問題ない。春分は自然現象を元にしているので、アトラスでも地球でも等しく特別なものだからだ。
特にアルバザードは半農半牧なので、春分は特別になる。
春分点というのは地球のシステムだ。パクってよいかどうか。
実はパクっても問題ない。春分は自然現象を元にしているので、アトラスでも地球でも等しく特別なものだからだ。
特にアルバザードは半農半牧なので、春分は特別になる。
ただ、春分でなく秋分を基準にしてもよいわけで、とりわけ春分を基準にしなければならない理由はない。
ましてアトラスはメル暦の前はイムル暦を1600年ほど使っていた。この暦は冬至を基準とするので、ここを基準としてもおかしくない。
つまり、春分である必然性は本当はない。
ましてアトラスはメル暦の前はイムル暦を1600年ほど使っていた。この暦は冬至を基準とするので、ここを基準としてもおかしくない。
つまり、春分である必然性は本当はない。
星図というのはアシェットが魔物を種類や強さによって規則的に星座に封印したものだ。
従って、アシェットにとって特別な日を基準とするのが自然だろう。
従って、アシェットにとって特別な日を基準とするのが自然だろう。
リディアの今日の話で改めて決まったのだが、元々魔物は地球の公転軌道よりも外側で、地球を包囲していた。
このとき、魔物は整然と並んでおらず、適当な配置で巣を作っていた。
ただし完全にランダムではなく、ドラゴン族は○○に固まっているというような傾向はあった。
例えばヴァステからアルディアまでは竜族はアルバザード付近の赤緯に屯していた。
そこでアルバザードは竜という強い魔物の多い「いやなところ」という意味になり、幻字は竜の頭を象るようになった。
このとき、魔物は整然と並んでおらず、適当な配置で巣を作っていた。
ただし完全にランダムではなく、ドラゴン族は○○に固まっているというような傾向はあった。
例えばヴァステからアルディアまでは竜族はアルバザード付近の赤緯に屯していた。
そこでアルバザードは竜という強い魔物の多い「いやなところ」という意味になり、幻字は竜の頭を象るようになった。
その後アルディアでアシェットは魔物と戦い、魔物を分析した。
そして11の種族と9つの等級に魔物を分類し、最後にveiganを足して100種にした。
分析をしたアシェットは魔物を自らの分類に従って宇宙に整然と封印した。
それがアルディア以降の星座である。
そして11の種族と9つの等級に魔物を分類し、最後にveiganを足して100種にした。
分析をしたアシェットは魔物を自らの分類に従って宇宙に整然と封印した。
それがアルディア以降の星座である。
アルディア以前はおそらく星座は民間的に「ひつじ座」などと命名されていたが、アルディアでアシェットが100天に制定した。
地球では1930年にようやく行われたが、アトラスではイムル1600年代前半で行われたことになる。
これは進化がおかしい順序なのではなく、単にアシェットが魔物を封印したからである。
地球では1930年にようやく行われたが、アトラスではイムル1600年代前半で行われたことになる。
これは進化がおかしい順序なのではなく、単にアシェットが魔物を封印したからである。
さて、当然アシェットは封印したときに、どこを基準に100種の魔物を封印するか決めたはずだ。
それが決まらず、フゥシカとああでもないを繰り返した。
で、メル暦を使うのだから、メル暦の元日を基準にしようということになった。
つまりメル0年のリディアの月リディアの日にアルバザードを通る子午線を基準にしようということになった。
ここでメル暦についておさらい。
それが決まらず、フゥシカとああでもないを繰り返した。
で、メル暦を使うのだから、メル暦の元日を基準にしようということになった。
つまりメル0年のリディアの月リディアの日にアルバザードを通る子午線を基準にしようということになった。
ここでメル暦についておさらい。
アトラスと地球はちょうど400年時間が捩れている。
アトラスにおけるメル0年と地球のセレンらが使うメル0年は400年ずれている。
例えばセレンは地球では1981年生まれだが、アトラスではイムル1581年生まれになっている。
メルは西暦1988年・イムル1588年生まれである。
アトラスにおけるメル0年と地球のセレンらが使うメル0年は400年ずれている。
例えばセレンは地球では1981年生まれだが、アトラスではイムル1581年生まれになっている。
メルは西暦1988年・イムル1588年生まれである。
メル暦の原点メル0年のリディアの月リディアの日と1988/11/30は等しい。
(だからレインのいるメル367年は、西暦2355年の空になる。)
(だからレインのいるメル367年は、西暦2355年の空になる。)
さて、アルバザードの空は確認できないので、ソフトを使って1988年の空を見てみよう。
http://www.toxsoft.com/sswpro/lite.html
stella theaterというソフトをDLしよう。
http://www.toxsoft.com/sswpro/lite.html
stella theaterというソフトをDLしよう。
このとき、1988/11/30の0時に、イギリスのロンドンに設定し、真南を向く。
すると仰角45°周囲の子午線上にアルデバランが見える。
なんと、ありえないことに超有名な恒星が正時に子午線を南中しているのだ。
(通常南中というのは20時だが、ここでは文脈からも分かるとおり、0時のこと)
すると仰角45°周囲の子午線上にアルデバランが見える。
なんと、ありえないことに超有名な恒星が正時に子午線を南中しているのだ。
(通常南中というのは20時だが、ここでは文脈からも分かるとおり、0時のこと)
さて、ここで問題がある。確かに今アルデバランは子午線上にある。
だがアルバザードはロンドンにあるわけではない。赤経0°にあるわけではない。
