arveete
アルテ教、アルヴェーテ
20:ルカリアの小都市アルヴェッテから
[文化]
アトラスで最初に起こった宗教。アトラスにはサルトという確固たる神がいたため、地球と異なり架空の神を信仰するということがなかった。
また、ユーマの一族自体神から分派したもので、上代は地球の人類より強力で、自然に対する畏敬の念も弱く、信仰を生む土壌になかった。
さらに彼らは神を通じて自分たちの世界の歴史を知っていたため、むやみに架空の神を創造することがなかった。
ユーマの一族にとって神とはサルトやデームのことであり、なまじ実在するので信仰というよりは畏怖に近い存在であった。
20:ルカリアの小都市アルヴェッテから
[文化]
アトラスで最初に起こった宗教。アトラスにはサルトという確固たる神がいたため、地球と異なり架空の神を信仰するということがなかった。
また、ユーマの一族自体神から分派したもので、上代は地球の人類より強力で、自然に対する畏敬の念も弱く、信仰を生む土壌になかった。
さらに彼らは神を通じて自分たちの世界の歴史を知っていたため、むやみに架空の神を創造することがなかった。
ユーマの一族にとって神とはサルトやデームのことであり、なまじ実在するので信仰というよりは畏怖に近い存在であった。
しかしラヴァスが終わると事態が徐々に変わってきた。
まず、信仰対象の神がアトラスを去ってしまったため、神と接するのは貿易商人(後の召喚士)ばかりで、市井の人間からはますます遠い存在になってしまった。
ラヴァスのころは度重なる神々の激しい交戦を間近で見てきたので、神の存在を疑う余地はなかった。
しかしそれさえなくなってしまえば市井の人間にとっては神の存在は疑わしい。
ともなれば当然神の存在を疑うものが出てくる。しかし、それだけでは架空の神を創造するには至らなかった。
まず、信仰対象の神がアトラスを去ってしまったため、神と接するのは貿易商人(後の召喚士)ばかりで、市井の人間からはますます遠い存在になってしまった。
ラヴァスのころは度重なる神々の激しい交戦を間近で見てきたので、神の存在を疑う余地はなかった。
しかしそれさえなくなってしまえば市井の人間にとっては神の存在は疑わしい。
ともなれば当然神の存在を疑うものが出てくる。しかし、それだけでは架空の神を創造するには至らなかった。
yuuma 4000にヴェルディアン帝国が崩壊すると、シフェランの後継者争いが起こった。
シフェランが各属国に置いた王らは覇権を争った。彼らはいずれも高名な魔導師であり、召喚士ではない。
シフェランが各属国に置いた王らは覇権を争った。彼らはいずれも高名な魔導師であり、召喚士ではない。
王はこのころ貿易により経済力を付けていた。貿易には神人貿易と人人貿易がある。
神の人口は当時の人類の半分しかいなかったものの、圧倒的に神人貿易のほうが利益を生んでいた。
神人貿易はサリュを通して輸出を行うため、輸送コストがかからない。
輸送距離が短いため、途中で落としたり壊したり濡らしたり盗まれたりといったリスクも少ない。
また、商品の腐敗も回避できるため、生鮮品や穀物のやり取りもロスが少なくできる。
さらに神は金払いのよい上客だったため、王らにとって神人貿易は特に重要視された。
神の人口は当時の人類の半分しかいなかったものの、圧倒的に神人貿易のほうが利益を生んでいた。
神人貿易はサリュを通して輸出を行うため、輸送コストがかからない。
輸送距離が短いため、途中で落としたり壊したり濡らしたり盗まれたりといったリスクも少ない。
また、商品の腐敗も回避できるため、生鮮品や穀物のやり取りもロスが少なくできる。
さらに神は金払いのよい上客だったため、王らにとって神人貿易は特に重要視された。
貿易商の立場に立つと、当然神人貿易に参画したい。
しかし利益が良いということは倍率が高く、王が保護しているということは、高官主導で寡占状態になっていることが容易に想像付く。
すると当然神人貿易にあぶれて人人貿易に落ち着く商人が現れる。
これらは王による手厚い保護を受けられなかったため、自治のため互いに協力してユニオンを作る。これが「商工会」である。
しかし利益が良いということは倍率が高く、王が保護しているということは、高官主導で寡占状態になっていることが容易に想像付く。
すると当然神人貿易にあぶれて人人貿易に落ち着く商人が現れる。
これらは王による手厚い保護を受けられなかったため、自治のため互いに協力してユニオンを作る。これが「商工会」である。
一見落ちこぼれの集まりのようだが、商工会を立ち上げたリーダーはlidelという人物は非常に有能で、高官になるチャンスがあった。
lidelは有能な時魔導師で、商工会を立ち上げたときには確固たる自信があった。
その根拠が自身が開発した時魔動機meldoyaである。
lidelは有能な時魔導師で、商工会を立ち上げたときには確固たる自信があった。
その根拠が自身が開発した時魔動機meldoyaである。
さて、meldoyaの前に宗教について論じよう。
lidelは商工会の人間の多くが神に少なからず不満を持っていることを利用した。
彼らは神の加護を得られなかったため、神に対して良い印象を抱いていなかった。
yuuma 4000を過ぎたころは個々の人類の力は4000年前より弱まっており、自然に畏怖を感じる程度に落ち込んでいた。
また、特に商工会のあったルカリア人の一部は貿易に依存する神々を神とはみなさず「有力な部族のひとつ」くらいにしか考えていなかった。
lidelは商工会の人間の多くが神に少なからず不満を持っていることを利用した。
彼らは神の加護を得られなかったため、神に対して良い印象を抱いていなかった。
yuuma 4000を過ぎたころは個々の人類の力は4000年前より弱まっており、自然に畏怖を感じる程度に落ち込んでいた。
また、特に商工会のあったルカリア人の一部は貿易に依存する神々を神とはみなさず「有力な部族のひとつ」くらいにしか考えていなかった。
そのため、彼らは「本当は自然を制御し、自分達を作り上げた唯一の創造主がいるのではないか」と考えるようになっていった。
神人貿易商の腐敗を目にしていたlidelもまたその考えに強く共感していた。
彼のその気持ちを参謀のkoppelは利用できると考え、「原始の神arteはeltとsaalに分化したのではなく、彼らを生んだのだ。万物の母arteは我々の祖先であり、唯一神である」とlidelに唱えさせた。
koppelは参謀としてlidelに自分の気持ちを気付かせた。これを以って産婆法が生まれる。
yuuma 4102のことである。これをアルテ信仰といい、アルテ教ともいう。商工会がアルヴェッテにあったことから、アルヴェーテと呼ばれるようになった。
神人貿易商の腐敗を目にしていたlidelもまたその考えに強く共感していた。
彼のその気持ちを参謀のkoppelは利用できると考え、「原始の神arteはeltとsaalに分化したのではなく、彼らを生んだのだ。万物の母arteは我々の祖先であり、唯一神である」とlidelに唱えさせた。
koppelは参謀としてlidelに自分の気持ちを気付かせた。これを以って産婆法が生まれる。
yuuma 4102のことである。これをアルテ信仰といい、アルテ教ともいう。商工会がアルヴェッテにあったことから、アルヴェーテと呼ばれるようになった。
当初lidelはアルテ教を商工会の結束力を高めるための手段として用いた。これはある程度成功を収めた。
次にlidelは庶民に目を付けた。貿易品の原材料は庶民が作る。しかし神人貿易商のほうが優遇税制を取られているので、人人貿易商より原材料の購買力がある。
結果、人人貿易商は原材料を高値で買ったり、粗悪な売れ残りを買う羽目になる。
次にlidelは庶民に目を付けた。貿易品の原材料は庶民が作る。しかし神人貿易商のほうが優遇税制を取られているので、人人貿易商より原材料の購買力がある。
結果、人人貿易商は原材料を高値で買ったり、粗悪な売れ残りを買う羽目になる。
そこでlidelは庶民から余剰品が出た年に、その商品を捨て値の破格で買い取ることにした。
豊作の年は神人貿易でも売れ残りが出る。その売れ残りは値崩れを防ぐために廃棄するしかないが、市場に流出させないと約束してlidelが破格で買い取った。
豊作の年は神人貿易でも売れ残りが出る。その売れ残りは値崩れを防ぐために廃棄するしかないが、市場に流出させないと約束してlidelが破格で買い取った。
lidelは石を切り、ピラミッド状に積み上げた。こうすると中に空間ができる。この中の部屋の天井に穴の空いた真鍮の小さな円盤をいくつも連ねて紐飾りのようにして吊るしておく。
外からこのピラミッドに時魔法meldoiをかけると、紐飾りの下に置いた物質は時間の流れが止まる。真鍮の時を操る効果を最大限に引き出したものである。
