・ようやく理解

母体と主基が同じものと思っていた。
置換基>母体>主基でIUPACは並んでいるらしい。

それはまずい。アルカは右側決定だから、母体が右に来るべきだ。
基>母体だと、メタノールはritfaanになる。炭化水素が母体なので。

しかしメチルエチルケトンはどうなる?
もし母体がメタンだとして、エチル基+カルボニル基+メタン(母体)というのはおかしいだろう。
だってあれは最終的に見てメタンの一種ではないから。最終的に見たらあれはケトン種の1つだろう?
ならば、メチルエチルケトンが良い。ケトンが右に来るのが良い。

しかし、それなら母体のメタンが右に来なくていいのか?
と考えたところで、メチルエチルケトンは基官能だと気付いた。
メタノールは置換だ。置換は「基>母体」で命名すればいい。
だが基官能は「基>母体」ではなく、「基>種名」だ。ならば、ケトンが右に来てもおかしくない。

というわけで、メチルエチルケトンでOKだ。
ってことはだ、メタノールも基官能だと「メチル基+アルコール種」という命名になる。
アルカだと「faan基+rit種」ということになる。つまりfaanritだ。

ritfaan(置換。メタノール)
faanrit(基官能。メチルアルコール)

――ということになる。順序ひっくり返すだけで両者を区別できる。

――と風呂で考えたときに、「つか、これ昨日niasさんが言ってたような……」と思いだした。
なるほど、ようやく彼の言っていたことが分かった。と同時にちょっとぞくっとした。
俺が一日かけて考えたら、もう彼が考えてたとか、釈迦の手ですか。

置換と基官能はこれで行けそうだ。
今日の辞書に載せた化合物の形態素の順序を少し修正すればOKかな。
そしたら後は蟻酸だなんだ慣用名系を足して、あとは糖類に進めそうだ。
最後に有機終えて平衡とかを少し足したら化学は終了。次は物理かな。