yuliel
ユリエール
20:ridia:yula/mileel(燈の羽)ゆらゆらと動く燈や舞う羽のような動きであることから。
[アクセント]yuliel':mileelだとeeの部分にアクセントが来る。語根を活かしたかった。
[文化]
武道から生まれた呼吸法のひとつ。メル19年秋、セレンが仕事で腰を壊した。腰痛は長期に渡り、様々な治療を試みたが改善しなかった。リディアは腰痛の原因がパソコンのやりすぎだと指摘し、できるだけセレンをアルカの作業や仕事から引き離そうと試みた。同時にリディアはセレンの腰を無理なく強化するために、格闘技ユベールを元にした呼吸法の開発に着手した。格闘技は動きが急すぎて腰痛を悪化させるため、リディアはセレンがユベールを行うことや、後にセレンが始めた少林寺拳法に対して懐疑的である。半年経ってもセレンの腰は治らず、一方メル20年の初夏にリディアの着手していた呼吸法は完成を見せた。リディアはこれにyulielと名付け、セレンに教えた。
ユリエールは瞑想ルヴァンの呼吸と格闘技ユベールの中間的な存在で、動く瞑想とも流水のような格闘技とも表現することができる。地球でいうなら太極拳や能に近い動きである。
体が固く呼吸の浅いセレン用にどう深い呼吸をさせるか考えたリディアは、ユリエールの動きに発声を入れた。緊張しやすく運動中に無呼吸になりやすいセレンでも自然と呼吸ができるよう、ユリエールでは常に動きの間に言葉を発声するようになっている。この言葉は呪文であり、意味を持った文になっている。無論アルカである。呪文はシュワーの使用率が高く、常に開音節のCVを取る。lantならばla nq tqと区切る。響きの弱いシュワーが増えるため、オペラよりも能に近い。
ユリエールは第一教〜四教で構成される。
●第一教
いわゆるストレッチに当たるもの。通常のストレッチと変わらないが、大腰筋などの深層筋を伸ばすことに意識を置いている。言葉は出さないが、mmというハミングとともに筋肉を伸ばす点が特徴的。
●第二教
徒手による呼吸法。ユベールの型をスローモーションにしたような動きで構成される。
●第三教
扇子を使った呼吸法。元々存在しなかった教だが、第四教で使う長い木の杖が重いため、わたりとして編み出された。実際ユリエールの動きをするとただ動くだけでもものすごく筋肉を使う。杖を剣道のように振るのはたやすいが、ユリエールのゆったりとした動きでやると非常に負荷が大きい。そこで編み出されたのが軽くて優雅な動きのできる扇子を持ったこの教である。
●第四教
杖を使った呼吸法。杖を振りながら舞うように動く。剣術よりも杖術の得意なリディアならではといえる。またアルディアでもリディアの装備は杖なので、文化的にも矛盾なく好ましい。
これを上から順に行うが、できれば四教が終わった時点で一教をもう一度行うとクールダウンになって筋肉に良い。
アルディアではセレンが戦闘で腰を痛め、リディアが開発した。以降健康法として生き続け、アレイユでは健康オタクのミロクによって奨励され、非常にメジャーになっている。
なお、腰痛があるときにはやってはいけない。悪化する。腰痛が慢性化して微かに重だるい感じになったら行ってもよい。腰痛が治っても予防のために継続して行うべきとされる。腰痛がない人も予防のために行うとよい。健康法としてはユベールはもちろん、ヨガやルヴァンよりも良い。
ユリエール
20:ridia:yula/mileel(燈の羽)ゆらゆらと動く燈や舞う羽のような動きであることから。
[アクセント]yuliel':mileelだとeeの部分にアクセントが来る。語根を活かしたかった。
[文化]
武道から生まれた呼吸法のひとつ。メル19年秋、セレンが仕事で腰を壊した。腰痛は長期に渡り、様々な治療を試みたが改善しなかった。リディアは腰痛の原因がパソコンのやりすぎだと指摘し、できるだけセレンをアルカの作業や仕事から引き離そうと試みた。同時にリディアはセレンの腰を無理なく強化するために、格闘技ユベールを元にした呼吸法の開発に着手した。格闘技は動きが急すぎて腰痛を悪化させるため、リディアはセレンがユベールを行うことや、後にセレンが始めた少林寺拳法に対して懐疑的である。半年経ってもセレンの腰は治らず、一方メル20年の初夏にリディアの着手していた呼吸法は完成を見せた。リディアはこれにyulielと名付け、セレンに教えた。
ユリエールは瞑想ルヴァンの呼吸と格闘技ユベールの中間的な存在で、動く瞑想とも流水のような格闘技とも表現することができる。地球でいうなら太極拳や能に近い動きである。
体が固く呼吸の浅いセレン用にどう深い呼吸をさせるか考えたリディアは、ユリエールの動きに発声を入れた。緊張しやすく運動中に無呼吸になりやすいセレンでも自然と呼吸ができるよう、ユリエールでは常に動きの間に言葉を発声するようになっている。この言葉は呪文であり、意味を持った文になっている。無論アルカである。呪文はシュワーの使用率が高く、常に開音節のCVを取る。lantならばla nq tqと区切る。響きの弱いシュワーが増えるため、オペラよりも能に近い。
ユリエールは第一教〜四教で構成される。
●第一教
いわゆるストレッチに当たるもの。通常のストレッチと変わらないが、大腰筋などの深層筋を伸ばすことに意識を置いている。言葉は出さないが、mmというハミングとともに筋肉を伸ばす点が特徴的。
●第二教
徒手による呼吸法。ユベールの型をスローモーションにしたような動きで構成される。
●第三教
扇子を使った呼吸法。元々存在しなかった教だが、第四教で使う長い木の杖が重いため、わたりとして編み出された。実際ユリエールの動きをするとただ動くだけでもものすごく筋肉を使う。杖を剣道のように振るのはたやすいが、ユリエールのゆったりとした動きでやると非常に負荷が大きい。そこで編み出されたのが軽くて優雅な動きのできる扇子を持ったこの教である。
●第四教
杖を使った呼吸法。杖を振りながら舞うように動く。剣術よりも杖術の得意なリディアならではといえる。またアルディアでもリディアの装備は杖なので、文化的にも矛盾なく好ましい。
これを上から順に行うが、できれば四教が終わった時点で一教をもう一度行うとクールダウンになって筋肉に良い。
アルディアではセレンが戦闘で腰を痛め、リディアが開発した。以降健康法として生き続け、アレイユでは健康オタクのミロクによって奨励され、非常にメジャーになっている。
なお、腰痛があるときにはやってはいけない。悪化する。腰痛が慢性化して微かに重だるい感じになったら行ってもよい。腰痛が治っても予防のために継続して行うべきとされる。腰痛がない人も予防のために行うとよい。健康法としてはユベールはもちろん、ヨガやルヴァンよりも良い。