この装置をmeldoyaといい、yuuma 4123に運用が開始された。
外からこのピラミッドに時魔法meldoiをかけると、紐飾りの下に置いた物質は時間の流れが止まる。真鍮の時を操る効果を最大限に引き出したものである。
この装置をmeldoyaといい、yuuma 4123に運用が開始された。
時を止めておけば余剰品の生鮮品や穀物は腐敗することなく、次回の凶作のとき高値で捌くことができる。
農民は廃棄せずにすむので非常に助かる。
噂を聞きつけた農民が余剰品の買取を希望した際、lidelはその買取をアルテ神の救済と称した。
無学な農民らは救済と引き換えに改宗し、こうしてlidelは人人貿易で利益を上げると同時にアルテ教というひとつの分かりやすい思想を利用し、商工会だけでなく庶民までもを抱きこんだ。
農民は廃棄せずにすむので非常に助かる。
噂を聞きつけた農民が余剰品の買取を希望した際、lidelはその買取をアルテ神の救済と称した。
無学な農民らは救済と引き換えに改宗し、こうしてlidelは人人貿易で利益を上げると同時にアルテ教というひとつの分かりやすい思想を利用し、商工会だけでなく庶民までもを抱きこんだ。
当時の社会はまだ不安定で貧しく、経済がまだ巧く機能していないため、豊作はときに災害となった。
アルテ教は救済の教えとして、当初の予定を覆す勢いでアルカット全土に広まっていった。
その広まりは貿易商=宣教師だったころから貿易ルート沿いにあり、布教の速度は急速であった。
商工会と異なり市井の信者はむしろ純朴で、純粋に神を慕って信仰するものも多くいた。
このような人間がかえって後の迫害では進んで殉教し、悲惨な最期を遂げることとなった。
アルテ教は救済の教えとして、当初の予定を覆す勢いでアルカット全土に広まっていった。
その広まりは貿易商=宣教師だったころから貿易ルート沿いにあり、布教の速度は急速であった。
商工会と異なり市井の信者はむしろ純朴で、純粋に神を慕って信仰するものも多くいた。
このような人間がかえって後の迫害では進んで殉教し、悲惨な最期を遂げることとなった。
この状況について面白くないのは当然神及びその賛同者の神人貿易商である。
yuuma 4137に、lidelに対抗して神人貿易商の名士ignastが神商会を設立。
王は対外政策の一環で神の軍事力を必要としていたので、継続して神商会を擁護した。
しかしその動きをあざ笑うかのようにアルテ教は広まっていく。
yuuma 4137に、lidelに対抗して神人貿易商の名士ignastが神商会を設立。
王は対外政策の一環で神の軍事力を必要としていたので、継続して神商会を擁護した。
しかしその動きをあざ笑うかのようにアルテ教は広まっていく。
yuuma 4152、リデルはアルテ教会をアルヴェッテに設立し、商工会から独立させる。
これは神商会および国王から商工会が睨まれていたことに対する方策であり、実態は商工会の人間で上層部が占められた。
これは神商会および国王から商工会が睨まれていたことに対する方策であり、実態は商工会の人間で上層部が占められた。
yuuma 4172、レスティリアの王府からアルテ教は異教(myukale)だという公言がなされる。
実際に歴史的にはアルテ教のほうが間違っているわけで、存在しない神を崇められては当然サルトとしては鼻持ちならない。
また、神商会としてはこれ以上商工会をのさばらせておくわけにもいかなかった。
実際に歴史的にはアルテ教のほうが間違っているわけで、存在しない神を崇められては当然サルトとしては鼻持ちならない。
また、神商会としてはこれ以上商工会をのさばらせておくわけにもいかなかった。
そこで両者が時のレスティル王マールを炊きつけ、アルテ教を邪教とし、yuuma 4174にはさらに宗教の禁止を公布させた。
宗教はアルバレンでmyukaleといい、「嘘のもの」「存在しないもの」を意味する。
これにより、アルテ教迫害の下準備が整う。
宗教はアルバレンでmyukaleといい、「嘘のもの」「存在しないもの」を意味する。
これにより、アルテ教迫害の下準備が整う。
yuuma 4175、レスティリアでアルテ教の弾圧が開始。間接的な商工会への攻撃が開始された。
yuuma 4176、本山アルヴェッテに弾圧の手が及ぶ。教会は商工会の経済力を背景に清教徒兵団という私兵団を設け、弾圧に対抗。本山は守られたが、教徒に対する各地での迫害は続いた。
yuuma 4182、レスティル全土に弾圧が広がる。
yuuma 4184、周辺国家でも弾圧が開始される。
yuuma 4189、レスティル北部の都市アデュにアルテ教徒の収容所が設立される。これがかのアデュ収容所である。
yuuma 4205、王府はアルテ教会が違法な邪教の組織であるとし、教会の解体を命じる。教会はこれを不服として拒絶。
yuuma 4206、レスティリア軍がアルヴェッテに侵攻。内戦が始まる。
yuuma 4207、弾圧の厳しかったケートイア地方で義勇軍が立ち上がり、人人貿易で利益を得ているアルディアル人が主な兵力として参加。
yuuma 4208、ケートイアの義勇軍のレスティリア侵攻がきっかけでレスティリア軍に後顧の憂いが生じ、撤退。結果的に清教徒兵団が勝利する。
yuuma 4212、レスティリア軍、ケートイア義勇軍をドフレットまで追いやる。
yuuma 4214、清教徒兵団、ケートイア義勇軍と挟撃してレスティリア軍をアデュで破る。彼らはまとまり、清教徒軍を名乗る。
yuuma 4217、清教徒軍、ドフレットに侵攻。
yuuma 4218、清教徒軍、ドフレットを奪取。清教徒軍はレスティリア奪取を目指して準備を始める。
yuuma 4219、ラヴァスの再来を恐れてアトラスの内政に関与できないサルトだが、このままでは神人貿易の存続が危ういと見て、ルフェルとアルデスがアルカンスで会談を行う。
同冬、サルトがリデルに警告を発する。リデルも神と直接戦うのは分が悪いと考え、アルテ教の公認と引き換えに停戦を受け入れた。サルトはその結果を受けてひとまず矛を収め、マール王に決断を委ねた。
yuuma 4220、マール王がアルテ教を邪教としたことは誤りであったと認め、アルテ教を公認する。
yuuma 4221、公認は多くの教徒にとって喜ばしいことだったが、一部の過激派には不満が残った。あのまま進軍していればレスティリアを奪取できたと考えた教徒はリデルに対する怒りをあらわにした。
同夏、過激派がテロと化し、神商会への攻撃を開始。一時騒然となる。教会は一切関与していないと明言。この発言を言質として受け取ったマールは神に掃討を依頼。アルデスとルフェルが降臨し、過激派を掃討。
同秋、過激派が容易に掃討されたことを受け、ユーマの一族に衝撃が走る。皮肉なことに、サルトを思想的に貶めていたアルテ教の信者さえもその圧倒的な力を見せ付けられ、神の偉大さを知るようになる。この件がきっかけとなり、アルテ教徒の中にサルトも信仰しようという多神教の考えが生まれる。
yuuma 4222、リデルは多神教の考えを否定。多神教の考えを邪悪な考えと非難した。
yuuma 4236、神商会のharkletが年々教徒を増やして力を付けていく教会の力を押さえ込むために、多神教派の先導者rudiaをバックアップしはじめる。
yuuma 4241、rudiaは多神教のサルト教を樹立し、アルテ教から分派・独立し、jelikaに居を構える。教会は二分され、内紛が起こり、力が弱まる。
yuuma 4278、ハークレットの進言で王はサルト教も公認する。神商会・アルテ教・サルト教の三頭状態が生まれる。神商会とサルト教は比較的同盟関係にあった。
yuuma 4312、神商会のバックアップを受けたサルト教は躍進し、アルテ教に並ぶ規模に達し、対立が激化。
yuuma 4349、両宗派の宣教師がスカルディアのルビー鉱山地帯farediaの採掘権を巡って抗争を開始。
yuuma 4352、抗争がレスティルに飛び火。小競り合いの繰り返しが起こる。
yuuma 4380、リデルとルディアが会談し、和議を結ぶ。緊張を伴う平和が訪れる。
yuuma 4404、マール王が崩御し、娘のディマリアが女王に就くも、神商会の力は一時的に弱まる。
yuuma 4405、虎視眈々とアルテ教が神商会に狙いを定める。しかし直接的な戦いに持ち込むとサルトが口を出すだろうことは分かっていたため、神商会を政治的に潰して教会が神人貿易を取り仕切り、利益を上げようという計画をコッペルが立てる。
yuuma 4406、ハークレットは教会の陰謀に気付き、サルト教会との連携を強め、神人貿易の一部に参加させることを条件に連立を行う。
yuuma 4408、連立した神商会とサルト教会はアルテ教会を攻撃。
