●mertena(宗教戦争の勃発から召喚士の台頭までの時代。yuuma 4,001〜6,016)

メルテナ前期:宗教戦争(yuuma 4,001〜4,444)
メルテナ中期:パックス・ディマリア(yuuma 4,445〜5,109)
メルテナ後期:召喚士戦争(yuuma 5,110〜6,016)

――の3部に分かれる。

メルテナ前期――宗教戦争(yuuma 4,001〜4,444)


アズゲルでシフェルとマレットの争いが終わり、シフェルの時代が到来する。
マレットの一部はシフェルと共存し、残りは別の大陸に追いやられた。

神人貿易の利権を巡ってルカリアで初の宗教が興り、レスティルを通してアルカット全土へ広がっていく。
初の宗教はアルテ教であり、辞書のarveeteを参照。

yuuma 4001 ルカリアでアルテ信仰からarveeteが隆盛する。民間的には貿易商の間で既にアズゲルからアルテ信仰の源流はあった
レスティルの小都市arvetteでlidelがkoppelとgildo(商工会)を設立
yuuma 4002 リデルがコッペルとarveeteを作り、商工会の結束を高めようとする。集団で購買し、かつ売れ残りの持合をしてリスクヘッジをすることで、神人貿易商の購買力に対抗することが商工会の当初の目的だった
yuuma 4023 商工会の支部がルークスに設立
yuuma 4044 商工会の支部がイルケアに設立
yuuma 4067 商工会の支部がレスティリアに設立。神人貿易商の圧力が強いため、本部はアルヴェッテに置き続ける
yuuma 4088 小麦の豊作が仇となり、値崩れが起こる。大量の在庫を抱えた商工会は窮地に立たされる
yuuma 4090 リデルがmeldoyaの実験を行う
yuuma 4099 メルドーヤの実験に成功
yuuma 4102 ケートで凶作が起こり、ライ麦の先物をしていた商工会は打撃を受ける。メルドーヤの研究は一時中断され、リデルは恐慌の収拾に就く
yuuma 4117 レスティリアで大麦が豊作となり、在庫があぶれ、メルドーヤの研究が再開される
yuuma 4123 リデルがアルヴェッテでメルドーヤを運用開始
yuuma 4127 各支部でメルドーヤが建てられる。秘密保持とスペース確保のため、郊外に建てられ、見張りが付けられた
yuuma 4134 レスティリアで大麦が凶作となる。リデルは蓄えていた大麦を安価で供給し、一躍名声を浴びる。これを神の救済としたため、たちまち庶民の間にアルテ教が広まっていく
yuuma 4137 リデルに対抗して神人貿易商の名士ignastが神商会を設立
yuuma 4141 イグナスト派がレスティリアのメルドーヤに侵入し、仕組みを盗もうとする。見張りは有事の際の取り決めに従ってメルドーヤを破壊し、秘密を保持した。これにより、商工会との対立が明確となる
yuuma 4142 リデルがメルドーヤを破棄し、商工会の地下に広大な空間を作り、その中にメルドーヤを移しはじめる
yuuma 4152 リデルはアルテ教会をアルヴェッテに設立し、商工会から独立させる。これは神商会および国王から商工会が睨まれていたことに対する方策であり、実態は商工会の人間で上層部が占められた。
yuuma 4172 レスティリアの王府からアルテ教は異教(myukale)だという公言がなされる。実際に歴史的にはアルテ教のほうが間違っているわけで、存在しない神を崇められては当然サルトとしては鼻持ちならない。また、神商会としてはこれ以上商工会をのさばらせておくわけにもいかなかった。そこで両者が時のレスティル王マールを炊きつけ、アルテ教を邪教とし、yuuma 4174にはさらに宗教の禁止を公布させた。宗教はアルバレンでmyukaleといい、「嘘のもの」「存在しないもの」を意味する。これにより、アルテ教迫害の下準備が整う
yuuma 4175 レスティリアでアルテ教の弾圧が開始。間接的な商工会への攻撃が開始された
yuuma 4176 本山アルヴェッテに弾圧の手が及ぶ。教会は商工会の経済力を背景に清教徒兵団という私兵団を設け、弾圧に対抗。本山は守られたが、教徒に対する各地での迫害は続いた
yuuma 4182 レスティル全土に弾圧が広がる
yuuma 4184 周辺国家でも弾圧が開始される
yuuma 4189 レスティル北部の都市アデュにアルテ教徒の収容所が設立される。これがかのアデュ収容所である
yuuma 4205 王府はアルテ教会が違法な邪教の組織であるとし、教会の解体を命じる。教会はこれを不服として拒絶
yuuma 4206 レスティリア軍がアルヴェッテに侵攻。内戦が始まる