ただし、アルバザードはアルカット大陸のほぼ西端で、アルカットはユーラシアに相当する。
もしロンドンから15°(=1h)離れると、東はベルリンの東、西はアイルランドの海岸線になってしまう。
だがアルバザードはロンドンにあるわけではない。赤経0°にあるわけではない。
ただし、アルバザードはアルカット大陸のほぼ西端で、アルカットはユーラシアに相当する。
もしロンドンから15°(=1h)離れると、東はベルリンの東、西はアイルランドの海岸線になってしまう。
アルバザードの緯度は南仏くらいと既に分かっているが、西経15°で南仏の緯度となると、ビスケー湾だ。土じゃない。
ビスケー湾に当たる部分がアトラスでは陸だとしても、ややアルバザードが西に寄りすぎている感は否めない。
かといってドイツでは東すぎる。ベルリンの東で南仏程度の緯度となると、ウィーンの南西、ちょうどアルプスの中だ。
もしアルバザードにアルプスがなくても、これだけ大陸の西端から離れると、風が乾いてしまい、アルバシェルトの風土にならない。
従ってロンドンから見て左右に15°ずれると、たとえアルカット(ユーラシア)内だとしても、アルバザードの風土を維持できなくなる。
ビスケー湾に当たる部分がアトラスでは陸だとしても、ややアルバザードが西に寄りすぎている感は否めない。
かといってドイツでは東すぎる。ベルリンの東で南仏程度の緯度となると、ウィーンの南西、ちょうどアルプスの中だ。
もしアルバザードにアルプスがなくても、これだけ大陸の西端から離れると、風が乾いてしまい、アルバシェルトの風土にならない。
従ってロンドンから見て左右に15°ずれると、たとえアルカット(ユーラシア)内だとしても、アルバザードの風土を維持できなくなる。
地球の本初子午線の経度を0時間0分とすると、アトラスの本初子午線はn時間x分の位置にある。
が、nが0であることは一段落上から明白である。
「セレン、お前計算が楽だからってグリニッジをパクったろw」と言われるだろうことが非常に悔しいが、実際は楽をしたかったからでなく、ロンドンから東や西に15°も離れるとアルバシェルトのとおりにいかなくなるからだ。
従ってnは0である。
が、nが0であることは一段落上から明白である。
「セレン、お前計算が楽だからってグリニッジをパクったろw」と言われるだろうことが非常に悔しいが、実際は楽をしたかったからでなく、ロンドンから東や西に15°も離れるとアルバシェルトのとおりにいかなくなるからだ。
従ってnは0である。
だがしかし、xが残っている。x分アトラスの本初子午線はズレている。
ロンドンから見て0<=x<60の変域で本初子午線がズレている。
ロンドンから見て0<=x<60の変域で本初子午線がズレている。
さて、ではこのxをいくつに設定するのがよいか。
先ほどのソフトで先ほどの画面にしてみる。アルデバランを子午線が通過しているはずだ。
さて、ここで60分間の変域で子午線をずらしてみよう。この変域のどこかにアトラスの子午線があることになる。
先ほどのソフトで先ほどの画面にしてみる。アルデバランを子午線が通過しているはずだ。
さて、ここで60分間の変域で子午線をずらしてみよう。この変域のどこかにアトラスの子午線があることになる。
だが1分刻みにしても60本も子午線の候補があり、どこをアルバザードの候補にすべきか分からない。
リディアもそこまで細かい経度を決めてなかったからだ。
そこでこう考えた。
「メル暦にとって元日の0時は重要な時刻だ。ここを子午線とするのだから、アルバザードはその子午線の中に目立つ恒星を持っていると面白い」
リディアもそこまで細かい経度を決めてなかったからだ。
そこでこう考えた。
「メル暦にとって元日の0時は重要な時刻だ。ここを子午線とするのだから、アルバザードはその子午線の中に目立つ恒星を持っていると面白い」
そう。まだアルバザードの正確な位置が決まっていないし、かといって地球のある都市の経度を拝借してはどこがアプリオリな文化かということになるため、都市でなく恒星で決めることにしたのだ。
0<=x<60の変域で子午線を考えたとき、その範囲に入る恒星は何か。
それはアルデバランとアルキオーネだ。
つまり1988/11/30の0時を基準とした場合、アルバザードが地球の子午線αから見てx度のズレがあるとき、アトラスの子午線上を南中しうる大きな恒星はアルデバランかアルキオーネということになる。
これ、すごく難しいと思う。人工言語屋のやることではない。ややこしいが、上の一行は間違えてないので安心してOK。
0<=x<60の変域で子午線を考えたとき、その範囲に入る恒星は何か。
それはアルデバランとアルキオーネだ。
つまり1988/11/30の0時を基準とした場合、アルバザードが地球の子午線αから見てx度のズレがあるとき、アトラスの子午線上を南中しうる大きな恒星はアルデバランかアルキオーネということになる。
これ、すごく難しいと思う。人工言語屋のやることではない。ややこしいが、上の一行は間違えてないので安心してOK。
多分こういう誤解が出てくると思う。
「なんでロンドンから見てズレを数えるの?その時点でアポステリオリじゃん?」
大丈夫。上をよく見て。基準となるのはロンドンではなく地球の子午線α、すなわち任意の子午線。
だから地球の子午線αが29°にあってもいいし、135.567°にあっても問題ない。なぜか?
それは今はロンドンからのhourの差が知りたいのではなく、ある任意の地球上の子午線からのminuteのズレを知りたいからだ。
「なんでロンドンから見てズレを数えるの?その時点でアポステリオリじゃん?」
大丈夫。上をよく見て。基準となるのはロンドンではなく地球の子午線α、すなわち任意の子午線。
だから地球の子午線αが29°にあってもいいし、135.567°にあっても問題ない。なぜか?
