・カリグラフィー

カリグラフィーに興味を持って、ペンを買ってきた。
興味を持ったきっかけは2つ。1つはKakisさんがdebonとhailenを比べたときのこと。debonのほうがずっと見栄えがいいので、「ぜひあれをアルカにも」と憧れたという話。
もう1つはniasさんの絵。カリグラフィーペンで書いてあって、やはりhailenより綺麗だった。

ペンは古風で雰囲気があって、アンティークとしても良い感じだ。
ただ、ペインターのカリグラフィーペンと変わらないので、ペインターがあれば別に必要ないかも。逆に言えば、ペインターはよくできてる。

どうやらKakisさんが引き合いに出したdebonというのは、カッパープレートという書体で、カリグラフィーペンで書けるものではないそうだ。専用のペンが必要。
そして書くのがすごく難しいんだとさ。アルカに取り入れるなら、まずこのペンを練習しなきゃだねー。

そしたら文字を手書きして、それをスキャナで読んでフォントを作るか。
しかしTTEDITはカーニング機能がないので、どうしたものかな……。

・arte,arde,arxa,seltの用語を整理

ややこしいので、arde,arxaを消した。

arte:最初の神
teems:ユーマによって生まれた悪魔の母
ert:エルトの一族
saar:サールの一族
selt:エルトとサールの一族のまとめた呼称(和平前も和平後も変わらず)

アルディア以降↓

arte:アルディアでユーマから分離した善の神
teems:アルディアでユーマから分離した悪の神

最初のarteはfialまでしか存在しないし、最初のteemsはアルディアで死ぬので、同じ語形でも大丈夫。
区別したければlamなどをつければいい。

・ユーマの「その後」を設定

今まであやふやだったので。haizenもついでに。

yuuma
ユーマ サールとエルトの娘

[文化]
サールとエルトの娘。人類の祖先。
<誕生>
 エルトとサールは子を設けないことを約束していたが、63938964回目の逢瀬の際、サールはエルトの子を欲し、欲に駆られてエルトを騙し、懐妊する。生まれたのは娘のユーマ。しかしこれに腹を立てたエルトはサールを捨てる。嘆いたサールはセルアの大穴にユーマを捨て、自身もそこに身を投げて死ぬ。そうと知ったエルトは後悔して嘆き、高い塔を建て、その頂上で死ぬ。
 一方、捨てられたユーマは死ぬことはなく、成長して神々と契り、子を設けていく。そしてその子同士が契りあい、更なる子孫を設けていった。これをユーマの一族という。

<アルテム>
 サールに捨てられたユーマはしかし死ぬことはなかった。少女の姿に成長したユーマはあるときヴァルゾンに見初められ、娶られる。
 ところがユーマはヴァルゾンとの性交を拒み、ヴァルゾンに犯された。そのときユーマの体内から赤々としたルビーが出てきた。ルビーは鳥籠にいたムササビにぶつかると、融合してオルトというサールになった。ユーマはヴァルゾンの元を逃げたが、森でヴァルゾンの追手に襲われることを恐れた。ユーマはオルトに助けを請ったがオルトは無力であった。しかし、嘆くユーマを見ていたカルザスはユーマを憐れに思い、目の前に現われた。そしてユーマが流した涙で濡れた泥を膨らませて捏ねた。日が暮れて夜になると同時に泥はハイエナになった。オルトはハイエナに入り込むと、追手を退治しつつ、無事ユーマを家まで連れ帰った。
 オルトはユーマがヴァルゾンと契った以上、ユーマはヴァルゾンの妻であるから帰らねばならないと主張した。だがユーマは拒んだ。するとオルトはユーマに罰を与えて去った。それからユーマは子を産む準備をする際に体内から血を排泄するという苦しみを定期的に被るようになった。ユーマは苦しんで倒れたが、四日後には楽になった。ユーマは四日目の朝、太陽に向かって自分はヴァルゾンの妻になる義務はないといった。それを聞いた太陽と秩序を司るクレーヴェルや約束を司るハインは怒った。クレーヴェルとフェンゼルの子ハインはユーマに結婚する約束を守ることを命じたが、ユーマは従わなかった。
 それから月日が流れ、ユーマはますます美しい少女に育っていった。姿は18歳くらいの少女のようで、知能もより高くなっていた。ある晩ユーマが魔力を高めるために月光浴をしていたとき、上弦の月を司るエルトのドゥルガがユーマを誘い、契る。ユーマは懐妊し、湖を支配するエルトのアルドゥという息子を産んだ。それからユーマはドゥルガと幸せに暮らした。しかし上弦の月が照る夜はドゥルガは外に出て月を管理しなければならず、家にいることができなかった。
 ユーマはドゥルガがいない夜は心細くて泣きはらして過ごした。その様子を見ていたのが下弦の月を支配するサールのヴィーネである。ヴィーネは求愛をしたが、ユーマが受け入れないのでユーマを攫って犯した。次の朝になるとヴィーネは太陽に向かってユーマを私の妻とすると宣言した。すかさずユーマは異議を申し立てをした。だが、クレーヴェルはユーマが以前自分の命令を聞かなかったのでユーマを恨んでいた。クレーヴェルはユーマの申し立てを却下し、ヴィーネを第二の夫とした。
 一方、上弦の月が沈むとドゥルガはユーマが攫われたのを知り、怒って探し始めた。ドゥルガの怒りを耳にしたヴィーネは争うのは面倒だと思い、ユーマにどちらを夫とするか決めさせた。ユーマは既に懐妊していた。ユーマはその子を産むことをヴィーネに約束し、その代わりにドゥルガの元へ返してもらうように頼み、ヴィーネはこれを受け入れた。ユーマはヴィーネの元を去ったが、すぐにドゥルガの元へは帰らなかった。ヴィーネの子を宿った自分を決してドゥルガは許さないと思ったからである。ユーマは森の中でひっそりと子が生まれるのを待った。
 やがて娘が生まれるとその子にエスタと名付けた。エスタは蛍を司るサールである。しかしエスタを連れてドゥルガの元に帰るわけにはいかない。ユーマはエスタを捨てると、ドゥルガの待つ家に帰った。しかしそこにドゥルガはおらず、息子のアルドゥもいなかった。きっと自分を探しに行ったのだろうと思い、ユーマは彼らを待つことにした。だが、彼らが帰ってくることはなかった。