yuuma 4207 弾圧の厳しかったケートイア地方で義勇軍が立ち上がり、人人貿易で利益を得ているアルディアル人が主な兵力として参加
yuuma 4208 ケートイアの義勇軍のレスティリア侵攻がきっかけでレスティリア軍に後顧の憂いが生じ、撤退。結果的に清教徒兵団が勝利する
yuuma 4212 レスティリア軍、ケートイア義勇軍をケートまで追いやる
yuuma 4214 清教徒兵団、ケートイア義勇軍と挟撃してレスティリア軍をアデュで破る。彼らはまとまり、清教徒軍を名乗る
yuuma 4217 清教徒軍、ドフレットに侵攻
yuuma 4218 清教徒軍、ドフレットを奪取。清教徒軍はレスティリア奪取を目指して準備を始める
yuuma 4219 ラヴァスの再来を恐れてアトラスの内政に関与できないサルトだが、このままでは神人貿易の存続が危ういと見て、ルフェルとアルデスがアルカンスで会談を行う
同冬 サルトがリデルに警告を発する。リデルも神と直接戦うのは分が悪いと考え、アルテ教の公認と引き換えに停戦を受け入れた。サルトはその結果を受けてひとまず矛を収め、マール王に決断を委ねた
yuuma 4220 マール王がアルテ教を邪教としたことは誤りであったと認め、アルテ教を公認する
yuuma 4221 公認は多くの教徒にとって喜ばしいことだったが、一部の過激派には不満が残った。あのまま進軍していればレスティリアを奪取できたと考えた教徒はリデル及びマール王に対する怒りをあらわにした
同夏 過激派がテロと化し、神商会への攻撃を開始。一時騒然となる。教会は一切関与していないと明言。この発言を言質として受け取ったマールは神に掃討を依頼。アルデスとルフェルが降臨し、過激派を掃討
同秋 過激派が容易に掃討されたことを受け、ユーマの一族に衝撃が走る。皮肉なことに、サルトを思想的に貶めていたアルテ教の信者さえもその圧倒的な力を見せ付けられ、神の偉大さを知るようになる。この件がきっかけとなり、アルテ教徒の中にサルトも信仰しようという多神教の考えが生まれる
yuuma 4222 リデルは多神教の考えを否定。多神教の考えを邪悪な考えと非難した
yuuma 4236 神商会のharkletが年々教徒を増やして力を付けていく教会の力を押さえ込むために、多神教派の先導者rudiaをバックアップしはじめる
yuuma 4241 rudiaは多神教のサルト教を樹立し、アルテ教から分派・独立し、jelikaに居を構える。教会は二分され、内紛が起こり、力が弱まる
yuuma 4278 ハークレットの進言で王はサルト教も公認する。神商会・アルテ教・サルト教の三頭状態が生まれる。神商会とサルト教は比較的同盟関係にあった
yuuma 4312 神商会のバックアップを受けたサルト教は躍進し、アルテ教に並ぶ規模に達し、対立が激化
yuuma 4349 両宗派の宣教師がスカルディアのルビー鉱山地帯farediaの採掘権を巡って抗争を開始
yuuma 4352 抗争がレスティルに飛び火。小競り合いの繰り返しが起こる
yuuma 4380 リデルとルディアが会談し、和議を結ぶ。緊張を伴う平和が訪れる
yuuma 4404 マール王が崩御し、娘のディマリアが女王に就くも、神商会の力は一時的に弱まる
yuuma 4405 虎視眈々とアルテ教が神商会に狙いを定める。しかし直接的な戦いに持ち込むとサルトが口を出すだろうことは分かっていたため、神商会を政治的に潰して教会が神人貿易を取り仕切り、利益を上げようという計画をコッペルが立てる
yuuma 4406 ハークレットは教会の陰謀に気付き、サルト教会との連携を強め、神人貿易の一部に参加させることを条件に連立を行う
yuuma 4408 連立した神商会とサルト教会はアルテ教会を攻撃
yuuma 4416 連合軍が清教徒軍を攻撃
yuuma 4418 アルヴェッテが陥落。リデルとコッペルは戦死し、教会は解散となる
yuuma 4444 後継者abelisがアルディアルのheistで教会を建て直す。ハークレットは神人貿易に参加しだしたサルト教を内心邪魔に思っていたが、アベリスの台頭により共闘を維持せねばならなかった。しかしサルト教としても神商会をなんとか出し抜きたいところで、実際には三頭政治の再来になっていた。アベリスは地道に信者を増やし、争いを避けるために政治には極力口を出さないようにし、宗教の本来的な形を取って布教した。個々の布教効果は微弱だったものの、長年の積み重ねは功を奏していく。以後およそ700年間、女王ディマリアの治世のもと、比較的安定した統治が続く(パックス・ディマリア)

