ジュゲムの落語は皆知っていると思うが、あの落語が教えてくれるのは、長すぎる名前は名前としての機能を持たないということだ。
化合物もあまり長すぎると単なる分類になってしまうのではないか。

2Dな構造式を無理に1Dの文字に置き換えているから、あんなに長くなるのだ。
2Dで書けばo-,m-,p-はもちろん要らなくなるし、全体的にもっと短く書ける。

だから、正確な記述は構造式に任せ、名前はあえて短くしたほうがいいのではないかな。
それで多少指すものが曖昧になっても。

例えばIUPACでは塩酸は塩化水素酸というが、これは塩酸で良いのではないか。
「塩味の酸」という穿った解釈をする人はないだろう。
こういうように、少し短くしたほうが良いのではないか。
もちろん今の化学について言っているのではない。自分で言語を作るときの話として。