<テームスとの融合>
一方、悪魔アルマはユーマの持つ潜在能力がテームスの能力に等しいと考え、脅威に感じていた。放っておいて力が覚醒してしまったら、世界の歪みであるテームスを滅ぼされかねない。
そこでアルマはユーマの小屋に行き、覚醒前にユーマを攫い、テームスの中に閉じ込めた。こうしてアルディアまでユーマはテームスの中で眠ることになる。

<アルディア>
アシェットがテームスと最終決戦をした際、ユーマは眠りから醒め、テームスを中から攻撃した。
テームスを殺したとき、アシェット軍は宇宙を揺るがすほどのダメージをテームスに与えた。それを作用とすると、当然テームスが死んだときには反作用が起こる。その反作用による爆発は太陽系を破壊するのはもちろんのこと、宇宙を歪ませるほどのものであった。
ユーマは自分の子孫を守ろうと、反動をすべて自らの体で受け止めた。テームスはユーマの中で死に、ふたつのセレスは融合した。

<アルテとテームス>
テームスは本来ユーマが生まれたことで歪んだ世界の均衡を整えていた存在だったため、均衡が崩れてふたたび世界の歪みが起ころうとした。歪んだ世界にアルデルからおびただしい量のヴィードが流れ込み、この融合したセレスに集まった。このままではフィアル期のアルテのように暴発してしまう。しかも今度はヴィードの流れ込みが速すぎる。これは極めて危険である。
そう判断したユーマはアトワーユにセレスティアを斬るよう頼み、アトワーユはふたつのセレスを分断した。ちょうどエルト神とサール神が分離したように、ユーマとテームスは分かれ、互いにプラスとマイナスの相克する力を持って分離した。
この時点でユーマはかつて存在したアルテ神の名を取り、悪魔の神テームスと対立するようになった。アルティス教における最高神のアルテとはこの「ユーマアルテ」のことであり、原始の神アルテとは異なる。
ユーマアルテはユーマからできた神であるため、神であると同時にユーマの一族の母でもある。従って原始の神アルテと異なり、人類を慈しみ、守る存在である。それゆえ唯一神であり、またセルトとも異なる存在である。
一方、テームスはアルディアで一度死んだテームスのセレスを持って新生した悪魔の神であり、引き続き悪魔族の母となった。

<少女ハイゼン>
アトワーユが大鎌でふたりを分離した際、両者の融合の境目から一人の少女が生まれた。少女はユーマの一族でも悪魔属でもない。少女は母ユーマの美しさと知性を、母テームスの厳しさを受け継ぎ、規定者となった。少女はユーマのような黒髪の長髪の幼い少女の姿をしているものの、性格はユーマのようではなく、むしろ厳格である。
生まれた彼女の存在に初めて気付いたのはアシェットのミルフで、自分の娘の名を取って少女にhaizenと名を付けた。ハイゼンはその後アルティルでアルティス教ができると、異端者への裁きを行う神として崇められるようになった。