8/5に帰宅します。
では。
では。
nowar kain
/ [人名]ノワール=カイン
20
[文化]
(imul 1369:1433)ユリ=ジレールの親友。ラグナロクの研究員。グレアの工法を門外不出にしたかったユリの希望を叶えるため、1402年に魔動機関lazetを発明。ユリとは大学からの同期で、年齢も一緒。死亡した年まで同じ。
[文化]
(imul 1369:1433)ユリ=ジレールの親友。ラグナロクの研究員。グレアの工法を門外不出にしたかったユリの希望を叶えるため、1402年に魔動機関lazetを発明。ユリとは大学からの同期で、年齢も一緒。死亡した年まで同じ。
anjelbolt
/ [工学][経済]第一次産業革命、アンジェルボルト、産業革命
20:アンジェルの槌
[文化]
imul 1532年にアンジェルが開発され、1544年から量産に入った。しかしアンジェルはグレアなどと比べると巨大で、大量の金属を必要とした。また、アームやボディなどを作る大きな金型が必要で、相当な数の技術者も必要だった。
アンジェルの製造には鉄のほかに魔動機関部分に金銀などの貴金属やルビーなどの宝石が必要で、非常に高価なものであった。まだこのころは植民化政策がないため、アルバザードは原材料の調達に難儀した。
トワーゼルはアンジェルの試験運用を1535年に終え、実用化に入った。最初にアンジェルが実戦に使われたのは1536年の秋である。アルシアに大量に飛来したvemeltを殲滅するために5機のアンジェルが投入され、瞬く間にこれを撃退。その力が国王ならびに全世界に認められるところとなる。
1537年に量産支援を国王から取り付けたものの、費用の面でトワーゼルは困窮した。量産しようにも原価がすこぶるかかってしまい、原材料を買い付けきれないためである。アルバザードとルティアには貴金属と宝石の埋蔵量が少なく、とても自国の分では賄うことができなかった。主にこういった金属は魔方や境方で産出されていた。
しかしそんなトワーゼルに転機が訪れる。1539年にバルマーユでダイズアイライが大量発生し、病原菌を振り撒きながら魔方人を苦しめた。その際、魔方からの要請を受け、トワーゼルはアンジェルを掃討部隊に組み込んだ。アンジェルの火力は尋常ではなく、またダイズアイライに直接触れずに戦える。しかも魔導師と違って露出しているのは頭部のみなので、感染のリスクも少ない。マスクをつけてしまえばほぼ感染は防げる。それでいて強力な火力があるため、あっさりダイズアイライを掃討することができた。
この出来事に驚いた魔方や境方はアンジェルの軍隊への組み込みを願った。この反応を待っていたトワーゼルはアンジェルの内部構造および製造法はアルバザードとルティアのみに有界的に利用されるものであると拒絶。食い下がる外交官に対し、製造と提供はアルバザードおよびルティア側で行い、メンテナンスも派遣社員を通して行うとの条件下で受諾。その代わり、アルバザードとルティアに対し原材料である貴金属や宝石を破格で仕入れさせることを要求した。これに対して魔方は経済的に条件を飲めず、アンジェルを断念した。一方境方――メティオはこれを受諾。破格で原材料の輸出を行った。
このころメティオでは流入してくる異民族がもたらす安い労働力によって本来のメティオ人の職が奪われるという問題に直面していた。そこでメティオ政府は採掘事業を公共事業として増強し、これら異民族を採掘事業に当たらせ、メティオ人の雇用を守った。メティオ人としては異民族の問題があったため、アルバザードの条件は飲めないものではないどころか、政治的にはむしろ好都合であった。しかし魔方は異民族の問題がなく、人手はほとんど農業や採掘などに従事していたため、余剰人員を割くことはできなかった。
こうしてトワーゼルは原材料の調達を終え、メティオの採掘事業拡大の成果を待って1544年から本格的な量産に入った。
製造や初期のメンテナンスは本国で行うため、グレアの製造に比べて多くの魔動工場が建てられた。この作業のうち単純なものはケートイアなどから流入していた異民族に任せ、安い労働力でアンジェルの製造を行った。この出来事を第一次産業革命、すなわちアンジェルボルトという。
しかしどんなに採掘規模を増やしたところで貴金属や宝石は希少であることから、シェリーボルトのときと比べてその工業化の度合いは弱かった。また、ほぼ100%軍需であったため、車などの重工業製品や服飾などの軽工業製品と異なり、庶民の経済や流通にはほぼ無関係な出来事であったという点もシェリーボルトとの違いである。
なお、アンジェルの内部構造の機密に関してはlazetをかけてあるため、トワーゼルはメンテナンス工員を信頼置ける人物にすることだけ専念すればよいという状況であった。
[文化]
imul 1532年にアンジェルが開発され、1544年から量産に入った。しかしアンジェルはグレアなどと比べると巨大で、大量の金属を必要とした。また、アームやボディなどを作る大きな金型が必要で、相当な数の技術者も必要だった。
アンジェルの製造には鉄のほかに魔動機関部分に金銀などの貴金属やルビーなどの宝石が必要で、非常に高価なものであった。まだこのころは植民化政策がないため、アルバザードは原材料の調達に難儀した。
トワーゼルはアンジェルの試験運用を1535年に終え、実用化に入った。最初にアンジェルが実戦に使われたのは1536年の秋である。アルシアに大量に飛来したvemeltを殲滅するために5機のアンジェルが投入され、瞬く間にこれを撃退。その力が国王ならびに全世界に認められるところとなる。
