veldian
/ [歴史][地名]ヴェルディアン帝国
20:ヴェルディア人の。nについてはtilsame参照
[文化]
yuuma 2120にシフェランが建てた帝国。yuuma 2107から東西で冷戦が開始。これに合わせてシフェランは内政を強化。シフェランはレスティル国のヴェルディア族出身で、まずはレスティルを平定し、その後周辺国家を属国としていった。占領地には自分の配下を王(daiz)として置き、属国としていた。
2120年に内政を強化するために属国への支配を強めようと、シフェランは王の上に皇帝(ilkant)という地位を作り、自分を初代皇帝と呼び、ヴェルディアン帝国を作った。この帝国はレスティルを宗主国とし、それ以外を属国とする形でできており、上下関係の明瞭な連合国と言い換えることができた。帝国の初期の版図はアルカット西岸からスカルディアまでであったが、最大版図はyuuma 4000の第十次シージア戦争直後である。アルカット西岸からルティアまでを含んだ史上最大の帝国であった。
しかし同年シフェランが戦死すると、帝国は分裂。属国が次々と独立し、帝国は崩壊。レスティルは宗主国でなくなる。

tilsame
/ [言語]属格、所有格
20
[文化]
属格の表現は3種ある。ひとつはeで、lei e miir(ミールの書)のように使う。ひとつはkenoで、miir keno lei(ミールの書)のように使う。eと語順が逆なだけである。
最後は屈折を使う方法で、指小辞を属格の形容詞として使う。lei miirenでミールについての本という意味になる。これはtilsame(属格)ではあるものの、所有ではない。
指小辞の用法は現実には古アルカのkenoが接尾辞になったnから来ており、神話的にも同じであるが、神話ではアルテムの時代に起こったことになっている。
nはkenoが接尾辞になったもので、属格を作る。レスティル語では属格は「名詞+属格名詞」の形式を取り、kenoやeは使わない。もともとリュディア語のSOV時代に「属格名詞+名詞」だったものが、そのまま語順だけ入れ替わって「名詞+属格名詞」になったもの。例えば「リュディアの王」はlyudian daizだったが、これがレスティル語ではdaiz lyudianとなった。この用法は音が指小辞に似ているため、新生ではソーンが指小辞でこの属格用法を復古させ、取り入れられた。

silezian
/ [歴史][地名]シレジアン帝国
20:シレジア人の
[文化]
yuuma 2125にマレティスがヴェルディアン帝国に対抗するために作った帝国。最大版図は建国時で、東はシージア、西はメディアンまでを支配していた。ヴェルディアンと同じくシージアが宗主国で、それ以外は属国という形を取った。

tilsame
/ [言語]属格、所有格
20
[文化]
属格の表現は3種ある。ひとつはeで、lei e miir(ミールの書)のように使う。ひとつはkenoで、miir keno lei(ミールの書)のように使う。eと語順が逆なだけである。
最後は屈折を使う方法で、指小辞を属格の形容詞として使う。lei miirenでミールについての本という意味になる。これはtilsame(属格)ではあるものの、所有ではない。
指小辞の用法は現実には古アルカのkenoが接尾辞になったnから来ており、神話的にも同じであるが、神話ではアルテムの時代に起こったことになっている。
nはkenoが接尾辞になったもので、属格を作る。レスティル語では属格は「名詞+属格名詞」の形式を取り、kenoやeは使わない。もともとリュディア語のSOV時代に「属格名詞+名詞」だったものが、そのまま語順だけ入れ替わって「名詞+属格名詞」になったもの。例えば「リュディアの王」はlyudian daizだったが、これがレスティル語ではdaiz lyudianとなった。この用法は音が指小辞に似ているため、新生ではソーンが指小辞でこの属格用法を復古させ、取り入れられた。

ilkant
/ [歴史]皇帝、エンペラー、天皇、皇帝、帝、みかど、イルカント
[類義語]dulo
20:皆が賛美を歌うような
[文化]
yuuma 2120にシフェランがヴェルディアン帝国とともに作った称号。王の上とされる。

kandial
/ [歴史]帝国、カンディアル
20:ilkant/dia/al(皇帝の土地の物=皇帝の土地)

