・目標語彙

前の記事で、幻幻は12辞書くらいを擁することが分かった。
1語作成する労力が甚大である。

さてこれを現実的な国定辞書の範囲で創るなら、どの程度の語彙が必要だろうか。
OEDは60万語以上という。現実的にみてセレンはそんなに生きない。
従って、国定辞書を存命中に作るのは不可能である。

だからといって、始められなかった物事は、いつまでも終わらない。
誰かが最初に始めるのだ。損をして。

では、セレンの存命中にできる目標語彙はどの程度だろうか。
これは5万語と見ている。1語1語が大変なので仕方がない。
とはいえ、5万語といえばふつうの辞典だ。

ましてこれは5万語の英和辞典ではない。5万語の総合事典なのだ。
しかも大修館と違って打つ作業はセレンが一人でやるしかない。
この総合事典を5万語作るというのは、ジーニアス英和辞典を数冊分一人で執筆編集するようなものだ。
……終わったな。俺の人生。愉しくなりそうだ。
どうかこの体が5万語創るまで持ちますように。