1537年に量産支援を国王から取り付けたものの、費用の面でトワーゼルは困窮した。量産しようにも原価がすこぶるかかってしまい、原材料を買い付けきれないためである。アルバザードとルティアには貴金属と宝石の埋蔵量が少なく、とても自国の分では賄うことができなかった。主にこういった金属は魔方や境方で産出されていた。
しかしそんなトワーゼルに転機が訪れる。1539年にバルマーユでダイズアイライが大量発生し、病原菌を振り撒きながら魔方人を苦しめた。その際、魔方からの要請を受け、トワーゼルはアンジェルを掃討部隊に組み込んだ。アンジェルの火力は尋常ではなく、またダイズアイライに直接触れずに戦える。しかも魔導師と違って露出しているのは頭部のみなので、感染のリスクも少ない。マスクをつけてしまえばほぼ感染は防げる。それでいて強力な火力があるため、あっさりダイズアイライを掃討することができた。
この出来事に驚いた魔方や境方はアンジェルの軍隊への組み込みを願った。この反応を待っていたトワーゼルはアンジェルの内部構造および製造法はアルバザードとルティアのみに有界的に利用されるものであると拒絶。食い下がる外交官に対し、製造と提供はアルバザードおよびルティア側で行い、メンテナンスも派遣社員を通して行うとの条件下で受諾。その代わり、アルバザードとルティアに対し原材料である貴金属や宝石を破格で仕入れさせることを要求した。これに対して魔方は経済的に条件を飲めず、アンジェルを断念した。一方境方――メティオはこれを受諾。破格で原材料の輸出を行った。
このころメティオでは流入してくる異民族がもたらす安い労働力によって本来のメティオ人の職が奪われるという問題に直面していた。そこでメティオ政府は採掘事業を公共事業として増強し、これら異民族を採掘事業に当たらせ、メティオ人の雇用を守った。メティオ人としては異民族の問題があったため、アルバザードの条件は飲めないものではないどころか、政治的にはむしろ好都合であった。しかし魔方は異民族の問題がなく、人手はほとんど農業や採掘などに従事していたため、余剰人員を割くことはできなかった。
こうしてトワーゼルは原材料の調達を終え、メティオの採掘事業拡大の成果を待って1544年から本格的な量産に入った。
製造や初期のメンテナンスは本国で行うため、グレアの製造に比べて多くの魔動工場が建てられた。この作業のうち単純なものはケートイアなどから流入していた異民族に任せ、安い労働力でアンジェルの製造を行った。この出来事を第一次産業革命、すなわちアンジェルボルトという。
しかしどんなに採掘規模を増やしたところで貴金属や宝石は希少であることから、シェリーボルトのときと比べてその工業化の度合いは弱かった。また、ほぼ100%軍需であったため、車などの重工業製品や服飾などの軽工業製品と異なり、庶民の経済や流通にはほぼ無関係な出来事であったという点もシェリーボルトとの違いである。
なお、アンジェルの内部構造の機密に関してはlazetをかけてあるため、トワーゼルはメンテナンス工員を信頼置ける人物にすることだけ専念すればよいという状況であった。
alkot
/ [魔法][工学]アルコット現象、斥晄現象
[反意語]myulem
20:古al/kote(同じでない)
[文化]
まったく同じ晄基配列のvir同士の間に魔法物理学上の斥力が生じる現象。
20:古al/kote(同じでない)
[文化]
まったく同じ晄基配列のvir同士の間に魔法物理学上の斥力が生じる現象。
myulem(2)
/ [魔法][工学]ミュレム現象、引晄現象
[反意語]alkot
20:同じの
[文化]
異なる晄基配列のvir同士を高魔圧で接触させると魔法物理学上の引力が生じる現象。
20:同じの
[文化]
異なる晄基配列のvir同士を高魔圧で接触させると魔法物理学上の引力が生じる現象。
lazet
/ [魔法]ラゼット、魔法錠、魔法鍵
20:古laa/kozet(死の鍵)。無理にあけようとすると中身を壊す鍵。
[文化]
imul 1402にnowar kainが発明した。金箔にある一定の錠となる晄基配列のvirを埋めておく。そこに鍵となるvirを用意する。このvirはまったく錠と同じ晄基配列である。これを高魔圧で金箔に接触すると、vir間のalkot現象が起こる。このときに出るエネルギーを利用して金箔を剥離させ、内部を開けるようにする。もし異なる晄基配列のvirを高魔圧で接触させた場合、myulem現象が起こり、引力が発生する。この引力で金箔の裏に用意してある銀箔に帯晄させておいたvirが動き、ルビーに接触して大量のvirを照射させ、内部構造を破壊させるという仕組みである。
[文化]
imul 1402にnowar kainが発明した。金箔にある一定の錠となる晄基配列のvirを埋めておく。そこに鍵となるvirを用意する。このvirはまったく錠と同じ晄基配列である。これを高魔圧で金箔に接触すると、vir間のalkot現象が起こる。このときに出るエネルギーを利用して金箔を剥離させ、内部を開けるようにする。もし異なる晄基配列のvirを高魔圧で接触させた場合、myulem現象が起こり、引力が発生する。この引力で金箔の裏に用意してある銀箔に帯晄させておいたvirが動き、ルビーに接触して大量のvirを照射させ、内部構造を破壊させるという仕組みである。