simel
/ [魔法]魔法の持続時間、シメール
20:lusia/mel(魔法の時間)
[アクセント]simel'
[文化]
魔法は通常1〜3秒程度しか持続しない。そのため炎の魔法を放っても、大抵は山火事などに発展しない。氷の魔法を出してもすぐに消えてしまうので、喉の渇きを癒すことはできない。また、炎もすぐ消えるので、暖を取ることはできない。油などに点火する際の着火材代わりになる程度である。
魔法は銅で覆われた空間の中では持続時間が増す性質がある。逆に青銅で覆われた空間では持続時間が短くなる。
銅箱の中に魔法を放てば魔法は長持ちするが、魔法を注入するのに最低でも天蓋を空けなくてはならないため、結局効果は弱まってしまう。また、伸びる時間も元の時間の数倍なので、せいぜいもって10秒程度である。
だが、元の数が大きければ銅には意味がある。partil照明では銅を利用して照明時間を長くしている。

partil
/ パルティール照明
20:pa(光の音象徴)/retil(蛍石)
[アクセント]partil'
[文化]
meltia 11にギリウスが発明した照明道具。当時はたいまつのような炎を用いた照明しかなかった。蛍石は光の魔石で、高魔圧をかけると長時間に渡って淡い光を放つ。これと銅を組み合わせるとさらに照明時間が長くなる。銅の鍔を持つ杖に蛍石を取り付ける。鍔の部分に蛍石を乗せる。ちょうどコスモスやチューリップの花のおしべやめしべがあるところに蛍石を置く感じである。
低魔圧状態に置くことで光が消えるため、魔圧を調節してスイッチ代わりにできる。
神から人に伝わり、火事を起こさず熱くもならない照明として人気になった。しかし木材に比べて高価なため、一部の人間しか使うことができず、庶民は火を起こしていた。

piyokokko
/ [言語]ぴよ語
20
[文化]
「みゅ?」「み?」「ぴよ?」「にゅー」「にゃー」「にゃん」など、動物の鳴き声を模した言葉で、たいてい文末純詞や感動詞として使われる。アルバレンにもともと存在しなかった言葉だが、リディアがこういった動物の口真似をしていったことからできた。それを聞いたセレンが可愛いと感じ、アルカに取り入れた。和みなどを示す効果がある。

kokko(2)
/ [幼児][言語]ことば、言語、言葉
20:子供(ルシア)がよく出す「こっこ」という謎の喉音から

jior
/ [気象]日陰、日影、日蔭、日景、日かげ、ひかげ
[反意語]hane
20:古メディアン語で「黒」。
[アクセント]jior'

hanes(2)
/ [気象]日向、ひなた
[反意語]jior
20:古メディアン語で「白」。

kaleeze
/ 東屋、休憩所、カレーゼ
20:kaileeze(大傘)
[文化]
東屋のように休めるところ。屋根があって、その下にベンチがあり、日かげで休むことができる。この屋根を傘に見立てた命名。

regalkant
/ [音楽]歴史歌、覚え歌、レガルカント
20
[文化]
アルナ学校の生徒がセルメルの時代に試験を通過するために開発した歌のジャンルで、主に歴史などをテーマにして歌詞の中に歴史の流れを盛り込んだもの。歴史の流れをそのまま歌詞にして歌うことで、記憶に残りやすい。有志の協力で様々な歴史の歌が作られた。フレマーユ校ができてからはフレマーユ生によってさらに研鑽され、現在でもフレマーユ生によって新しいものが作られている。
歴史以外がテーマになることもある。数学など。
もともと歌魔法を原点としており、その過程でレガルが発生することから、このように呼ばれた。現在は単なる受験用の歌なので、レガルは発生しない。
地球にも似たようなものがあり、セレンのお勧めは「聖戦のイベリア」の「侵略するものされるもの」。http://www.youtube.com/watch?v=OUuLhav9UAM

koppelia
/ [論理]産婆法、コッペリア
20:koppel/古リュディア語lia(;lia)
[文化]
相手に自分の考えを引き出させる誘導するような語り口のこと。アルバザード人は知的かつ融和的なやり方として非常に好む。アズゲルでコッペルが主君lidelに対して行ったことから。

koppel
/ [名詞]柩、棺、ひつぎ、棺おけ
[類義語]vortkov
20:古レスティル語で「暗い箱」

lia
/ [接尾辞]〜のもの
20:古リュディア語
[文化]
古リュディア語の接尾辞で、koppeliaなどに見ることができる。だが、それ以前に神ルカリア語のrukaliaの地名にもその源流が見られる。