yuuma 4416、連合軍が清教徒軍を攻撃。
yuuma 4418、アルヴェッテが陥落。リデルとコッペルは戦死し、教会は解散となる。
yuuma 4444、後継者abelisがアルディアルのheistで教会を建て直す。
ハークレットは神人貿易に参加しだしたサルト教を内心邪魔に思っていたが、アベリスの台頭により共闘を維持せねばならなかった。
しかしサルト教としても神商会をなんとか出し抜きたいところで、実際には三頭政治の再来になっていた。
アベリスは地道に信者を増やし、争いを避けるために政治には極力口を出さないようにし、宗教の本来的な形を取って布教した。個々の布教効果は微弱だったものの、長年の積み重ねは功を奏した。
以後およそ700年間、女王ディマリアの治世のもと、比較的安定した統治が続く(パックス・ディマリア)
yuuma 4176、本山アルヴェッテに弾圧の手が及ぶ。教会は商工会の経済力を背景に清教徒兵団という私兵団を設け、弾圧に対抗。本山は守られたが、教徒に対する各地での迫害は続いた。
yuuma 4182、レスティル全土に弾圧が広がる。
yuuma 4184、周辺国家でも弾圧が開始される。
yuuma 4189、レスティル北部の都市アデュにアルテ教徒の収容所が設立される。これがかのアデュ収容所である。
yuuma 4205、王府はアルテ教会が違法な邪教の組織であるとし、教会の解体を命じる。教会はこれを不服として拒絶。
yuuma 4206、レスティリア軍がアルヴェッテに侵攻。内戦が始まる。
yuuma 4207、弾圧の厳しかったケートイア地方で義勇軍が立ち上がり、人人貿易で利益を得ているアルディアル人が主な兵力として参加。
yuuma 4208、ケートイアの義勇軍のレスティリア侵攻がきっかけでレスティリア軍に後顧の憂いが生じ、撤退。結果的に清教徒兵団が勝利する。
yuuma 4212、レスティリア軍、ケートイア義勇軍をドフレットまで追いやる。
yuuma 4214、清教徒兵団、ケートイア義勇軍と挟撃してレスティリア軍をアデュで破る。彼らはまとまり、清教徒軍を名乗る。
yuuma 4217、清教徒軍、ドフレットに侵攻。
yuuma 4218、清教徒軍、ドフレットを奪取。清教徒軍はレスティリア奪取を目指して準備を始める。
yuuma 4219、ラヴァスの再来を恐れてアトラスの内政に関与できないサルトだが、このままでは神人貿易の存続が危ういと見て、ルフェルとアルデスがアルカンスで会談を行う。
同冬、サルトがリデルに警告を発する。リデルも神と直接戦うのは分が悪いと考え、アルテ教の公認と引き換えに停戦を受け入れた。サルトはその結果を受けてひとまず矛を収め、マール王に決断を委ねた。
yuuma 4220、マール王がアルテ教を邪教としたことは誤りであったと認め、アルテ教を公認する。
yuuma 4221、公認は多くの教徒にとって喜ばしいことだったが、一部の過激派には不満が残った。あのまま進軍していればレスティリアを奪取できたと考えた教徒はリデルに対する怒りをあらわにした。
同夏、過激派がテロと化し、神商会への攻撃を開始。一時騒然となる。教会は一切関与していないと明言。この発言を言質として受け取ったマールは神に掃討を依頼。アルデスとルフェルが降臨し、過激派を掃討。
同秋、過激派が容易に掃討されたことを受け、ユーマの一族に衝撃が走る。皮肉なことに、サルトを思想的に貶めていたアルテ教の信者さえもその圧倒的な力を見せ付けられ、神の偉大さを知るようになる。この件がきっかけとなり、アルテ教徒の中にサルトも信仰しようという多神教の考えが生まれる。
yuuma 4222、リデルは多神教の考えを否定。多神教の考えを邪悪な考えと非難した。
yuuma 4236、神商会のharkletが年々教徒を増やして力を付けていく教会の力を押さえ込むために、多神教派の先導者rudiaをバックアップしはじめる。
yuuma 4241、rudiaは多神教のサルト教を樹立し、アルテ教から分派・独立し、jelikaに居を構える。教会は二分され、内紛が起こり、力が弱まる。
yuuma 4278、ハークレットの進言で王はサルト教も公認する。神商会・アルテ教・サルト教の三頭状態が生まれる。神商会とサルト教は比較的同盟関係にあった。
yuuma 4312、神商会のバックアップを受けたサルト教は躍進し、アルテ教に並ぶ規模に達し、対立が激化。
yuuma 4349、両宗派の宣教師がスカルディアのルビー鉱山地帯farediaの採掘権を巡って抗争を開始。
yuuma 4352、抗争がレスティルに飛び火。小競り合いの繰り返しが起こる。
yuuma 4380、リデルとルディアが会談し、和議を結ぶ。緊張を伴う平和が訪れる。
yuuma 4404、マール王が崩御し、娘のディマリアが女王に就くも、神商会の力は一時的に弱まる。
yuuma 4405、虎視眈々とアルテ教が神商会に狙いを定める。しかし直接的な戦いに持ち込むとサルトが口を出すだろうことは分かっていたため、神商会を政治的に潰して教会が神人貿易を取り仕切り、利益を上げようという計画をコッペルが立てる。
yuuma 4406、ハークレットは教会の陰謀に気付き、サルト教会との連携を強め、神人貿易の一部に参加させることを条件に連立を行う。
yuuma 4408、連立した神商会とサルト教会はアルテ教会を攻撃。
yuuma 4416、連合軍が清教徒軍を攻撃。
yuuma 4418、アルヴェッテが陥落。リデルとコッペルは戦死し、教会は解散となる。
yuuma 4444、後継者abelisがアルディアルのheistで教会を建て直す。
ハークレットは神人貿易に参加しだしたサルト教を内心邪魔に思っていたが、アベリスの台頭により共闘を維持せねばならなかった。
しかしサルト教としても神商会をなんとか出し抜きたいところで、実際には三頭政治の再来になっていた。
アベリスは地道に信者を増やし、争いを避けるために政治には極力口を出さないようにし、宗教の本来的な形を取って布教した。個々の布教効果は微弱だったものの、長年の積み重ねは功を奏した。
以後およそ700年間、女王ディマリアの治世のもと、比較的安定した統治が続く(パックス・ディマリア)
yuuma 4673、ハークレット死亡。カンダルが神商会の新たな代表となる。
yuuma 4891、ルディア死亡。ディートアが新たなサルト教の代表となる。
yuuma 5023、カンダル死亡。ユキナが神商会の新たな代表となる。
yuuma 5109、ディマリア崩御。息子のミハリルが203歳で即位する。
yuuma 5199、サルト教のディートアが死亡。後継者は後のカルマント派を作るireusと、後のエスピール派を作るteezusの2人となった。
yuuma 5238、サルト教が二派に分派。アルテは実在であり、創造主であるとするkalmantと、アルテは概念であってすべてを生んできた自然の流れをそのように呼んだにすぎないとするespirとに分かれた。
カルマントはアルテの偶像崇拝を行った。エスピールはアルテを偶像視しないので、それが高じてほかのサルトを含め偶像崇拝そのものを嫌った。
yuuma 5266、アベリスが死亡。ガルマがアルテ教の新たな代表となる。
yuuma 5288、ミハリル王に息子ハリカルが誕生。
yuuma 5367、このころメティオ美術が盛んとなる。メティオはカルマントが多く、アルテの偶像崇拝を行い、皿や壷などの調度品にアルテを描いた。
サルトの感情を考慮して輸出は自主規制してきたが、この年人的ミスによりルフェルのもとに一枚の皿が届く。
それまでも誤った輸出品に関してはエルフレインがチェックを行って弾いていたが、このときはエルフレインも気付かず通してしまった。
たちの悪いことに、その皿はルフェルがアルテにひざまづいているものであった。これを見たルフェルは気分を害したものの、不処分とした。
yuuma 5368、しかしエルトの一族は神に対する冒涜だと激昂。カルマント派からの輸入を制限する。
yuuma 5369、同じサルト教ということで怒りがこちらにまで向いてはたまらないと思ったエスピールはカルマントを排してスピンオフ。
yuuma 5375、カルマント派を失ったことはサルト教全体で見れば教会の脆弱化を招いた。そこにつけこんだ神商会はエスピールの掃討に動き出した。エスピールを排せば昔同様神人貿易の全権は神商会が握れるため。
yuuma 5376、レスティリア軍がジェリカに侵攻開始。エスピールは軍事力で劣っていたため、神人貿易の契約である有事の際の保護を申し出、神に助力を請うた。
しかし同様に神商会も契約に基づき神の助力を請うた。神はどちらの味方につくこともできず、なんの役にも立たなかった。
