アトラスではアルバザード方言が標準とされる。また、アルバザードでもアルナ方言が正式とされる。
アルナ人はプライドが高く、方言を馬鹿にしている。が、表向きには方言を笑うのは下品とされるため、自重される。

クミール=メテはメティオ人だが、アルバザードのカンタルで育った。
クミールは伝統の国ルティアの文化に傾倒しており、ルティア調のユンク語を好んだ。

一方ルティアの姫であるリディアはアルダとサプリで育ち、ルティアにはあまり興味を示さなかった。
よってクミールの言葉はルティアの特徴を持ち、リディアの言葉はアルバザードの特徴を持つ。

アルディアで新生が広まっても、特に音については完全な一致が見られず、方言として特徴が残った。
例えばルティアの特徴は古だろうが新生だろうが残り続けた。
ミロクがアルカ遵守法を作っても、音声的な特徴は残り続けた。