・双子の数の習得

xia558

メルが子供に数を教えている。早期教育だ。彼女自身、数学の天才なので、予想はしていた。
機会を見つけては物の数を教えるという作業だ。それ自体は単純だ。

558日だとまだ子供は数を覚えない。しかし、ひたすら教え続ければ単純な丸暗記で対応できるようだ。
恐らく数という概念ではなく、その物質の名前として覚えているのではないか。

12ヶ月くらいから始め、娘はようやくここ数日になって1と2だけ理解したようだ。
どうも1は確実に1と認識しているようだ。ただ、2以上の数はすべて認識できていないようで、2と答えるか、意味不明な言葉を返している。

メル曰く、0が理解できないとのこと。
最初からボールを2個並べておくと2個あると認識できる。それをひとつ引くと1と認識できた。ここまではいい。
だが、0にすると分からない。面白いことに、メルがこの時点で何度0と言っても、ないことが0だということを理解できていない。
2を1にしても理解できるのに、1を0にすると理解できない。

メルは「どうも0がuという音なのが問題ではないか」と言ってきた。
「多分、私のかけ声かなんかだと思ってるのよ」と言っていた。そんなことあるんだろうか。
試しにuという8年続いた単語を変えてみるか?子供がそれで覚えれば、メルの意見が正しかったことになる。

ちなみに、息子は頭が悪いのか、いくら教えても無駄なようだ。
そもそも何のことだか分かっていないようだ。
少なくとも彼にとってはかけ声説は当たっているようで、メルがuというと、「うーっ!」と言って楽しそうにする。確かに、かけ声……だな。

・soa,yua

クミールと先日久々に話したので、ソーンのアルカとのすりあわせを行った。
変更点は指示詞として使う際のsoa,yuaが前置されるようになったとのこと。
これはKakisさんも指摘していたので、セレンも目を付けていた。素直に受け入れようと思う。