ひとつひとつの分野を完成させていくやり方と、少しずつ全体的に作るやり方があるが、後者を推奨する。
後者の利点は以下のとおり。
後者の利点は以下のとおり。
1:どの分野も周辺分野と関わっているため。
[生物]としての鼻腔がないと[医療]の鼻腔炎は作れない。
だが、副鼻腔炎という病気がないと、逆に[生物]としての副鼻腔などという部位には気付かない。ふつうに生きている分には副鼻腔の存在など気付かない。
こうしていくと、[生物]だけ作りきって[医療]を作るわけにはいかないし、その逆も不可能。
[生物]としての鼻腔がないと[医療]の鼻腔炎は作れない。
だが、副鼻腔炎という病気がないと、逆に[生物]としての副鼻腔などという部位には気付かない。ふつうに生きている分には副鼻腔の存在など気付かない。
こうしていくと、[生物]だけ作りきって[医療]を作るわけにはいかないし、その逆も不可能。
2:ユーザーの命名方針をまとめるため。
もし3年かかって[化学]の用語だけを数万登録したとしよう。この間にもアシェットの活動は進む。
当然、さまざまな分野の語彙が少しずつ必要になる。
もし他の分野は何も作っていない場合、ユーザーは思い思いの命名法で名づける。ユーザーは複数いるので、命名方針が乱立する。
電算はその失敗例だ。ワークステーションは軍隊で喩えられているのに、端末は動物の身体に喩えられている。これは覚えづらい。
各分野の代表的な単語を100語でも作っておけば、命名方針は自ずと伝わる。残る語が数千あろうとも、最初の100語の類推で命名できる。
もし3年かかって[化学]の用語だけを数万登録したとしよう。この間にもアシェットの活動は進む。
当然、さまざまな分野の語彙が少しずつ必要になる。
もし他の分野は何も作っていない場合、ユーザーは思い思いの命名法で名づける。ユーザーは複数いるので、命名方針が乱立する。
電算はその失敗例だ。ワークステーションは軍隊で喩えられているのに、端末は動物の身体に喩えられている。これは覚えづらい。
各分野の代表的な単語を100語でも作っておけば、命名方針は自ずと伝わる。残る語が数千あろうとも、最初の100語の類推で命名できる。
3:やる気の保持
ひとつの分野に3年かかっていては、達成感がない。
全部の分野をちょっとずつやっていけば、小目標を何度も達成できるので、作る側のやる気が保持できる。
ひとつの分野に3年かかっていては、達成感がない。
全部の分野をちょっとずつやっていけば、小目標を何度も達成できるので、作る側のやる気が保持できる。
アルカの場合、今回の専門用語作成は2周目だ。前回は中期制アルカで行った。
今回の目的は「新生対応」と「命名方針固定のための体系作り」にある。
人工言語の辞典として作るなら、各分野100程度もあればいいはずだ。
「用語拡充」は3周目の目標。家にある小学館の『大図典』をソース候補にしているが、膨大すぎて扱いづらい。
今回の目的は「新生対応」と「命名方針固定のための体系作り」にある。
人工言語の辞典として作るなら、各分野100程度もあればいいはずだ。
「用語拡充」は3周目の目標。家にある小学館の『大図典』をソース候補にしているが、膨大すぎて扱いづらい。