それは今はロンドンからのhourの差が知りたいのではなく、ある任意の地球上の子午線からのminuteのズレを知りたいからだ。
例えば観測地点を弄ってフィリピンだのブラジルだの中国だのインドだのにしてみよう。
もちろん時間は0時ピッタリに。そのとき子午線はアルデバランを通るか、その左右にブレる。
面白いことに地球上のどの地点から見ても、11/30の0時はアルデバランの左右を通る。
ロンドンをパクって基準にしようとしているわけではないことがこれで分かったと思う。
もちろん時間は0時ピッタリに。そのとき子午線はアルデバランを通るか、その左右にブレる。
面白いことに地球上のどの地点から見ても、11/30の0時はアルデバランの左右を通る。
ロンドンをパクって基準にしようとしているわけではないことがこれで分かったと思う。
さて、適当な都市を入れて分かっただろうが、子午線はこの日この時、どの都市にしても大抵アルデバランの左右にズレるだけだ。なぜか。
時差というのは1h刻みで付けていくが、実際の都市は15°刻みで存在するわけではないからだ。
例えばパリはロンドンから+1hだが、実際には2°しかズレていない。つまり8mしかズレていない。
時差というのは1h単位でしか刻まないが、実際の都市はもっと細かい単位で存在する。
従って同じ0時といっても、ロンドンとパリとフィリピンでは子午線の位置がズレる。
ズレる範囲は上記のとおり0<>x<60分だけだ。
時差というのは1h刻みで付けていくが、実際の都市は15°刻みで存在するわけではないからだ。
例えばパリはロンドンから+1hだが、実際には2°しかズレていない。つまり8mしかズレていない。
時差というのは1h単位でしか刻まないが、実際の都市はもっと細かい単位で存在する。
従って同じ0時といっても、ロンドンとパリとフィリピンでは子午線の位置がズレる。
ズレる範囲は上記のとおり0<>x<60分だけだ。
大体どの都市にしてもアルデバランの左右に子午線が来ることが分かっただろう。
で、アルデバランの左右にはカペラとアルキオーネしかないが、地球上のどの都市を入れてもカペラやアルキオーネを通過するところはない。
あ、それは言い過ぎか。ただ、3恒星のうち、アルデバランが最寄になるケースが一番多いはず。
そこでアルデバランを基準の恒星に考えるのが良いと想像される。
で、アルデバランの左右にはカペラとアルキオーネしかないが、地球上のどの都市を入れてもカペラやアルキオーネを通過するところはない。
あ、それは言い過ぎか。ただ、3恒星のうち、アルデバランが最寄になるケースが一番多いはず。
そこでアルデバランを基準の恒星に考えるのが良いと想像される。
大体の都市においてアルデバランが最寄の恒星で、アルキオーネを子午線が通過する確率は低い。
例えばパリを入れると0時の時点でいい感じにアルキオーネ付近に行くが、通過はしない。
ところがアルデバランはある都市から見るとちょうど通過する。
例えばパリを入れると0時の時点でいい感じにアルキオーネ付近に行くが、通過はしない。
ところがアルデバランはある都市から見るとちょうど通過する。
そこで、この恒星を通過するところを子午線にしようじゃないかと考える。
で、それがどこか探すと、実はロンドンなのだ。始めのほうで「ありえないことにアルデバランを通過する」と書いたのはそのためだ。
で、それがどこか探すと、実はロンドンなのだ。始めのほうで「ありえないことにアルデバランを通過する」と書いたのはそのためだ。
ある任意の子午線においてちょうど有名な恒星を通過するのがどれくらいレアか数えてみた。
例えばロンドンの本初子午線を1988年の1/1から12/31まで有名な恒星が0時の時点でモロ1分のズレもなく南中しているかどうかを調べてみた。
するとこのようになった。
例えばロンドンの本初子午線を1988年の1/1から12/31まで有名な恒星が0時の時点でモロ1分のズレもなく南中しているかどうかを調べてみた。
するとこのようになった。
1月3日 シリウス ×
1月16日 プロキオン ×
1月18日 ボルックス ×
2月23日 レグルス △
3月20日 デネボラ ×
4月13日 スピカ ○
4月26日 アークトゥルス ×
5月2日 リギルケンタウルス ×
5月30日 アンタレス ×
7月1日 ベガ ○
7月20日 アルタイル △
9月5日 フォーマルハウト ×
10月16日 アケルナル ○
10月26日 ミラ ×
11月30日 アルデバラン ○
12月10日 カペラ ○
12月20日 ベテルギウス ×
12月27日 カノープス ×
1月16日 プロキオン ×
1月18日 ボルックス ×
2月23日 レグルス △
3月20日 デネボラ ×
4月13日 スピカ ○
4月26日 アークトゥルス ×
5月2日 リギルケンタウルス ×
5月30日 アンタレス ×
7月1日 ベガ ○
7月20日 アルタイル △
9月5日 フォーマルハウト ×
10月16日 アケルナル ○
10月26日 ミラ ×
11月30日 アルデバラン ○
12月10日 カペラ ○
12月20日 ベテルギウス ×
12月27日 カノープス ×
くだんのソフトを使って子午線がその恒星を通過しているかを目視して検証した。
恒星内に入っていれば○、はずれていれば×、微妙に接している場合は△とした。
測定の単位は1°。星自体に幅があるため、子午線が恒星から1°未満にあれば通過しているとした。
恒星内に入っていれば○、はずれていれば×、微妙に接している場合は△とした。
測定の単位は1°。星自体に幅があるため、子午線が恒星から1°未満にあれば通過しているとした。
例えば厳密にいうと1988/11/30の0時にアルデバランは西に0.2°ずれている。
ちなみに0.2°のずれというのはどれくらいかというと、48秒である。
極限まで考えれば0.0000°きっちり南中することはありえない。どこかしらでズレる。そこで許容範囲を1°未満とした。
ちなみに0.2°のずれというのはどれくらいかというと、48秒である。
極限まで考えれば0.0000°きっちり南中することはありえない。どこかしらでズレる。そこで許容範囲を1°未満とした。
18個有名な恒星を調べたが、そのうち5個しか通過しなかった。18では少し甘いので20から25くらいにしてもいいかもしれないが。
1年のうちのある日の0時の子午線が「基準星にふさわしい程度に有名な恒星」を通過する確率は1%台、2%弱である。
1年のうちのある日の0時の子午線が「基準星にふさわしい程度に有名な恒星」を通過する確率は1%台、2%弱である。
メルの誕生日は1988/11/30で固定だ。
そのとき、ちょうど恒星が通過するのはグリニッジやグリニッジから15*n度東西にズレた地点のみである。
言い換えれば、グリニッジからの分のズレxが0であるとき、ちょうどアルデバランを子午線が通過する。
これはかなりレアである。2%もない確率でメルはグリニッジから見たときアルデバランを通過している。凄い偶然だ。
そのとき、ちょうど恒星が通過するのはグリニッジやグリニッジから15*n度東西にズレた地点のみである。
言い換えれば、グリニッジからの分のズレxが0であるとき、ちょうどアルデバランを子午線が通過する。
これはかなりレアである。2%もない確率でメルはグリニッジから見たときアルデバランを通過している。凄い偶然だ。
となると、アトラスの本初子午線と地球の本初子午線のズレはn時間x分と述べたが、nもxも0ということになるわけだ。
なんというできすぎた偶然か!