メルテナ中期――パックス・ディマリア(yuuma 4,445〜5,109)


女王ディマリアの治世のもと続いた約700年に渡る平和な時代。

yuuma 4673 ハークレット死亡。カンダルが神商会の新たな代表となる
yuuma 4891 ルディア死亡。ディートアが新たなサルト教の代表となる
yuuma 5023 カンダル死亡。ユキナが神商会の新たな代表となる
yuuma 5109 ディマリア崩御。息子のミハリルが203歳で即位する

メルテナ後期――召喚士戦争(yuuma 5,110〜6,016)


yuuma 5199 サルト教のディートアが死亡。後継者は後のカルマント派を作るireusと、後のエスピール派を作るteezusの2人となった
yuuma 5238 サルト教が二派に分派。アルテは実在であり、創造主であるとするkalmantと、アルテは概念であってすべてを生んできた自然の流れをそのように呼んだにすぎないとするespirとに分かれた。カルマントはアルテの偶像崇拝を行った。エスピールはアルテを偶像視しないので、それが高じてほかのサルトを含め偶像崇拝そのものを嫌った
yuuma 5266 アベリスが死亡。ガルマがアルテ教の新たな代表となる
yuuma 5288 ミハリル王に息子ハリカルが誕生
yuuma 5367 このころメティオ美術が盛んとなる。メティオはカルマントが多く、アルテの偶像崇拝を行い、皿や壷などの調度品にアルテを描いた。サルトの感情を考慮して輸出は自主規制してきたが、この年人的ミスによりルフェルのもとに一枚の皿が届く。それまでも誤った輸出品に関してはエルフレインがチェックを行って弾いていたが、このときはエルフレインも気付かず通してしまった。たちの悪いことに、その皿はルフェルがアルテにひざまづいているものであった。これを見たルフェルは気分を害したものの、不処分とした
yuuma 5368 しかしエルトの一族は神に対する冒涜だと激昂。カルマント派からの輸入を制限する
yuuma 5369 同じサルト教ということで怒りがこちらにまで向いてはたまらないと思ったエスピールはカルマントを排してスピンオフ
yuuma 5375 カルマント派を失ったことはサルト教全体で見れば教会の脆弱化を招いた。そこにつけこんだ神商会はエスピールの掃討に動き出した。エスピールを排せば昔同様神人貿易の全権は神商会が握れるためである
yuuma 5376 レスティリア軍がジェリカに侵攻開始。エスピールは軍事力で劣っていたため、神人貿易の契約である有事の際の保護を申し出、神に助力を請うた。しかし同様に神商会も契約に基づき神の助力を請うた。結果、神はどちらの味方につくこともできず、なんの役にも立たなかった
同冬 ジェリカは記録的な豪雪に見舞われ、包囲していたレスティリア軍は一時撤退を余儀なくされた。エスピールと神商会はともに神に助力をしなかったのは契約違反と抗議。この動きはインサールにまで広がった
yuuma 5377 神人貿易を手放すわけにはいかなかったルフェルとアルデスは会談し、契約の方針を変えることで合意。従来は神人貿易を行う団体と契約をし、その団体の求めに応じて召喚されていた。それだと契約団体同士が抗争した場合、神は助力できなくなる。そこで契約を貿易商個人と直接行うことにした。どちらのサイドであろうがその個人契約者の求めに応じ、その敵を攻撃するという契約に変えた。契約者はヴィルを使って神をアルフィからアトラスへ転移させる。このとき強い神であればあるほど大量のヴィードを持っているので、移送にも大きなヴィルがかかる。団体でなく個人単位で召喚するため、召喚時間は短く、原則として神は相手に一撃しか攻撃を加えることができない。例えばアルデスと個人契約を結んだ商人がアルデスを召喚すると、アルデスは敵を一回攻撃して去る。