・幸せについて本気だして考えてみた

リディアの書がヲチブログ化しているようす。
俺は紫苑がいる静ほど幸せじゃないし、紫苑のいない静ほど不幸でもない。
モデルではあるけど、ちょっと事情が違うんだな。このあたりの事情は小説本編には載せられないのでここで裏設定として。

静が求めているのは人生の意味だ。これは俺自身よく考えるが、法則がある。決まって鬱で人生うまくいってないときにしか考えないんだ。
不幸なときに人生の意味を求めるってことはさ、別に人生の意味自体はそうでもいいんだ。不幸だけど生きなきゃいけないとき、不幸を我慢するための理由を探してるんだ。

俺にとっての人生の意味は異世界で英雄になること。医者とか弁護士じゃない。んなもんムリに決まってるだろ？
だから最近はレベルをさげて円満な家庭くらいに思ってる。

でもさ、結局円満な家庭築いても「この子がいなきゃ独身貴族で遊べるのに」とか、つらいときには絶対思うんだよな。
仮に異世界の英雄になったとしても同じだ。アルディアのセレンになったら、30過ぎた時点で「自分のこの安定した生活はなんだろう。刺激が少ない。平和な時代に英雄なんていらない。俺はもうこの世界にとって要らないんじゃないか」とか思う。
かといって死ぬまで現役の英雄になるなんて大変すぎる。ジジイになっても戦闘に狩りだされるなんて。「いつになったら平和になるんだろう。60年も世界を救えない俺はほんとに英雄なのか」って思い、人生の意味を問う。

つまりさ、仮に異世界の英雄になっても、俺みたいな悲観的な人間は絶対人生の意味を問うんだよ。原因は鬱と悲観。
実際には俺はぜんぜん悲観にくれることのない環境で生きている。だったらそれを甘受すればいいわけさ。
人生の意味なんてどうでもいいわけ。英雄になったって満たせないなら、結局何やってもムリってこと。人生の意味なんてドラゴンボールがあっても充足しない。

むしろ問題は人生の意味を発生させる不幸なんだよ。不幸を消せば人生の意味なんて問わなくなる。
実際、意味なんて高校で初めて問うた。しかも冬の数日だけ。大学だってほとんど考えない。
04年の入院と離婚してから考えるようになっただけだ。

人生の意味って充足できないけど、幸せは面白いくらいに充足できるんだよ。
幸せって意味と違って脳内ホルモンに左右されている。幸せに感じるホルモンが出れば、人間は幸せだと認知する。すごく簡単だ。
Ａさんは絵を描いてホルモンのスイッチが入るかもしれない。Ｂさんはスポーツかもしれない。Ｃさんはセックスかもしれないね。スイッチは何でもいいけど、快楽ホルモンが出ているのは共通。
結局人間はいかに快楽ホルモンを出し、いかに不快ホルモンから逃げるかという2点のために生きているわけだ。

そこでこういうまとめだ。
１：人生の意味はドラゴンボールがあっても充足しない。鬱と悲観が問題。
２：その「問題」は不幸により引き起こされる。
３：不幸は幸せでかき消せる。
４：幸せは脳内ホルモンが司る。
５：そのホルモンを分泌させよう。

はい、逆算しようか。
つまり、「俺の人生って何なんだ。俺は何のために生きているんだ」と思い悩んだら、誰もが人生の意味を模索する。しかしそれは誤り。
正解はまったく別のことを思考する点にある。それは現在の幸せを求めること。自分にとって快楽なことを追う。

っていっても具体的じゃない。静や紫苑はどうしているのか。俺はどうしているのか。
例えば俺の場合、高校のころ、自然とこの快楽習慣が根ざされていた。
それは「笑う、長電話、音楽、歩く、筋トレ、絵を描く、人工言語、空想」だった。これをやっていたおかげで多幸感があった。

気付いたら04年以降、減ってしまった。そりゃあ不幸にもなるわな。
特に空想は凄い。俺はファンタジー好きで小説を書いてるんだけど、大人になってからは「馬鹿馬鹿しい」として頭の中で空想をしなくなってしまった。
思えばあれからだよな、だんだん鬱になっていったのは。

今は小説やアルカにかこつけて空想をしている。アルカを芸術志向にしたのは、自分にとって意味がある。
電車の中で臆面もなく漫画を描いているのも、昔なら恥ずかしかったが、今はそんなこと言ってられない。脳がリラックスするなら、それが一番なのだ。
電話はしなくなったが、ネット上の友人と話すのは楽しい。

しかし、楽しいと思うことが人生の意味問題を解決してくれるとは、思考思考を繰り返していってようやく気付いたことだ。
俺は頭でばっか考えてしまうから、こうやって理屈を立てないと理解できない。逆に理解できれば少し楽になる。

あと、プライドは捨てるべきだろうなぁ。
蛍に対して勝たなきゃいけないって思って頑張ってるのをそろそろ止めようと思う。
そもそもさ、女が別れた男のことなんか気にするはずないんだよ。ガキのことで頭いっぱいだろうし。俺が金持ちになろうが死のうが知ったこっちゃないだろうからな。
あんなに好きだとか言ってきたくせに、女ってのはひどいもんだな。

まぁ、リディアの書はこの幸せと人生の意味がテーマだ。
で、そのテーマの裏にはこんなエピソードがあるわけですよという話。

・シェルト

niasさんによるシェルトができました(ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
http://www9.atwiki.jp/hrain/pages/32.html

凄いもんです。前は掲示板で手入力していたのに、機械が相手してくれるなんて。
ファミコンの将棋にも勝てない僕にはちょうどいいレベルです（笑

niasさん、お疲れ様です。
ぜひパワーアップしてくださいｗ