nが0になるのは風土の都合上、やむをえない。
だがxは違う。xは0から60までの変域があり、そのうちのどこでもありえた。
ところが恒星を通過する子午線を探したらxの値はちょうど0だったのだ。
なんというできすぎた偶然か!
nが0になるのは風土の都合上、やむをえない。
だがxは違う。xは0から60までの変域があり、そのうちのどこでもありえた。
ところが恒星を通過する子午線を探したらxの値はちょうど0だったのだ。
恒星を子午線が通ることもレアな上、しかもグリニッジからの分のズレも0というのは、これは神のお告げだろうか。
神がセレンに計算が楽になるように仕向けてくれるというのであろうか(笑
なんともできすぎた話であるが、グリニッジの経度もメル嬢の誕生日もセレンにどうにかできるものではない。
神がセレンに計算が楽になるように仕向けてくれるというのであろうか(笑
なんともできすぎた話であるが、グリニッジの経度もメル嬢の誕生日もセレンにどうにかできるものではない。
もっとも、上の表を使って12/10の0時にカペラを子午線が通過するから12/10生まれのキャラを小説に出そうというのなら、偶然ではなくヤラセだ。
だがメルの誕生日はセレンには動かせないし、メル暦はネットでさえ数年前から知らせていることで、あとだしジャンケンできるものじゃない。
いや、本当に面白いくらい、偶然だ。偶然だが、アトラスの本初子午線は、地球のそれから0時0分ずれたところ、つまり同一の線になるということだ。
だがメルの誕生日はセレンには動かせないし、メル暦はネットでさえ数年前から知らせていることで、あとだしジャンケンできるものじゃない。
いや、本当に面白いくらい、偶然だ。偶然だが、アトラスの本初子午線は、地球のそれから0時0分ずれたところ、つまり同一の線になるということだ。
ここで但し書き。
上ではロンドンから15*n°の地点の子午線はアルデバランを通るといったが、それはあくまで単純計算の上。
実際明石の135°でやってみると、アルデバランの真ん中をブスっと通らなくなる。なぜか?
それは地球が24hきっかりで回転していないからだ。135°というのは15*9°だから、9ターンも誤差が累積するうち、少しずつ子午線がアルデバランのど真ん中からズレるのだ。
上ではロンドンから15*n°の地点の子午線はアルデバランを通るといったが、それはあくまで単純計算の上。
実際明石の135°でやってみると、アルデバランの真ん中をブスっと通らなくなる。なぜか?
それは地球が24hきっかりで回転していないからだ。135°というのは15*9°だから、9ターンも誤差が累積するうち、少しずつ子午線がアルデバランのど真ん中からズレるのだ。
但し書き2。
ソフトにパリを入れるとアルキオーネのやや右に子午線が来る。
だからアルキオーネが基準星になる考え方もあるように見える。
なぜこうなるのか。
ソフトにパリを入れるとアルキオーネのやや右に子午線が来る。
だからアルキオーネが基準星になる考え方もあるように見える。
なぜこうなるのか。
フランスは1hの時差がある。つまり60mだ。
しかし実際ロンドンからパリの経度は2°しかない。分でいうと8mだ。8mならふつう時差を設けないほうが時間のズレは少ない。
パリはロンドンの時計を見たほうが正確な時間に近い。8mなのに60mの時差を与えているので、ロンドンの子午線から見て52mの差が出る。
52分をソフトでずらすとアルキオーネの右に来るというわけだ。
だが8分のズレならふつう時差を設けないのが自然なので、この位置に子午線を持ってきて「アルキオーネが近くにあるからアルキオーネ基準でいいじゃん」というのは不自然だ。
しかし実際ロンドンからパリの経度は2°しかない。分でいうと8mだ。8mならふつう時差を設けないほうが時間のズレは少ない。
パリはロンドンの時計を見たほうが正確な時間に近い。8mなのに60mの時差を与えているので、ロンドンの子午線から見て52mの差が出る。
52分をソフトでずらすとアルキオーネの右に来るというわけだ。
だが8分のズレならふつう時差を設けないのが自然なので、この位置に子午線を持ってきて「アルキオーネが近くにあるからアルキオーネ基準でいいじゃん」というのは不自然だ。
ある子午線αから1mズレたところに時差1hを設けることは、社会的には国家の都合上あるかもしれないが、正確な時間を表すには不自然である。
ある子午線αから1hの時差を生じさせるには、αから±30mの距離以上離れた場合が、見かけ上の時刻と実際の時刻の差をなくすには好都合だ。
ロンドンから東に1m離れたところに1hの時差を設定し、東に59mずらして「カペラが子午線近くに来るから基準星にしよう」というのは、不自然だ。
ある子午線αから1hの時差を生じさせるには、αから±30mの距離以上離れた場合が、見かけ上の時刻と実際の時刻の差をなくすには好都合だ。
ロンドンから東に1m離れたところに1hの時差を設定し、東に59mずらして「カペラが子午線近くに来るから基準星にしよう」というのは、不自然だ。
異世界Fの本初子午線は地球の任意の子午線αからx分のズレがある。
この際、xの変域は0から60だが、xの位置はαを中心として左に30、右に30となるのが自然だ。
もし右に50となれば、それは子午線βから見て左に10というほうが早くなる。
子午線αはFにとってどうでもいい存在なので、最寄の子午線を選ぶため、右に50ならβから見て左に10というだろう。
となると結局xはある子午線の左右30mずつの幅を取るし、Fの本初子午線は任意の子午線の左右30mのところに存在するわけだ。
この際、xの変域は0から60だが、xの位置はαを中心として左に30、右に30となるのが自然だ。
もし右に50となれば、それは子午線βから見て左に10というほうが早くなる。
