松本克己『世界言語への視座』p298より引用

動詞にも名詞にも役柄に関する標識を全面的に欠き、もっぱらSVOという語順に役柄標示の任務をゆだねるという方式がある。
ピジン・クレオールと呼ばれるほとんどの言語がこのタイプに属している。

――とある。
古アルカはこのタイプであった。
オリジナルの語彙や文法を獲得する前に、各メンバーの母語によるちゃんぽん化があったことを示唆する。
そのちゃんぽん化が前期古アルカという形になり、クレオール様人工言語となった。