同冬、ジェリカは記録的な豪雪に見舞われ、包囲していたレスティリア軍は一時撤退を余儀なくされた。
エスピールと神商会はともに神に助力をしなかったのは契約違反と抗議。この動きはインサールにまで広がった。
yuuma 5377、神人貿易を手放すわけにはいかなかったルフェルとアルデスは会談し、契約の方針を変えることで合意。
従来は神人貿易を行う団体と契約をし、その団体の求めに応じて召喚されていた。それだと契約団体同士が抗争した場合、神は助力できなくなる。
そこで契約を貿易商個人と直接行うことにした。どちらのサイドであろうがその個人契約者の求めに応じ、その敵を攻撃するという契約に変えた。
契約者はヴィルを使って神をアルフィからアトラスへ転移させる。このとき強い神であればあるほど大量のヴィードを持っているので、移送にも大きなヴィルがかかる。
団体でなく個人単位で召喚するため、召喚時間は短く、原則として神は相手に一撃しか攻撃を加えることができない。
例えばアルデスと個人契約を結んだ商人がアルデスを召喚すると、アルデスは敵を一回攻撃して去る。
アルデスはそのときその契約者の求めに応じて敵を攻撃するだけなので、もし敵もまた別個にアルデスと契約を結んでいたとしても攻撃を受ける。
従って決闘などでは先に召喚したほうが有利となる。もし一撃で勝負がついてしまえば、先に召喚したほうが勝者となる。
召喚時間が短くなることで神に代わりに戦ってもらうことはできなくなり、神はただの兵器の一種となった。
これにより神は「相手が契約者団体だから動けない」というしがらみがなくなり、責任も追及されないようになる。
それでいて人類としてはやはり強力な兵器である召喚を使わないわけにはいかず、このシステムを飲んだ。
この出来事がメルテナ後期の召喚士時代を築くことになる。
yuuma 5388、レスティリア軍、ジェリカに再度侵攻。歴史上初めて召喚士同士の争いが起こる。
yuuma 5402、長期に渡る戦争が終わり、レスティリア軍が撤退。
yuuma 5408、内乱で疲弊したレスティルにルカリアが攻め入ってくる。ミハリル王は神商会とエスピールをまとめて対抗しなければレスティルは占領されるであろうと唱え、神商会とエスピールの融和を目指した。
yuuma 5412、ルカリアがケートを通過。
yuuma 5419、同、アデュを通過。
yuuma 5426、同、ドフレットを通過。前線に出ていた時期国王のハリカルがまさかの戦死を遂げ、レスティルは騒然となる。
yuuma 5428、危機を感じた神商会(王側)は、エスピールを国教と認め、アルテの概念としての存在を認め、信仰を奨励する。これによりエスピールが王に協力的になる。
yuuma 5433、神商会はカルマント派を抱き込み、兵力を増強。しかしエスピールの不満を呼ぶこととなる。ミハリル王はカルマント軍を別の戦役に置き、エスピールと別々に配置した。
yuuma 5437、神商会はガルマを抱き込み、アルテ教も受け入れた。サルト教の不満が上がり、アルテ教軍は危険な前線へと追いやられた。しかしそれでも狂信者たちはアルテ神の公認のために戦った。
yuuma 5440、レスティル、ルカリア軍を撤退させ、勝利する。
yuuma 5444、スカルディアのアルシェリア人がカテージュ地方に侵攻開始。竜騎兵から成り、双龍槍を振るう、小柄ながら屈強な戦士を中心とした軍隊で、接近戦と中距離戦に長けた。ルカリアとの戦いで疲弊していた王府は満足な対策を講じられなかった。
yuuma 5456、カテージュ東部の山岳地帯の要塞都市alkidelが陥落。アルシェリア人の侵入を許す。
yuuma 5469、カテージュが征服される。
yuuma 5481、ミハリルに娘ペティが誕生。
yuuma 5491、ミハリルが崩御。10歳ペティが即位する。アトラス史上ありえないことで、物議をかもすこととなった。結果、ユキナが政治を見る摂政という地位についた。
yuuma 5495、カテージュ軍、混乱に乗じてイルケアに侵攻。戦争は長期に渡る。皮肉なことに、長引く戦いのせいでかえって異教間のわだかまりは弱くなっていき、召喚士の地位が高まっていく。何教かよりも召喚士か否かという区別のほうが重要視されつつあった。
yuuma 5521、レスティル軍はカテージュ軍を退け、アルシェリア人はカテージュに撤退。
yuuma 5565、ユキナ死亡。メリウセルが神商会の新たな代表となる。メリウセルは力でのし上がった人物で、強力な魔力を持っていた。その力を活かして神と次々に契約を結んでいった人物である。
このときペティがまだわずか100歳にも達していなかったため、メリウセルが関白という地位を築いて政治を見た。
yuuma 5576、先の戦いで戦功があったのは主に召喚士で、召喚士の地位が高まっていき、宗派を越えて召喚士そのものの地位が高まっていった。召喚士同士の横の強がりのほうが宗派よりも重要視されるようになり、ほとんどの人間は各宗派の違いよりも職業の違いを意識するようになった。
この状態を受け、関白メリウセルは日本でいう神仏混合(エマルジール)を行い、アルテもサルトも漠然と崇める対象と広く定義し、アルテの存在を認めない神商会に対しては「このアルテは原初に存在して分裂したアルテのことで、概念でも唯一神でもない」と説明し、飲ませた。
神商会としてはエマルジールを行うことで富国強兵になり、体よくサルト教とアルテ教を吸収できると考えた。この時代は昔ほど宗派の違いが重要でなく、召喚士や魔導師といった階級のほうが重要視されたため、メリウセルは新しい風潮に合わせて宗教理念を柔軟に解釈した。
yuuma 5587、エマルジールがインサールでも起こる。
yuuma 5603、エマルジールがレスティル周辺諸国に広まる。
yuuma 5612、メリウセルの王府における権限が強くなりすぎたことに対し、国王派の嫌気が高まり、神商会との対立が浮き彫りに。
yuuma 5621、メリウセルが宗派を統合し、artilia教と改名。アルテの解釈を広く取り、宗派をまとめた。これにより教会の力は高まり、いちはやく統合を行ったレスティルは諸国に対し秀でるようになる。
yuuma 5635、ルカリアで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む。
yuuma 5648、ヴェマで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む。
yuuma 5653、artiliaの力を背景に、カテージュのレコンキスタ(再征服)が開始。
yuuma 5655、カテージュのスカルディア人はartiliaに対抗するため、首都iksdiaにてiksante教を興す。教祖はシフェル系スカルディア人のhastilで、もとは被支配民族であった。
iksdiaはシフェル系古スカルディア語の地名で、iksanteはマレット系古スカルディア語であり、マレット系古メティオ語にほぼ等しい。iksanteはiksdiaを外来語としてマレット系古スカルディア語に取り入れてから「〜教」を指す形態素を加えてできた名である。
ハスティルは「封印されたテームスが復活して神と神の軍を倒すであろう」と唱え、魔獣兵を率いて、レスティル率いる神の軍artiliaと戦った。
yuuma 5659、iksanteの守りは堅牢で、カテージュのレコンキスタは至難のわざであった。また、レスティルには常にルカリアという後顧の憂いがあったため、戦争を長引かせるわけにはいかなかった。この年、レスティル軍は撤退。
yuuma 5667、周辺諸国で次々と統合が起こり、artiliaが世界宗教に。
yuuma 5670、iksanteがスカルディアで国教となり、artiliaが強制退去させられる。迫害虐殺を行わないところが温厚なスカルディア人らしいと評された。
yuuma 5680、iksanteがメティオで国教となり、artiliaが迫害・虐殺される。庇護を求めてartiliaがレスティル及びアルディアルへ亡命。迫害に対し、artiliaのiksanteへの非難が集まり、これが第二次レコンキスタへの呼び水となる。
yuuma 5686、第二次レコンキスタ開戦。
yuuma 5703、レスティル軍撤退。
yuuma 5705、レコンキスタでの失敗をかさに国王派は関白メリウセルを追及。失脚を狙う。
yuuma 5708、国王派の過激派diorelがメリウセルの暗殺を企てるが、強力なmejtelにより失敗。
同月、メリウセルが報復でじきじきにディオレールを暗殺。国王派との内乱が勃発する。
同冬、メリウセルはレスティリア城の西部に陣を構え、国王派と闘争。