子午線αはFにとってどうでもいい存在なので、最寄の子午線を選ぶため、右に50ならβから見て左に10というだろう。
となると結局xはある子午線の左右30mずつの幅を取るし、Fの本初子午線は任意の子午線の左右30mのところに存在するわけだ。
もちろんこれは分のズレを見るときだけだ。hourのズレも見るときは任意の子午線ではまずい。
今は分のズレを知りたいからこうした。
今は分のズレを知りたいからこうした。
さて、となるとロンドンを通る子午線も任意の子午線のひとつだから、アトラスの本初子午線はここから見て左右30mの範囲にあるのが自然だ。
だがアルキオーネは-49mのところにあるので、30mを越えるから入らない。
もしアルキオーネが入るとしたら、それはロンドンの15°右(=西)の子午線から見て+11mになる。
つまり、アイルランド海岸を通る子午線から見て左(東)に8mとなるわけだ。
だがアルキオーネは-49mのところにあるので、30mを越えるから入らない。
もしアルキオーネが入るとしたら、それはロンドンの15°右(=西)の子午線から見て+11mになる。
つまり、アイルランド海岸を通る子午線から見て左(東)に8mとなるわけだ。
で、上記のとおり、今どの子午線を使うかについてはロンドンのものを使うと分かっている。
アトラスの本初子午線はロンドンから見てn時間x分ズレているが、風土の都合でnは0である。
0ということはロンドンの子午線を基準とし、x分のズレがどれだけあるかを見ることになる。
xの範囲は左右に30mずつなので、49mのアルキオーネは入らない。
アトラスの本初子午線はロンドンから見てn時間x分ズレているが、風土の都合でnは0である。
0ということはロンドンの子午線を基準とし、x分のズレがどれだけあるかを見ることになる。
xの範囲は左右に30mずつなので、49mのアルキオーネは入らない。
アルキオーネは西経15°の子午線、n=23の子午線のエリアに含まれる。この子午線から見て11mである。
だがn=0の子午線にはアルキオーネは含まれない。
含まれるとするなら、パリのようにたった8分しか離れていないのに60分の時差を設けるような国を設定するしかない。
が、上記の通りそれは不自然だ。社会的に不自然ということとか、だから変えろということを言ってるのではない。
パリで時計を見るなら、ロンドンから60分引いて52分足すより、ロンドンから8m引いたほうが早いだろ?ということを言っているに過ぎない。ロンドンから30m以上離れればようやく時差を作る理由が分かる。
だがn=0の子午線にはアルキオーネは含まれない。
含まれるとするなら、パリのようにたった8分しか離れていないのに60分の時差を設けるような国を設定するしかない。
が、上記の通りそれは不自然だ。社会的に不自然ということとか、だから変えろということを言ってるのではない。
パリで時計を見るなら、ロンドンから60分引いて52分足すより、ロンドンから8m引いたほうが早いだろ?ということを言っているに過ぎない。ロンドンから30m以上離れればようやく時差を作る理由が分かる。
アルキオーネを含むためには49mのズレがないといけないが、49mはもはやロンドンの子午線の範囲外で、15°隣の子午線の範囲内だ。
だが、経度がn時x分の地点で1988/11/30の0時の夜空を見たとき、アルデバランからのズレはnは関係ないので、xだけが関係ある。
このとき、xは左に30、右に30の範囲を取るため、アルキオーネは入らない。
アルキオーネを入れたいなら、n時x分の地点で、1988/11/29の23時の夜空を見なければならない。
これが可能なのは、パリのように「ほぼ数分しかズレていないのに60分の時差を設ける国」であるが、そのような不自然が成り立っているのは社会的な理由であって、天文的にはロンドンから見て8分のエリアに入れ、時差を設けないほうが自然。
だが、経度がn時x分の地点で1988/11/30の0時の夜空を見たとき、アルデバランからのズレはnは関係ないので、xだけが関係ある。
このとき、xは左に30、右に30の範囲を取るため、アルキオーネは入らない。
アルキオーネを入れたいなら、n時x分の地点で、1988/11/29の23時の夜空を見なければならない。
これが可能なのは、パリのように「ほぼ数分しかズレていないのに60分の時差を設ける国」であるが、そのような不自然が成り立っているのは社会的な理由であって、天文的にはロンドンから見て8分のエリアに入れ、時差を設けないほうが自然。
つまりだ。アルキオーネが基準星として入ってくるように見えるのはパリのように「ほぼ数分しかズレていないのに60分の時差を設ける国」がある場合だけという結論になる。
そりゃパリの時差が妙でもまかり通っているのは社会的な理由があるからだ。天文的な理由ではない。国家の問題でそうしているだけだ。
ここ、重要。アトラスはアプリオリなんだから、ロンドンの子午線にこだわる必要はない。-49mもズレていたら、隣の子午線のエリアに含めて+11mの差と考えるだろう。わざわざ-49mとするのは、ロンドンにこだわっている証拠だ。
だがアトラス人から見てロンドンにこだわる必要はない。もちろんnの値では0にしたが、分のズレを見るときにはロンドンは関係ない。
どの子午線を使おうと構わないなら、-49mの場合は隣の子午線から見て+11mと数えるのが自然だ。
そりゃパリの時差が妙でもまかり通っているのは社会的な理由があるからだ。天文的な理由ではない。国家の問題でそうしているだけだ。
ここ、重要。アトラスはアプリオリなんだから、ロンドンの子午線にこだわる必要はない。-49mもズレていたら、隣の子午線のエリアに含めて+11mの差と考えるだろう。わざわざ-49mとするのは、ロンドンにこだわっている証拠だ。
