●cavas(エルトとサールの戦い。meltia 1,030,032〜1,040,000)

1,030,032 ティクノらはダルケスの討伐をアルデスに命じ、カルザスらはフェルデンの討伐をルフェルに命じた。ダルケスはアルカンスでアルデスと戦い、戦死。アルデスがダルケスをセレスティアする。それを恨んだフェルデンがルフェルにセレスティアを願い出て、ルフェルはフェルデンの首を泉で刎ねる。ルフェルは兄を殺された恨みでアルデスを攻撃し、アルデスは逃亡。この事件がきっかけで険悪だったエルトとサールの間に遂に戦いの火蓋が切って落とされた
1,030,033 エルトもサールも一族すべてをまとめ上げる王がおらず、戦争をするには一枚岩でなさすぎた。そのため、まずアルデスとルフェルは一族をまとめ上げて王になることから着手した
1,030,034 ヒュートはヴェマより肥沃でなく、ルカリア貿易に依存する割合が大きかった。サールにはカルテ神がいるので、食糧問題は少なかった。そこでルフェルは安定した農作物獲得のため、木々から年の前半の女神アシェテを生み、畑の土から年の後半の女神アリスを生み、万世の豊穣を命じた。これを知ったアルデスは対抗心を燃やし、陽炎から女神フレアを生み、雪から女神シエルを生み、それぞれを夏と冬の司にし、アシュテとアリスを分断させ、仕事が巧く回らないようにした。こうしてアシュテは春の女神になり、アリスは秋の女神になった
1,030,192 ルフェルはルカリア貿易の要所、ヒュート東南部に位置するケートに、自分の息のかかったロゼット軍を送り込み、制圧させる。表向きロゼットの侵略と見せかけ、ケート人を追い出す。ロゼットにルカリア貿易を管理させ、エルトに有利な条件で貿易を進めた。ケートのロゼットは輸入元であるイネアートやアルバザードに重い関税をかけ、その利鞘の一部を着服しながら残りの利鞘をルフェルに渡した。ルフェルはロゼットを手厚く擁護し、ルカリア貿易を手中に収め、エルト内での地位を高めていく
1,030,535 アルデスは誰が王になるべきか戦で決めようと持ちかけ、我こそはと思うものすべてをヴェマに召集し、トーナメントを持ちかけた
1,030,539 トーナメントが開かれ、アルデスが優勝し、王位に就く。アルデスはヴェマを王都とし、ロゼットを国民として扱ったが、そこにユーマの一族は含まれなかった
1,030,782 ルフェルが貿易で付けた経済力を背景にエルトをまとめ上げ、エルトの女王になる。これによりルフェルは全権を委任される。ルフェルもまたロゼットを国民としたが、ユーマの一族は外国人として扱い、一定の居住は認めるものの、国民としては扱わなかった
1,031,000〜4,000 1000年を区切りとしてルフェルがアルデスに改めて宣戦布告。スカルディア・メディアンが前線となり、ロゼットによる前哨戦が始まる。この2000年間の争いはほぼスカルディア・メディアン国境線沿いで行われ、カルメディ戦争と呼ばれた
1,033,000 ロゼットの小競り合いは細々とした国境線の変動を引き起こしたものの、大幅な戦況の変化はもたらさなかった。スカルディア東部、メディアン西部は度重なる戦闘で焦土と化した。もともと砂漠のある地方だったが、戦災によってますます砂漠化していった
膠着状態が続くカルメディ戦争に神々は業を煮やしていた。ロゼットだけでは埒が明かないとルフェルがエルトを送ると、負けじとアルデスもサールを送り、膠着が続く。かといって総大将の自分がのこのこ城を空けて出て行くわけにもいかない。また、仮に出たところで一騎打ちをしても相打ちかルフェルの辛勝になるだろうことが予想されるため、そうやすやすと出ることはできなかった。そこでエルトとサールはどうにか互いを出し抜こうと知恵を絞った
1,033,642 ティクノとポエンの間にテュアが生まれる
1,033,645〜896 ルフェルはアルデスが幼いテュアを守るので手一杯な状況を利用し、カルメディ前線を攻略。押されていた国境線を東へ押し戻していく
1,033,897 早熟なテュアが成熟し、アルデスとの間に4人の子を設ける。アルデスは子供の世話をテュアに任せ、ルフェルに押された国境線を西へ戻していき、ふたたび戦況は膠着する
1,034,000〜1,034,877 アルディアル戦争。アルデスは膠着したカルメディ戦争の終戦を宣言し、新たな局面に入ったことを宣言する。アルデスは3人の子供ジンティ・アッティ・トゥッティを率いてアルディアルを強襲する。もともと不毛な土地で、大した資源もなかったアルディアルはスカルディアより手薄で、またアルディアル人もスカルディア人ほど戦闘に慣れていなかった。何よりアルデスの3人の息子が強力で、ルフェルの派遣したエルトはことごとく敗れ去った
1,034,878 アルデス、アルディアルの征服を宣言
1,035,023 アルデス、遂にルカリアに侵入。ルカリア貿易の要所であるケートを目指し、西進
1,036,128 アルデス、ケートを占拠。ルカリア貿易を打ち切る
1,036,896 アルデス、本拠地ヒュートを目指し、西進。エルトは戦慄する
1,037,575 アルデス、ヒュート南西部まで軍を進める
ルフェルが被災地エルフレインを訪れ、ロゼットの少女である姉妹フレイヤとミレットを見つけ、従者とする
1,037,580 ルフェルはエルフレインの姉妹が類稀な才能を秘めていることに気付き、戦闘訓練をさせる
1,037,921 ルフェル、エルフレインの村の奪還を目指し、エルフレインの姉妹を投入。姉妹はルフェルを凌がん戦闘力で活躍し、あっという間にアルデスの子らを撤退させる。ルフェルとアルデスはほぼ互角だったが、エルフレインの姉妹とアルデスの子らだと、前者のほうが圧倒的に強かった。この戦功に対する褒美としてルフェルはエルフレインの姉妹をエルトとした
1,038,052 ルフェル、エルフレインを率いてケートを奪還
1,038,664 同、アルディアルを奪還。破竹の勢いで東へ駒を進める
1,039,002 フレイヤはサルディーン南部からカルセールに攻め入り、ミレットはカルセール西部から攻め入り、サールのロゼット兵を次々と破っていく。防戦一方のサールは戦慄し、策を練る
1,039,573 アルデスらはエルフレインの村によく似たアルタの村に姉妹を誘い込み、あえて破壊させる。しかしアルデスは撤退せず、焦土と化した村に隠れ込んだ。姉妹は不審に思うも村を探索する。すると、そこで巻き添えを食らったロゼットの姉妹を見つける。彼女たちはアルデスらが用意した生贄で、エルフレインの村が破壊された当時の姉妹によく似た少女であった。エルフレインの姉妹は目の前で死んでいく彼女たちを見て、ルフェルに洗脳されてきた聖戦思想を失い、自分たちの行いは蛮行なのではないかと疑念を抱く。これにより、激しいサールへの恨みの感情が減り、姉妹は急激にヴィードを失い、アルデスの3人の子と同じ程度の強さになる
1,039,786 アルデスはカルセールとサルディーンからエルトを追い払い、ふたたびラヴァスは膠着状態を迎える
1,039,999 ルフェルとアルデスはアルカンスで会談をし、膠着化した戦争に終止符を打ち、ラヴァスを終戦させた
1,040,000 yuuma 0。神々は生き残ったロゼットを連れ、アルフィへ去る