アルデスはそのときその契約者の求めに応じて敵を攻撃するだけなので、敵が別個にアルデスと契約を結んでいたとしても攻撃を受ける。従って決闘などでは先に召喚したほうが有利となる。もし一撃で勝負がついてしまえば、先に召喚したほうが勝者となる。召喚時間が短くなることで神に代わりに戦ってもらうことはできなくなり、神はただの兵器の一種となった。これにより神は「相手が契約者団体だから動けない」というしがらみがなくなり、責任も追及されないようになる。それでいて人類としてはやはり強力な兵器である召喚を使わないわけにはいかず、このシステムを飲んだ。この出来事がメルテナ後期の召喚士時代を築くことになる
yuuma 5388 レスティリア軍、ジェリカに再度侵攻。歴史上初めて召喚士同士の争いが起こる
yuuma 5402 長期に渡る戦争が終わり、レスティリア軍が撤退
yuuma 5408 内乱で疲弊したレスティルにルカリアが攻め入ってくる。ミハリル王は神商会とエスピールをまとめて対抗しなければレスティルは占領されるであろうと唱え、神商会とエスピールの融和を目指した
yuuma 5412 ルカリアがケートを通過
yuuma 5419 同、アデュを通過
yuuma 5426 同、ドフレットを通過。前線に出ていた時期国王のハリカルがまさかの戦死を遂げ、レスティルは騒然となる
yuuma 5428 危機を感じた神商会(王側)は、エスピールを国教と認め、アルテの概念としての存在を認め、信仰を奨励する。これによりエスピールが王に協力的になる
yuuma 5433 神商会はカルマント派を抱き込み、兵力を増強。しかしエスピールの不満を呼ぶこととなる。ミハリル王はカルマント軍を別の戦役に置き、エスピールと別々に配置した
yuuma 5437 神商会はガルマを抱き込み、アルテ教も受け入れた。サルト教の不満が上がり、アルテ教軍は危険な前線へと追いやられた。しかしそれでも狂信者たちはアルテ神の公認のために戦った
yuuma 5440 レスティル、ルカリア軍を撤退させ、勝利する
yuuma 5444 スカルディアのアルシェリア人がカテージュ地方に侵攻開始。竜騎兵から成り、双龍槍を振るう、小柄ながら屈強な戦士を中心とした軍隊で、接近戦と中距離戦に長けた。ルカリアとの戦いで疲弊していた王府は満足な対策を講じられなかった
yuuma 5456 カテージュ東部の山岳地帯の要塞都市alkidelが陥落。アルシェリア人の侵入を許す
yuuma 5469 カテージュが征服される
yuuma 5481 ミハリルに娘ペティが誕生
yuuma 5491 ミハリルが崩御。10歳のペティが即位する。アトラス史上ありえないことで、物議をかもすこととなった。結果、ユキナが政治を見る摂政という地位についた
yuuma 5495 カテージュ軍、混乱に乗じてイルケアに侵攻。戦争は長期に渡る。皮肉なことに、長引く戦いのせいでかえって異教間のわだかまりは弱くなっていき、召喚士の地位が高まっていく。何教かよりも召喚士か否かという区別のほうが重要視されつつあった
yuuma 5521 レスティル軍はカテージュ軍を退け、アルシェリア人はカテージュに撤退
yuuma 5565 ユキナ死亡。メリウセルが神商会の新たな代表となる。メリウセルは力でのし上がった人物で、強力な魔力を持っていた。その力を活かして神と次々に契約を結んでいった人物である。このときペティがまだわずか100歳にも達していなかったため、メリウセルが関白という地位を築いて政治を見た