だがアトラス人から見てロンドンにこだわる必要はない。もちろんnの値では0にしたが、分のズレを見るときにはロンドンは関係ない。
どの子午線を使おうと構わないなら、-49mの場合は隣の子午線から見て+11mと数えるのが自然だ。
以上から、分の差が60mの範囲というのは、ある子午線から見て左右に30mずつとなる。
今はn=0なのでロンドンの子午線から見る。そしてロンドンから左右に30mずつの範囲にはアルデバランしか恒星がない。
だからアトラスの本初子午線がこの範囲にあるとしたら、その中にある恒星はアルデバランのみ。
ではこれを基準点にしようというわけだ。
今はn=0なのでロンドンの子午線から見る。そしてロンドンから左右に30mずつの範囲にはアルデバランしか恒星がない。
だからアトラスの本初子午線がこの範囲にあるとしたら、その中にある恒星はアルデバランのみ。
ではこれを基準点にしようというわけだ。
アルキオーネは前日23時の世界なら基準星になれた。
「経度の違いがたった2°つまり8mなのに、なぜか3時間も時差を設ける」という国を想定すれば、子午線はさらに遠くの恒星に近付く。
だからってこれを以って11/30の0時にアルマクやミラクを基準としようなどとは誰も考えまい?
アルバザードの子午線がどこか分からないとき、0時に見た夜空の73mやら185mのズレがあり、そこにアルバザードの子午線があるとは誰も考えまい?167mとか言われると「あぁおかしい」と思うのだが、49mくらいならなんとなく騙されてしまうのが不思議だ。アルキオーネは基準になれない。
「経度の違いがたった2°つまり8mなのに、なぜか3時間も時差を設ける」という国を想定すれば、子午線はさらに遠くの恒星に近付く。
だからってこれを以って11/30の0時にアルマクやミラクを基準としようなどとは誰も考えまい?
アルバザードの子午線がどこか分からないとき、0時に見た夜空の73mやら185mのズレがあり、そこにアルバザードの子午線があるとは誰も考えまい?167mとか言われると「あぁおかしい」と思うのだが、49mくらいならなんとなく騙されてしまうのが不思議だ。アルキオーネは基準になれない。
アルキオーネが基準になりうるというなら、この理屈でアルマクやミラクだって基準になれるではないか!
8mしか離れてないのに時差を180mも設ければ、そりゃミラクだって基準になれる。
8mしか離れてないのに時差を180mも設ければ、そりゃミラクだって基準になれる。
もちろん社会的なことを言えば、そういう国も実在するかもしれない。
正確な時刻よりも国家としての時刻のほうが重要だからね。それにケチはつけない。
だがアトラスは地球の社会など知ったことではない。
49分離れたアルキオーネを「範囲内、範囲内」と呼ぶのは、いかにもロンドン視点で考えている。
そんなアルバザード人がいるもんか。
正確な時刻よりも国家としての時刻のほうが重要だからね。それにケチはつけない。
だがアトラスは地球の社会など知ったことではない。
49分離れたアルキオーネを「範囲内、範囲内」と呼ぶのは、いかにもロンドン視点で考えている。
そんなアルバザード人がいるもんか。
もしレインが地球にワープしたら、49分も離れているアルキオーネは右の子午線から見て11分と考えるだろう。
だがレインがロンドンびいきなら、49分離れていてもアルキオーネをロンドンから見て49分というだろう。
しかしレインがロンドンをひいきする理由はない。
だがレインがロンドンびいきなら、49分離れていてもアルキオーネをロンドンから見て49分というだろう。
しかしレインがロンドンをひいきする理由はない。
今知りたいのは、ロンドンで0時にアルデバランが正中しているとき、架空の国アルバザードではアルデバランから左右にどれだけブレているかの話だ。
分のズレだから、変域は60分。ということはアルデバランから見て左右に30分ずつのどこかにアルバザードの子午線があることになる。
右に40分ずれたら、それは右の子午線にとって左に20分になる。だがnは既に1でなく0で固定されているので、「右の子午線にとって」の部分は実行不可能。
それはアルバザードにおける29日の23時の世界になってしまう。
そう、もしアルキオーネを基準星としたいなら、23時に観測しなくてはならないわけだ。
分のズレだから、変域は60分。ということはアルデバランから見て左右に30分ずつのどこかにアルバザードの子午線があることになる。
右に40分ずれたら、それは右の子午線にとって左に20分になる。だがnは既に1でなく0で固定されているので、「右の子午線にとって」の部分は実行不可能。
それはアルバザードにおける29日の23時の世界になってしまう。
そう、もしアルキオーネを基準星としたいなら、23時に観測しなくてはならないわけだ。
・どうやってアシェットはイムル1588年の空を観察したのか
頭の痛い話はやめて、神話に戻る。
アシェットは1988年、イムル1588年のメルの生まれた夜空を元に星図を決めた。
だがこのときセレンは7歳で、まだ地球にいる。リディアは4歳で、サプリにいる。
明らかにおかしい。イムル1588年の夜空をアシェットはどうやって観察したのか。
アシェットは1988年、イムル1588年のメルの生まれた夜空を元に星図を決めた。
だがこのときセレンは7歳で、まだ地球にいる。リディアは4歳で、サプリにいる。
明らかにおかしい。イムル1588年の夜空をアシェットはどうやって観察したのか。
これはメルが時魔道士だからだ。
イムル1600年以降に星図を作る話が出た。
イムル1600年以降に星図を作る話が出た。
で、stella theaterみたいなシュミレータがこのときはないかもしれない。
リュウが作っていればあるが、作ってなければないだろう。
