・好きな漢字と笑い

――のリストを高校のころ作ったことがある。

一位は「幻」。

今は「楽」。
今は苦しみから逃げて「ラク」になりたい。
そして鬱から逃げるために「タノシク」なりたい。

幻なんて言ってられたのは、体が健康で未来がある10代のうち。
あぁ……待てよ、時代の影響もあるかもしれない。
世界恐慌前夜な世の中だから、余計にそう思うのかもしれない。
冷静に考えれば、27なんて明るくなれば青天井だろ？

お笑いブームがずっと続いてるのも、世の中が暗いからだと思う。
ニコ動にニコニコなんて名前をあえてつけるのも、同じかもしれない。
リア充ほど見なそうだし。

笑いがほしい。
子供のころから、笑いが絶えると自律神経が乱れてロクなことがない。
何か笑えるものはないか……。

常に自分は精神安定のために、面白い人の近くにいた。
小中学のときは西海で、3年でヴァールに会って、ヴァールと別れた後は藤堂に会って。
思えばあの3人がいたから、笑いは常に絶えなかった。

今、誰もいなくなっちゃたな。藤堂は結婚しちゃったし。
伊集院光のラジオとか、島田伸介とか、ああいう感じのが好きなんだけどなぁ。
ネットだと一番笑いを提供してくれるのは徒然草かな。毒舌がｲｲ。

04年頃から笑いが減ったなぁ。
ん？……不安発作って04年からだったよな。
もしかして笑いが少ないことのストレスによるものなのではないか。

24まで不安なんかになったことなかったのに……たとえ入院しても笑ってたのに。
待てよ……PCやアルカや蛍のせいじゃなく、単に笑いが足りないことが原因なのでは。

今日が楽しくないから、死ぬ時のことを怖がるんじゃないか。
つまり、今日はつまらなかったがそれでも70歳のときよりは体が動く。つまり明日は今日より酷い。
――そう考えるから、暗くなるのではないか。
明るくなるためには、今日が楽しくて、明日もまぁ楽しいだろうという期待を持ったときなのではないか。

……うーん。ちょっと仕事に戻るけど、これが答えなのかも。