yuuma 5709、メリウセル軍が国王軍を破り、ペティを廃位。下克上という言葉ができる。メリウセルは自らが王となり、レスティルを支配。召喚士から輩出した初めての王であった。
yuuma 5710、血の革命が起こり、元国王派が次々と要職を追われ、虐殺される。この行為に国民の不満が爆発し、メリウセルは対応に追われる。
yuuma 5716、メリウセルは国民の暴発を鎮めるため、元女王ペティを嫁に迎え、王家の血を絶やさないことを約束。譲歩を見せられた国民の一部は溜飲を下げたものの、完全に納得したわけではなく、治安は完全には回復しなかった。
yuuma 5732、メリウセル、息子ivilを授かる。王家の血と混ざったこともあり、非常に強力な才能を秘めて生まれた。
yuuma 5755、ヴェマで召喚士kriusが王を倒して新王となる。
yuuma 5766、ルカリアで召喚士hakxiliaが王を倒して新王となる。
yuuma 5777、周辺諸国で召喚士が王を倒して新王となる。ただし、スカルディア、メティオは除く。
yuuma 5787、第三次レコンキスタ開戦。
yuuma 5799、レスティル軍、カテージュを再征服。
yuuma 5806、第四次レコンキスタ開戦。レスティル軍、要塞都市アルキデルへ侵攻。
yuuma 5811、レスティル軍、撤退。
yuuma 5823、アルキデル軍、カテージュに再び侵入。
yuuma 5829、カテージュ陥落。ふたたびスカルディアの領地に。
yuuma 5836、第五次レコンキスタの準備を整えていたが、度重なる戦争で疲弊した国民から非難の声が相次いだ。経済は悪化し、軍事費がかさみ、何よりレコンキスタが最初に行われたころに比べ、この時代の新しい世代はすでにカテージュが生まれたころから異国であるため、レコンキスタといわれてもピンと来なかった。
初期はレコンキスタに強い思い入れがあった国民も、いまや半分どうでもよくなっており、それより目の前の生活を王府は改善しろという声の方が圧倒的に多くなった。
そのため王府はレコンキスタを凍結し、カテージュを切り捨てた。
yuuma 5859、イルケアにカテージュ軍が侵攻。
yuuma 5862、カテージュ軍、撤退。
yuuma 5878、ケートにルカリア軍が侵攻。
yuuma 5883、ルカリア軍、撤退。
yuuma 5899、ケートにアルディアル軍が侵攻。
yuuma 5903、アルディアル軍、撤退。
yuuma 5919、ルカリア・アルディアル連合軍、ケートに侵攻。
yuuma 5923、連合軍、ケートを陥落。
yuuma 5938、レスティル軍、ケートをレコンキスタ。
yuuma 5941、レスティル軍、ケートを再征服。
yuuma 5955、死期を悟ったメリウセルが妻ペティを暗殺。自分の死後に元国王派のペティ派とイヴィル派に割れる明白だったため、国と国民を守るために妻を犠牲にした。
yuuma 5973、母を殺したのが父メリウセルだと知り、イヴィルは激怒。病床にあったメリウセルを刺し殺す。メリウセルが崩御し、イヴィルが即位する。
召喚士が王となって国を統治するシステムが安定した時期で、召喚士はエルト派とサール派に分かれ、アルカットは東西に分断されはじめる。
yuuma 6003、イヴィル、メティオおよびスカルディア(=中洋)の支配を狙い、カテージュに侵攻。
yuuma 6017、クリウス、中洋の支配を狙い、メティオ東部alhanteに侵攻。
中洋は上弦でも下弦でもなく、イクサンテ(拝魔教)に属している。このため神人貿易に非協力的で、イクサンテ樹立以降は特に鎖国状態に近いものがあった。
豊富な中洋の資源を巡って東西が争うようになる。
クリウスのメティオ侵攻で東側も中洋の支配に乗り出し、西側との対立が浮き彫りになる。ゆえにこの時点を以ってカコの開始とし、メルテナの終わりとする。
yuuma 4891、ルディア死亡。ディートアが新たなサルト教の代表となる。
yuuma 5023、カンダル死亡。ユキナが神商会の新たな代表となる。
yuuma 5109、ディマリア崩御。息子のミハリルが203歳で即位する。
yuuma 5199、サルト教のディートアが死亡。後継者は後のカルマント派を作るireusと、後のエスピール派を作るteezusの2人となった。
yuuma 5238、サルト教が二派に分派。アルテは実在であり、創造主であるとするkalmantと、アルテは概念であってすべてを生んできた自然の流れをそのように呼んだにすぎないとするespirとに分かれた。
カルマントはアルテの偶像崇拝を行った。エスピールはアルテを偶像視しないので、それが高じてほかのサルトを含め偶像崇拝そのものを嫌った。
yuuma 5266、アベリスが死亡。ガルマがアルテ教の新たな代表となる。
yuuma 5288、ミハリル王に息子ハリカルが誕生。
yuuma 5367、このころメティオ美術が盛んとなる。メティオはカルマントが多く、アルテの偶像崇拝を行い、皿や壷などの調度品にアルテを描いた。
サルトの感情を考慮して輸出は自主規制してきたが、この年人的ミスによりルフェルのもとに一枚の皿が届く。
それまでも誤った輸出品に関してはエルフレインがチェックを行って弾いていたが、このときはエルフレインも気付かず通してしまった。
たちの悪いことに、その皿はルフェルがアルテにひざまづいているものであった。これを見たルフェルは気分を害したものの、不処分とした。
yuuma 5368、しかしエルトの一族は神に対する冒涜だと激昂。カルマント派からの輸入を制限する。
yuuma 5369、同じサルト教ということで怒りがこちらにまで向いてはたまらないと思ったエスピールはカルマントを排してスピンオフ。
yuuma 5375、カルマント派を失ったことはサルト教全体で見れば教会の脆弱化を招いた。そこにつけこんだ神商会はエスピールの掃討に動き出した。エスピールを排せば昔同様神人貿易の全権は神商会が握れるため。
yuuma 5376、レスティリア軍がジェリカに侵攻開始。エスピールは軍事力で劣っていたため、神人貿易の契約である有事の際の保護を申し出、神に助力を請うた。
しかし同様に神商会も契約に基づき神の助力を請うた。神はどちらの味方につくこともできず、なんの役にも立たなかった。
同冬、ジェリカは記録的な豪雪に見舞われ、包囲していたレスティリア軍は一時撤退を余儀なくされた。
エスピールと神商会はともに神に助力をしなかったのは契約違反と抗議。この動きはインサールにまで広がった。
yuuma 5377、神人貿易を手放すわけにはいかなかったルフェルとアルデスは会談し、契約の方針を変えることで合意。
従来は神人貿易を行う団体と契約をし、その団体の求めに応じて召喚されていた。それだと契約団体同士が抗争した場合、神は助力できなくなる。
そこで契約を貿易商個人と直接行うことにした。どちらのサイドであろうがその個人契約者の求めに応じ、その敵を攻撃するという契約に変えた。
契約者はヴィルを使って神をアルフィからアトラスへ転移させる。このとき強い神であればあるほど大量のヴィードを持っているので、移送にも大きなヴィルがかかる。
団体でなく個人単位で召喚するため、召喚時間は短く、原則として神は相手に一撃しか攻撃を加えることができない。
例えばアルデスと個人契約を結んだ商人がアルデスを召喚すると、アルデスは敵を一回攻撃して去る。
アルデスはそのときその契約者の求めに応じて敵を攻撃するだけなので、もし敵もまた別個にアルデスと契約を結んでいたとしても攻撃を受ける。
従って決闘などでは先に召喚したほうが有利となる。もし一撃で勝負がついてしまえば、先に召喚したほうが勝者となる。
召喚時間が短くなることで神に代わりに戦ってもらうことはできなくなり、神はただの兵器の一種となった。
これにより神は「相手が契約者団体だから動けない」というしがらみがなくなり、責任も追及されないようになる。
それでいて人類としてはやはり強力な兵器である召喚を使わないわけにはいかず、このシステムを飲んだ。
この出来事がメルテナ後期の召喚士時代を築くことになる。
yuuma 5388、レスティリア軍、ジェリカに再度侵攻。歴史上初めて召喚士同士の争いが起こる。
yuuma 5402、長期に渡る戦争が終わり、レスティリア軍が撤退。
yuuma 5408、内乱で疲弊したレスティルにルカリアが攻め入ってくる。ミハリル王は神商会とエスピールをまとめて対抗しなければレスティルは占領されるであろうと唱え、神商会とエスピールの融和を目指した。
yuuma 5412、ルカリアがケートを通過。
yuuma 5419、同、アデュを通過。
yuuma 5426、同、ドフレットを通過。前線に出ていた時期国王のハリカルがまさかの戦死を遂げ、レスティルは騒然となる。