リュウが作っていればあるが、作ってなければないだろう。
そしたら時魔法で1588年に戻って観測するしかない。
アルバザードから見えない南天はパールのワープ魔法で南天に飛んで観測するしかない。
だが、神話的にはどちらもありえるので説明がつく。
アルバザードから見えない南天はパールのワープ魔法で南天に飛んで観測するしかない。
だが、神話的にはどちらもありえるので説明がつく。
さて、また天文に戻ろう。
アトラスの本初子午線は、メルの生まれた晩にアルバザードから空を見上げたときに恒星がちょうど南中したところである。
言い換えればアルバザードという国はメルが生まれた晩に恒星が南中する国である。そしてそれがアルデバランである。
なぜ恒星が南中する部分をアルバザードにしたかは上述のとおり。
アルバザードの細かい経度が決まっていないのと、メル暦がアトラスにとって特殊な日であることのアピールのため、せっかくだから最寄の恒星が南中する位置に建国しようとしたから。
もちろんアルバザードという国はアシェットより先にできていたわけだから、アルデバランが都合よく南中するのはご都合主義だ。
アトラスの本初子午線は、メルの生まれた晩にアルバザードから空を見上げたときに恒星がちょうど南中したところである。
言い換えればアルバザードという国はメルが生まれた晩に恒星が南中する国である。そしてそれがアルデバランである。
なぜ恒星が南中する部分をアルバザードにしたかは上述のとおり。
アルバザードの細かい経度が決まっていないのと、メル暦がアトラスにとって特殊な日であることのアピールのため、せっかくだから最寄の恒星が南中する位置に建国しようとしたから。
もちろんアルバザードという国はアシェットより先にできていたわけだから、アルデバランが都合よく南中するのはご都合主義だ。
だが、完全にご都合主義ともいえない。なぜか。
アルバザードはそこそこ広い国だ。
そしてこのときアシェットは星図の基準点となる星を決めようとしていた。
そこで、基準となる恒星が0時に南中する地点を本初子午線が通る地点にすればよい。
こうすればアシェットがアルバザード国より後に起こった団体であっても、ご都合主義でなくアルデバランを基準星にできる。
アルバザードはそこそこ広い国だ。
そしてこのときアシェットは星図の基準点となる星を決めようとしていた。
そこで、基準となる恒星が0時に南中する地点を本初子午線が通る地点にすればよい。
こうすればアシェットがアルバザード国より後に起こった団体であっても、ご都合主義でなくアルデバランを基準星にできる。
で、実際アルバザードのどの地点を本初子午線にしようかという話になった。
王都アルナを南中するというのはいかにもできすぎた話だ。
ここまでできすぎた設定を一度も使っていないので、せっかくだから今回はもっとアプリオリにしてみたい。
そこで、アルナは避けてみよう。かといってアルシアだカテージュだサプリだワッカだアシェルフィだと枚挙に暇がない。
王都アルナを南中するというのはいかにもできすぎた話だ。
ここまでできすぎた設定を一度も使っていないので、せっかくだから今回はもっとアプリオリにしてみたい。
そこで、アルナは避けてみよう。かといってアルシアだカテージュだサプリだワッカだアシェルフィだと枚挙に暇がない。
さて、どうしよう。
逆に候補がありすぎて決められなくなった。
ランダムに決めるわけにはいかないだろう。アプリオリという点ではランダムでもいいが、今度は逆に必然性を失って、神話としてつまらなくなる。
アプリオリだからといっていくらなんでもランダムはつまらない。候補がいっぱい出てきたので、これは流石に何かの理由を付けた方がよさそうだ。
逆に候補がありすぎて決められなくなった。
ランダムに決めるわけにはいかないだろう。アプリオリという点ではランダムでもいいが、今度は逆に必然性を失って、神話としてつまらなくなる。
アプリオリだからといっていくらなんでもランダムはつまらない。候補がいっぱい出てきたので、これは流石に何かの理由を付けた方がよさそうだ。
そこで、アシェルフィにしようと思う。理由はこれら。
1:アシェットの本拠地だから
2:アルナで観測したということはアルナ城で観測したことになるが、それは常識的に無理。城外ならアリだが
3:天文学についてこの時代で活躍したのは上記の流れから行くとアシェットで、担当はリュウ。となると本拠地アシェルフィで観測するのが妥当
4:地球との兼ね合いを考えると、ロンドンの経度がアルナだとすると、これまでの想像より西寄りになってしまう。アルナの印象はもっと東。そこでアルナの西にある都市のアシェルフィを観測地点にすれば、首都アルナ自体は少し東にずれられる。これは明石と東京のような関係。
5:そもそもアルナを通るのはできすぎて見えるw
2:アルナで観測したということはアルナ城で観測したことになるが、それは常識的に無理。城外ならアリだが
3:天文学についてこの時代で活躍したのは上記の流れから行くとアシェットで、担当はリュウ。となると本拠地アシェルフィで観測するのが妥当
4:地球との兼ね合いを考えると、ロンドンの経度がアルナだとすると、これまでの想像より西寄りになってしまう。アルナの印象はもっと東。そこでアルナの西にある都市のアシェルフィを観測地点にすれば、首都アルナ自体は少し東にずれられる。これは明石と東京のような関係。
5:そもそもアルナを通るのはできすぎて見えるw
というわけで、アトラスの本初子午線はアシェルフィを通ることに決まった。
1988/11/30、アトラスでいうメル0年リディアの月リディアの日(イムル1588年)の0時に、アルバザードのアシェルフィ(北緯46.0°、西経0°)に立って南を見たとき、60.8°の仰角で、アルデバランが南中している。
