・教材の嘘

出版界の罪だと思うのですが、教材には嘘があります。
教材はダイエットと同じだと考えてください。

りんごダイエットとか蒟蒻ダイエットとか色々あるけど、痩せるには食べないで運動するしかありません。
食べても痩せるとか、似非科学のデータを持ってきて、さも正しいように言ってますが、痩せません。
でもダイエット法が後を絶たないのは、「楽して痩せようとするデブ」がいるからです。
そこに付け込まれて金を払わされています。

教材も同じです。
英語ができたいなら、留学し、引きこもらずネイティブと話しまくるしかない。
読み書きなら日本でもできますが、その場合も楽な方法はありません。
「単語は手で書いて覚えろ。横着するな」「例文をひたすらディクテーションしろ」「写経せい」これしかありません。

しかしそれでは教材メーカーは潰れるので、あれこれユーザーを騙して、ダイエット法のごとくブームを作ろうとします。
ここ数年流行ってる多読も同じ。あらゆるブームはメーカーが食うための仕掛けにすぎない。

Kakisさんが多読に魅入られてるので、老婆心ながら。
多読……ねぇ。あれはあまりお勧めせんです。
「だらだら読みになってしまう」、「読んだ気になっただけ」「分からないところを優先的に飛ばし読みしがちで、いつまで経っても読めるようにならない」
などが欠点。
難しい文に限って人はすっ飛ばすので、同じような文が別の本に出てきても、また読めないだけ。
単語の意味も間違ったまま覚えたりしますしね。

メーカーとして言えるのは、「多読はきちんと語彙学習をして、文法も理解した上で、精読力を身につけたレベルの人間でないと、効果は期待できない」ということです。
と言ったら商売成り立たないのでメーカー側は似非理論武装をするものですが、namt deman!

それと、英語はできて損にはならないので、やる気なら応援しますよ。教材とか。他社の推薦するけどw