yuuma 5428、危機を感じた神商会(王側)は、エスピールを国教と認め、アルテの概念としての存在を認め、信仰を奨励する。これによりエスピールが王に協力的になる。
yuuma 5433、神商会はカルマント派を抱き込み、兵力を増強。しかしエスピールの不満を呼ぶこととなる。ミハリル王はカルマント軍を別の戦役に置き、エスピールと別々に配置した。
yuuma 5437、神商会はガルマを抱き込み、アルテ教も受け入れた。サルト教の不満が上がり、アルテ教軍は危険な前線へと追いやられた。しかしそれでも狂信者たちはアルテ神の公認のために戦った。
yuuma 5440、レスティル、ルカリア軍を撤退させ、勝利する。
yuuma 5444、スカルディアのアルシェリア人がカテージュ地方に侵攻開始。竜騎兵から成り、双龍槍を振るう、小柄ながら屈強な戦士を中心とした軍隊で、接近戦と中距離戦に長けた。ルカリアとの戦いで疲弊していた王府は満足な対策を講じられなかった。
yuuma 5456、カテージュ東部の山岳地帯の要塞都市alkidelが陥落。アルシェリア人の侵入を許す。
yuuma 5469、カテージュが征服される。
yuuma 5481、ミハリルに娘ペティが誕生。
yuuma 5491、ミハリルが崩御。10歳ペティが即位する。アトラス史上ありえないことで、物議をかもすこととなった。結果、ユキナが政治を見る摂政という地位についた。
yuuma 5495、カテージュ軍、混乱に乗じてイルケアに侵攻。戦争は長期に渡る。皮肉なことに、長引く戦いのせいでかえって異教間のわだかまりは弱くなっていき、召喚士の地位が高まっていく。何教かよりも召喚士か否かという区別のほうが重要視されつつあった。
yuuma 5521、レスティル軍はカテージュ軍を退け、アルシェリア人はカテージュに撤退。
yuuma 5565、ユキナ死亡。メリウセルが神商会の新たな代表となる。メリウセルは力でのし上がった人物で、強力な魔力を持っていた。その力を活かして神と次々に契約を結んでいった人物である。
このときペティがまだわずか100歳にも達していなかったため、メリウセルが関白という地位を築いて政治を見た。
yuuma 5576、先の戦いで戦功があったのは主に召喚士で、召喚士の地位が高まっていき、宗派を越えて召喚士そのものの地位が高まっていった。召喚士同士の横の強がりのほうが宗派よりも重要視されるようになり、ほとんどの人間は各宗派の違いよりも職業の違いを意識するようになった。
この状態を受け、関白メリウセルは日本でいう神仏混合(エマルジール)を行い、アルテもサルトも漠然と崇める対象と広く定義し、アルテの存在を認めない神商会に対しては「このアルテは原初に存在して分裂したアルテのことで、概念でも唯一神でもない」と説明し、飲ませた。
神商会としてはエマルジールを行うことで富国強兵になり、体よくサルト教とアルテ教を吸収できると考えた。この時代は昔ほど宗派の違いが重要でなく、召喚士や魔導師といった階級のほうが重要視されたため、メリウセルは新しい風潮に合わせて宗教理念を柔軟に解釈した。
yuuma 5587、エマルジールがインサールでも起こる。
yuuma 5603、エマルジールがレスティル周辺諸国に広まる。
yuuma 5612、メリウセルの王府における権限が強くなりすぎたことに対し、国王派の嫌気が高まり、神商会との対立が浮き彫りに。
yuuma 5621、メリウセルが宗派を統合し、artilia教と改名。アルテの解釈を広く取り、宗派をまとめた。これにより教会の力は高まり、いちはやく統合を行ったレスティルは諸国に対し秀でるようになる。
yuuma 5635、ルカリアで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む。
yuuma 5648、ヴェマで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む。
yuuma 5653、artiliaの力を背景に、カテージュのレコンキスタ(再征服)が開始。
yuuma 5655、カテージュのスカルディア人はartiliaに対抗するため、首都iksdiaにてiksante教を興す。教祖はシフェル系スカルディア人のhastilで、もとは被支配民族であった。
iksdiaはシフェル系古スカルディア語の地名で、iksanteはマレット系古スカルディア語であり、マレット系古メティオ語にほぼ等しい。iksanteはiksdiaを外来語としてマレット系古スカルディア語に取り入れてから「〜教」を指す形態素を加えてできた名である。
ハスティルは「封印されたテームスが復活して神と神の軍を倒すであろう」と唱え、魔獣兵を率いて、レスティル率いる神の軍artiliaと戦った。
yuuma 5659、iksanteの守りは堅牢で、カテージュのレコンキスタは至難のわざであった。また、レスティルには常にルカリアという後顧の憂いがあったため、戦争を長引かせるわけにはいかなかった。この年、レスティル軍は撤退。
yuuma 5667、周辺諸国で次々と統合が起こり、artiliaが世界宗教に。
yuuma 5670、iksanteがスカルディアで国教となり、artiliaが強制退去させられる。迫害虐殺を行わないところが温厚なスカルディア人らしいと評された。
yuuma 5680、iksanteがメティオで国教となり、artiliaが迫害・虐殺される。庇護を求めてartiliaがレスティル及びアルディアルへ亡命。迫害に対し、artiliaのiksanteへの非難が集まり、これが第二次レコンキスタへの呼び水となる。
yuuma 5686、第二次レコンキスタ開戦。
yuuma 5703、レスティル軍撤退。
yuuma 5705、レコンキスタでの失敗をかさに国王派は関白メリウセルを追及。失脚を狙う。
yuuma 5708、国王派の過激派diorelがメリウセルの暗殺を企てるが、強力なmejtelにより失敗。
同月、メリウセルが報復でじきじきにディオレールを暗殺。国王派との内乱が勃発する。
同冬、メリウセルはレスティリア城の西部に陣を構え、国王派と闘争。
yuuma 5709、メリウセル軍が国王軍を破り、ペティを廃位。下克上という言葉ができる。メリウセルは自らが王となり、レスティルを支配。召喚士から輩出した初めての王であった。
yuuma 5710、血の革命が起こり、元国王派が次々と要職を追われ、虐殺される。この行為に国民の不満が爆発し、メリウセルは対応に追われる。
yuuma 5716、メリウセルは国民の暴発を鎮めるため、元女王ペティを嫁に迎え、王家の血を絶やさないことを約束。譲歩を見せられた国民の一部は溜飲を下げたものの、完全に納得したわけではなく、治安は完全には回復しなかった。
yuuma 5732、メリウセル、息子ivilを授かる。王家の血と混ざったこともあり、非常に強力な才能を秘めて生まれた。
yuuma 5755、ヴェマで召喚士kriusが王を倒して新王となる。
yuuma 5766、ルカリアで召喚士hakxiliaが王を倒して新王となる。
yuuma 5777、周辺諸国で召喚士が王を倒して新王となる。ただし、スカルディア、メティオは除く。
yuuma 5787、第三次レコンキスタ開戦。
yuuma 5799、レスティル軍、カテージュを再征服。
yuuma 5806、第四次レコンキスタ開戦。レスティル軍、要塞都市アルキデルへ侵攻。
yuuma 5811、レスティル軍、撤退。
yuuma 5823、アルキデル軍、カテージュに再び侵入。
yuuma 5829、カテージュ陥落。ふたたびスカルディアの領地に。
yuuma 5836、第五次レコンキスタの準備を整えていたが、度重なる戦争で疲弊した国民から非難の声が相次いだ。経済は悪化し、軍事費がかさみ、何よりレコンキスタが最初に行われたころに比べ、この時代の新しい世代はすでにカテージュが生まれたころから異国であるため、レコンキスタといわれてもピンと来なかった。
初期はレコンキスタに強い思い入れがあった国民も、いまや半分どうでもよくなっており、それより目の前の生活を王府は改善しろという声の方が圧倒的に多くなった。
そのため王府はレコンキスタを凍結し、カテージュを切り捨てた。
yuuma 5859、イルケアにカテージュ軍が侵攻。
yuuma 5862、カテージュ軍、撤退。
yuuma 5878、ケートにルカリア軍が侵攻。
yuuma 5883、ルカリア軍、撤退。
yuuma 5899、ケートにアルディアル軍が侵攻。
yuuma 5903、アルディアル軍、撤退。
yuuma 5919、ルカリア・アルディアル連合軍、ケートに侵攻。
yuuma 5923、連合軍、ケートを陥落。
yuuma 5938、レスティル軍、ケートをレコンキスタ。