そしてアルデバランが星図の基準星となり、アルデバランを通る子午線が星図の境界線になる。
1988/11/30、アトラスでいうメル0年リディアの月リディアの日(イムル1588年)の0時に、アルバザードのアシェルフィ(北緯46.0°、西経0°)に立って南を見たとき、60.8°の仰角で、アルデバランが南中している。
そしてアルデバランが星図の基準星となり、アルデバランを通る子午線が星図の境界線になる。
なお、地球に投影すると、アシェルフィの経度が奇跡的に0°のズレで、緯度は赤緯46°になる。
従って、フランスのポワティエのやや南西がアシェルフィになる。
アルナはこの東だから、リモージュくらい。
従って、フランスのポワティエのやや南西がアシェルフィになる。
アルナはこの東だから、リモージュくらい。
アルナはアルディアのときにどれくらいの範囲があったんだろう。
街と街が地続きではないし、疎な土地だったから、ソエンの谷まで北に20〜40kmはありそうだ。
となるとソエンの谷はCHATEAUPONSACらへんのようだ。
http://maps.google.com/maps?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=RNWE,RNWE:2006-33,RNWE:ja&q=chateauponsac&um=1&sa=N&tab=wl
街と街が地続きではないし、疎な土地だったから、ソエンの谷まで北に20〜40kmはありそうだ。
となるとソエンの谷はCHATEAUPONSACらへんのようだ。
http://maps.google.com/maps?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=RNWE,RNWE:2006-33,RNWE:ja&q=chateauponsac&um=1&sa=N&tab=wl
で、どんなところなのかとウィキ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ch%C3%A2teauponsac
http://en.wikipedia.org/wiki/Ch%C3%A2teauponsac
うぉう!人口2000人!?
無理!絶対旅行できない!向こうでレンタカーして右車線を走るしかない。き、きつ……。
無理!絶対旅行できない!向こうでレンタカーして右車線を走るしかない。き、きつ……。
ソエンでクリスに会い、そこを越えたザミアでギルに会う。ザミア森林もこのあたりか。
また、セレンとリディアが神話で出会ったのはサプリだが、神話ではサプリから歩いて東のアシェルフィの学校に行っている。
せいぜい5km〜10kmしか離れていないだろうから、サプリの位置も大体分かる。
せいぜい5km〜10kmしか離れていないだろうから、サプリの位置も大体分かる。
僕の感覚だとアルシアはアルナの北西で、フランスのルマンのあたり。
このあたりは陸半球の中心で本初子午線も通るため、アルシアは何気に本初子午線と陸半球の中心の交点にあったりする。
このあたりは陸半球の中心で本初子午線も通るため、アルシアは何気に本初子午線と陸半球の中心の交点にあったりする。
ケートイアのアデュはどこだろう。アルシアは北西に行くが、アデュは北だ。
高さはアルシアくらいか、それより高いところだろう。となるとパリくらいか。
高さはアルシアくらいか、それより高いところだろう。となるとパリくらいか。
アデュを越えてケートがロンドンくらい。ユーロスターでいけるね。
実際にはロンドンの東かな?
実際にはロンドンの東かな?
そこを越えるとヒュートか。ダブリンくらいの緯度だろうか。
そこを越えてイネアート。なるほど、ちゃんとノルウェー程度の緯度だわ、確かに。リディア、孔明すぎるw
そこを越えてイネアート。なるほど、ちゃんとノルウェー程度の緯度だわ、確かに。リディア、孔明すぎるw
で、そこを越えるとセルヴァートの緯度。ラップランドくらいの高さかな?
神さま、逢瀬の場所寒すぎですw ある意味がんばって熱を出してくださいw
神さま、逢瀬の場所寒すぎですw ある意味がんばって熱を出してくださいw
さて、アルデバランが基準となると、erin列はアルデバランを含む子午線の東側40°までの区間となる。オリオン座の方向だ。
erin列は赤緯-60から始まる。アトラスの本初子午線と赤緯-60の交点は「かじき」の星座線中腹にある。
この交点から緯度は14°、経度は40°の範囲を取る。アルカは基本的に横長の星座だ。
erin列は赤緯-60から始まる。アトラスの本初子午線と赤緯-60の交点は「かじき」の星座線中腹にある。
この交点から緯度は14°、経度は40°の範囲を取る。アルカは基本的に横長の星座だ。
するとカノープスを含んだエリアになる。ここが第10天のfianse座になる。
すなわちカノープスはfianse座に含まれる。
缶詰のパイナップルのわっかのようなものを考えると、fianse座はその一部となる。
そのわっかの残りの部分にはほかのalsiaのfaifa列が入る。
そのわっかのひとつ外側の大きいわっかには、alsiaのparna列が入る。
このようにしていけば、星座はすべて求められる。
すなわちカノープスはfianse座に含まれる。
缶詰のパイナップルのわっかのようなものを考えると、fianse座はその一部となる。
そのわっかの残りの部分にはほかのalsiaのfaifa列が入る。
そのわっかのひとつ外側の大きいわっかには、alsiaのparna列が入る。
このようにしていけば、星座はすべて求められる。
fianse座の範囲を添付しておく。
カノープスが含まれている。
青く囲ったところがfianse座。
カノープスが含まれている。
青く囲ったところがfianse座。