1:電子ペーパーを普及させる
2:本をネット経由で電子データとして販売→変動費がかからないので印刷代が要らない→安く販売でき、僻地の県にも売れる
3:有料だと海賊版が横行するので、無料にする。DL数に応じて税金から版元に金が入る
4:源泉として、本税を施行する。読んで文人になるほどお得な制度→こうして日本人の活字離は防がれ、先進国の地位を保つのであった。

問題
A:本を読まない人は損をする→人類の知性の源である本を読まない人間のことを考える必要があるだろうか?子供がいない人だって教科書代を税金から出してるんだから公共の福祉を優先すべき。払い損したくない人は読んで知識をつければ本人のためにもなる。
B:印刷屋がつぶれ、本屋が傾く→ご愁傷様です。
C:どうせ税金取られるからと、漫画ばかり読まれそう→漫画のみ電子データ禁止にすればよい。印刷屋と本屋は小さく存続。


追記

本税は無理かもしれない。
出版的な見地だと可能なのだが、出版外の見地も加えると難しい。

例えば創価学会の人間が創価の本を死ぬほどDLしたら、税金から創価学会にむちゃくちゃ金が流れてしまう。
仏教でもキリスト教でも同じ。人海戦術で運営資金を本税から捻出されてしまう。
創価の関係者からのDLを無効化するには創価の関係者か調べる必要があるが、1DLごとに調べられない。

あれこれと考えてみたが、税金で予め財源をプールするのは難しいのではないか。
とはいえ、電子ペーパーと電子書籍が普及することは惜しくて捨てきれない。
大型書店のない地方の人間もたくさんの本が読めるようになるし、変動費分が安くなるので安く買える。

しかもすべての本を4色にして見やすくすることができる。
4Cにしても1円もかからないというのがどれだけ凄い話かというのは想像にかたくない。
ネコパプリッシングの辞典が安く手に入ったら嬉しいし、言語学大辞典も安価で手に入る。特に学問系にはメリットが大きい。

いずれにせよ、活字離れを食い止めるのに低価格化は重要なファクターであるから、なんとも惜しい話だ。