yuuma 5941、レスティル軍、ケートを再征服。
yuuma 5955、死期を悟ったメリウセルが妻ペティを暗殺。自分の死後に元国王派のペティ派とイヴィル派に割れる明白だったため、国と国民を守るために妻を犠牲にした。
yuuma 5973、母を殺したのが父メリウセルだと知り、イヴィルは激怒。病床にあったメリウセルを刺し殺す。メリウセルが崩御し、イヴィルが即位する。
召喚士が王となって国を統治するシステムが安定した時期で、召喚士はエルト派とサール派に分かれ、アルカットは東西に分断されはじめる。
yuuma 6003、イヴィル、メティオおよびスカルディア(=中洋)の支配を狙い、カテージュに侵攻。
yuuma 6017、クリウス、中洋の支配を狙い、メティオ東部alhanteに侵攻。
中洋は上弦でも下弦でもなく、イクサンテ(拝魔教)に属している。このため神人貿易に非協力的で、イクサンテ樹立以降は特に鎖国状態に近いものがあった。
豊富な中洋の資源を巡って東西が争うようになる。
クリウスのメティオ侵攻で東側も中洋の支配に乗り出し、西側との対立が浮き彫りになる。ゆえにこの時点を以ってカコの開始とし、メルテナの終わりとする。
<カコ前期>
yuuma 6021、クリウス、娘のiihalを授かる。
yuuma 6055、クリウス、アルハンテを陥落。
yuuma 6137、イヴィル、遠征先のanjeで娘誕生の報を聞き、lanjeと名付ける。
yuuma 6172、イヴィル、カテージュをレコンキスタ。
yuuma 6225、クリウス崩御。イーハルが即位。
yuuma 6284、イヴィル、アルキデルを陥落。
yuuma 6321、イヴィル崩御。強力な力を持ちながらも、寿命がほかの王より少し短くなっている。ランジェが即位。
yuuma 6356、ランジェ、アルシェリアを陥落。
yuuma 6380、ランジェ、genosを陥落。
yuuma 6391、イーハル、アルハンテ西部のreixanに侵攻。
yuuma 6400、アルシェリアが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6401、ゲノスが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6403、イーハル撤退。
yuuma 6415、ランジェ、lazdiaを陥落。現魔方に食指を伸ばす。魔方はこの時点で既にiksanteによってlazdiaなど、悪魔的な地名に塗り替えられていた。
yuuma 6423、イーハル、第二次レーシャン戦争。
yuuma 6437、レーシャンを陥落。
yuuma 6442、イーハル、tonkanに侵攻。
yuuma 6450、トンカンを陥落。
yuuma 6466、ランジェ、bertiaを陥落。
yuuma 6472、イーハル、娘のdiomanteを産む。
yuuma 6480、イーハル、manseiに侵攻。
yuuma 6492、イーハル撤退。
yuuma 6503、ラズディアが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6511、イーハル、マンセイに再度侵攻。
yuuma 6523、マンセイを陥落。
yuuma 6532、ランジェ、estiaを陥落。
yuuma 6543、イーハル、現アリディアのtselinに侵攻。
yuuma 6556、イーハル、ツェリン前線でまさかの戦死。ヴェマに衝撃が走る。
yuuma 6557、宰相erinとdiomante姫の派閥に分かれ、ヴェマ連合国(ヴェマ及び沙方からなる連合国)で政治戦争が起こる。
yuu,a 6573、diomante派が宰相派を政治的に倒し、宰相派は暗方に封じられる。
yuuma 6588、ランジェ、娘のazeriaを産む。東方遠征は最大戦力であるランジェが前線を退いたことで一時中断。レスティルは防戦の構えを取る。
yuuma 6593、ディオマンテ、ツェリンに再度侵攻。
yuuma 6600、敗戦による内政不安からスカルディアが3国に分裂。merdia, kiltia, askaldiに。
yuuma 6601、ツェリン陥落。
yuuma 6619、ディマンテ、ツェリン西部のanpelに侵攻。
yuuma 6623、ディオマンテ撤退。
yuuma 6631、アスカルディがメルディアに侵攻。
yuuma 6636、メルディアが陥落。
yuuma 6638、弱体化したメルディアにレスティルが侵攻。
yuuma 6639、メルディア陥落。焦土と化す。
yuuma 6652、メティオ、ツェリンのレコンキスタを開始。
yuuma 6672、若きアゼリア姫、キルティアの外相を巧みな交渉術で取り込み、キルティア王を説得させて無血開場を実現。レスティルは労せずキルティアを物とする。キルティアには自治権を与え、優遇税制を取った。
yuuma 6680、メティオ、ツェリンをレコンキスタ。
yuuma 6699、ディオマンテ、ツェリンのレコンキスタを開始。
yuuma 6703、経済的に栄えたキルティアとレスティルの連合軍がアスカルディに侵攻。
yuuma 6707、アスカルディの激しい抵抗に撤退を余儀なくされる。アゼリアは敗戦の理由がレスティル兵とキルティア兵の宗教の違いにあるのではと考えた。
この時点の宗派の違いは弱くなっていたものの、それはアルティリア教における話であって、拝魔教イスカンテとの間には根本的な違いが残っている。
yuuma 6708、ディオマンテ、ツェリンをレコンキスタ。
yuuma 6714、アゼリアの進言を受けてランジェは神魔混合ミレムジールを行い、artiliaとiskanteをariskante教に統合。
旧宗教のうち統合反対派から激しい反対を受ける。
同夏、反対派の過激派がキルティアでテロを開始。
yuuma 6722、ランジェ崩御。アゼリアが即位。テロに格好の機会を与える。
yuuma 6729、ディオマンテ、アンペルに再度侵攻。
yuuma 6735、ツェリンでダイズアイライが大量発生し、ディオマンテはアンペルから撤退。
yuuma 6737、テロがメルディアでも発生。
yuuma 6738、ダイズアイライが沙方に飛び火。連合は混乱する。
yuuma 6739、ヴェマ王府がアルティリア教徒を優先的にダイズアイライ災害から救済したことで、連合内のイスカンテ教徒から非難が上がる。
yuuma 6740、その対策としてディオマンテがアリスカンテを取り入れ、国教と定め、アルティリアとイスカンテ間の異教徒という壁を取り除き、差別を禁止する法を制定。
しかし法はしばしばザルで、現場では守られないことが多く、不満の声は残った。またこの結果、反対派を招くこととなり、インサールにもテロが飛び火。
yuuma 6743、テロがレスティル本国に飛び火。
yuuma 6745、アゼリア、アリスカンテ以外を邪教と宣言。信仰心の篤いもののうち旧アルティリア教徒をletisと呼び、旧イスカンテ教徒をteetiaと呼び、それ以外をvelesと呼び、velesを強く非難した。
反対派はこれによって邪教徒harvaと呼ばれるようになり、弾圧の対象となった。
yuuma 6746、アゼリアは教祖を名乗り、自らを預言者にしようとしたが、国民の賛同は得られなかった。
yuuma 6749、アゼリア、邪教徒の本拠地であるアルヴェッテに侵攻。
yuuma 6750、アルヴェッテの大虐殺が起こり、邪教徒は一掃され、散り散りになる。このとき既に国内はアリスカンテ教が優勢だったため、アゼリアは賞賛を浴びる。
yuuma 6752、アゼリア、息子のandantを産み、andantを預言者と公言。国民は邪教徒討伐の一件があったため、これを受け入れる。
yuuma 6753、ディオマンテが連合国内の邪教徒を一掃しはじめる。
yuuma 6754、邪教徒を一掃しおえる。
yuuma 6758、ディオマンテ、息子のikstanを産み、これを預言者とする。
yuuma 6759、アリスカンテの預言者が2人となったことで東西は正当性を互いに主張し、対立が濃くなる。
yuuma 6762、ディマンテ、アンペルに再度侵攻。
yuuma 6767、アゼリア、アスカルディに侵攻。
yuuma 6774、ディオマンテ撤退。
yuuma 6777、アスカルディを陥落。アルマティア、カルテール、ガルテアに分割する。アスカルディ王家はフレスティルに封じられる。
yuuma 6786、アゼリア、アンペル西部のtoutouに侵攻。
yuuma 6792、トウトウ陥落。
yuuma 6803、アゼリアは長い因縁のあるアンペルとヴェマを見て、アンペルのメティオ政府に同盟を提案。アンペルはこれを受け入れ、自治権と優遇税制のもと、アゼリアと組む。
こうして無血開城でアゼリアはアンペルを手に入れ、メティオは一時アンペル自治区のみとなる。
yuuma 6804、アゼリアはアンシャルの大部分を支配していたが、未征服の土地も多かった。しかし西は既に東という共通の敵を持っていた。
勝手に西をひとつの帝国とするわけにはいかないが、東という共通の敵を浮き彫りにするために、アゼリアは西をドゥルガと呼び、ひとつの文化圏とした。
これを受けてディオマンテは東をヴィーネと呼び、月戦争カコが完全に勃発。こうしてカコは中期に入っていく。
<カコ中期>
yuuma 6021、クリウス、娘のiihalを授かる。
yuuma 6055、クリウス、アルハンテを陥落。
yuuma 6137、イヴィル、遠征先のanjeで娘誕生の報を聞き、lanjeと名付ける。
yuuma 6172、イヴィル、カテージュをレコンキスタ。
yuuma 6225、クリウス崩御。イーハルが即位。
yuuma 6284、イヴィル、アルキデルを陥落。
yuuma 6321、イヴィル崩御。強力な力を持ちながらも、寿命がほかの王より少し短くなっている。ランジェが即位。
yuuma 6356、ランジェ、アルシェリアを陥落。
yuuma 6380、ランジェ、genosを陥落。
yuuma 6391、イーハル、アルハンテ西部のreixanに侵攻。
yuuma 6400、アルシェリアが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6401、ゲノスが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6403、イーハル撤退。
yuuma 6415、ランジェ、lazdiaを陥落。現魔方に食指を伸ばす。魔方はこの時点で既にiksanteによってlazdiaなど、悪魔的な地名に塗り替えられていた。
yuuma 6423、イーハル、第二次レーシャン戦争。
yuuma 6437、レーシャンを陥落。
yuuma 6442、イーハル、tonkanに侵攻。
yuuma 6450、トンカンを陥落。
yuuma 6466、ランジェ、bertiaを陥落。
yuuma 6472、イーハル、娘のdiomanteを産む。
yuuma 6480、イーハル、manseiに侵攻。
yuuma 6492、イーハル撤退。
yuuma 6503、ラズディアが独立国家となるが、レスティルは宗主国となり、事実上の属国であった。
yuuma 6511、イーハル、マンセイに再度侵攻。
yuuma 6523、マンセイを陥落。
yuuma 6532、ランジェ、estiaを陥落。
yuuma 6543、イーハル、現アリディアのtselinに侵攻。
yuuma 6556、イーハル、ツェリン前線でまさかの戦死。ヴェマに衝撃が走る。
yuuma 6557、宰相erinとdiomante姫の派閥に分かれ、ヴェマ連合国(ヴェマ及び沙方からなる連合国)で政治戦争が起こる。
yuu,a 6573、diomante派が宰相派を政治的に倒し、宰相派は暗方に封じられる。
yuuma 6588、ランジェ、娘のazeriaを産む。東方遠征は最大戦力であるランジェが前線を退いたことで一時中断。レスティルは防戦の構えを取る。
yuuma 6593、ディオマンテ、ツェリンに再度侵攻。
yuuma 6600、敗戦による内政不安からスカルディアが3国に分裂。merdia, kiltia, askaldiに。
yuuma 6601、ツェリン陥落。
yuuma 6619、ディマンテ、ツェリン西部のanpelに侵攻。
yuuma 6623、ディオマンテ撤退。
yuuma 6631、アスカルディがメルディアに侵攻。
yuuma 6636、メルディアが陥落。
yuuma 6638、弱体化したメルディアにレスティルが侵攻。
yuuma 6639、メルディア陥落。焦土と化す。
yuuma 6652、メティオ、ツェリンのレコンキスタを開始。
yuuma 6672、若きアゼリア姫、キルティアの外相を巧みな交渉術で取り込み、キルティア王を説得させて無血開場を実現。レスティルは労せずキルティアを物とする。キルティアには自治権を与え、優遇税制を取った。
yuuma 6680、メティオ、ツェリンをレコンキスタ。
yuuma 6699、ディオマンテ、ツェリンのレコンキスタを開始。
yuuma 6703、経済的に栄えたキルティアとレスティルの連合軍がアスカルディに侵攻。
yuuma 6707、アスカルディの激しい抵抗に撤退を余儀なくされる。アゼリアは敗戦の理由がレスティル兵とキルティア兵の宗教の違いにあるのではと考えた。
この時点の宗派の違いは弱くなっていたものの、それはアルティリア教における話であって、拝魔教イスカンテとの間には根本的な違いが残っている。
yuuma 6708、ディオマンテ、ツェリンをレコンキスタ。
yuuma 6714、アゼリアの進言を受けてランジェは神魔混合ミレムジールを行い、artiliaとiskanteをariskante教に統合。
旧宗教のうち統合反対派から激しい反対を受ける。
同夏、反対派の過激派がキルティアでテロを開始。
yuuma 6722、ランジェ崩御。アゼリアが即位。テロに格好の機会を与える。
yuuma 6729、ディオマンテ、アンペルに再度侵攻。
yuuma 6735、ツェリンでダイズアイライが大量発生し、ディオマンテはアンペルから撤退。
yuuma 6737、テロがメルディアでも発生。
yuuma 6738、ダイズアイライが沙方に飛び火。連合は混乱する。
yuuma 6739、ヴェマ王府がアルティリア教徒を優先的にダイズアイライ災害から救済したことで、連合内のイスカンテ教徒から非難が上がる。
yuuma 6740、その対策としてディオマンテがアリスカンテを取り入れ、国教と定め、アルティリアとイスカンテ間の異教徒という壁を取り除き、差別を禁止する法を制定。
しかし法はしばしばザルで、現場では守られないことが多く、不満の声は残った。またこの結果、反対派を招くこととなり、インサールにもテロが飛び火。
yuuma 6743、テロがレスティル本国に飛び火。
yuuma 6745、アゼリア、アリスカンテ以外を邪教と宣言。信仰心の篤いもののうち旧アルティリア教徒をletisと呼び、旧イスカンテ教徒をteetiaと呼び、それ以外をvelesと呼び、velesを強く非難した。
反対派はこれによって邪教徒harvaと呼ばれるようになり、弾圧の対象となった。
yuuma 6746、アゼリアは教祖を名乗り、自らを預言者にしようとしたが、国民の賛同は得られなかった。
yuuma 6749、アゼリア、邪教徒の本拠地であるアルヴェッテに侵攻。
yuuma 6750、アルヴェッテの大虐殺が起こり、邪教徒は一掃され、散り散りになる。このとき既に国内はアリスカンテ教が優勢だったため、アゼリアは賞賛を浴びる。
yuuma 6752、アゼリア、息子のandantを産み、andantを預言者と公言。国民は邪教徒討伐の一件があったため、これを受け入れる。
yuuma 6753、ディオマンテが連合国内の邪教徒を一掃しはじめる。
yuuma 6754、邪教徒を一掃しおえる。
yuuma 6758、ディオマンテ、息子のikstanを産み、これを預言者とする。
yuuma 6759、アリスカンテの預言者が2人となったことで東西は正当性を互いに主張し、対立が濃くなる。
yuuma 6762、ディマンテ、アンペルに再度侵攻。
yuuma 6767、アゼリア、アスカルディに侵攻。
yuuma 6774、ディオマンテ撤退。
yuuma 6777、アスカルディを陥落。アルマティア、カルテール、ガルテアに分割する。アスカルディ王家はフレスティルに封じられる。
yuuma 6786、アゼリア、アンペル西部のtoutouに侵攻。
yuuma 6792、トウトウ陥落。
yuuma 6803、アゼリアは長い因縁のあるアンペルとヴェマを見て、アンペルのメティオ政府に同盟を提案。アンペルはこれを受け入れ、自治権と優遇税制のもと、アゼリアと組む。
こうして無血開城でアゼリアはアンペルを手に入れ、メティオは一時アンペル自治区のみとなる。
yuuma 6804、アゼリアはアンシャルの大部分を支配していたが、未征服の土地も多かった。しかし西は既に東という共通の敵を持っていた。
勝手に西をひとつの帝国とするわけにはいかないが、東という共通の敵を浮き彫りにするために、アゼリアは西をドゥルガと呼び、ひとつの文化圏とした。
これを受けてディオマンテは東をヴィーネと呼び、月戦争カコが完全に勃発。こうしてカコは中期に入っていく。
<カコ中期>