yuuma 5576 先の戦いで戦功があったのは主に召喚士で、召喚士の地位が高まっていき、宗派を越えて召喚士そのものの地位が高まっていった。召喚士同士の横の強がりのほうが宗派よりも重要視されるようになり、ほとんどの人間は各宗派の違いよりも職業の違いを意識するようになった。この状態を受け、関白メリウセルは日本でいう神仏混合(エマルジール)を行い、アルテもサルトも漠然と崇める対象と広く定義し、アルテの存在を認めない神商会に対しては「このアルテは原初に存在して分裂したアルテのことで、概念でも唯一神でもない」と説明し、飲ませた。神商会としてはエマルジールを行うことで富国強兵になり、体よくサルト教とアルテ教を吸収できると考えた。この時代は昔ほど宗派の違いが重要でなく、召喚士や魔導師といった階級のほうが重要視されたため、メリウセルは新しい風潮に合わせて宗教理念を柔軟に解釈した
yuuma 5587 エマルジールがインサールでも起こる
yuuma 5603 エマルジールがレスティル周辺諸国に広まる
yuuma 5612 メリウセルの王府における権限が強くなりすぎたことに対し、国王派の嫌気が高まり、神商会との対立が浮き彫りに
yuuma 5621 メリウセルが宗派を統合し、artilia教と改名。アルテの解釈を広く取り、宗派をまとめた。これにより教会の力は高まり、いちはやく統合を行ったレスティルは諸国に対し秀でるようになる
yuuma 5635 ルカリアで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む
yuuma 5648 ヴェマで統合が起こり、artiliaの普及が一歩進む
yuuma 5653 artiliaの力を背景に、カテージュのレコンキスタ(再征服)が開始
yuuma 5655 カテージュのスカルディア人はartiliaに対抗するため、首都iksdiaにてiksante教を興す。教祖はシフェル系スカルディア人のhastilで、もとは被支配民族であった。iksdiaはシフェル系古スカルディア語の地名で、iksanteはマレット系古スカルディア語であり、マレット系古メティオ語にほぼ等しい。iksanteはiksdiaを外来語としてマレット系古スカルディア語に取り入れてから「〜教」を指す形態素を加えてできた名である。ハスティルは「封印されたテームスが復活して神と神の軍を倒すであろう」と唱え、魔獣兵を率いて、レスティル率いる神の軍artiliaと戦った
yuuma 5659 iksanteの守りは堅牢で、カテージュのレコンキスタは至難のわざであった。また、レスティルには常にルカリアという後顧の憂いがあったため、戦争を長引かせるわけにはいかなかった。この年、レスティル軍は撤退
yuuma 5667 周辺諸国で次々と統合が起こり、artiliaが世界宗教に
yuuma 5670 iksanteがスカルディアで国教となり、artiliaが強制退去させられる。迫害虐殺を行わないところが温厚なスカルディア人らしいと評された
yuuma 5680 iksanteがメティオで国教となり、artiliaが迫害・虐殺される。庇護を求めてartiliaがレスティル及びアルディアルへ亡命。迫害に対し、artiliaのiksanteへの非難が集まり、これが第二次レコンキスタへの呼び水となる
yuuma 5686 第二次レコンキスタ開戦
yuuma 5703 レスティル軍撤退
yuuma 5705 レコンキスタでの失敗をかさに国王派は関白メリウセルを追及。失脚を狙う
yuuma 5708 国王派の過激派diorelがメリウセルの暗殺を企てるが、強力なmejtelにより失敗
同月 メリウセルが報復でじきじきにディオレールを暗殺。国王派との内乱が勃発する
同冬 メリウセルはレスティリア城の西部に陣を構え、国王派と闘争
yuuma 5709 メリウセル軍が国王軍を破り、ペティを廃位。下克上という言葉ができる。メリウセルは自らが王となり、レスティルを支配。召喚士から輩出した初めての王であった
yuuma 5710 血の革命が起こり、元国王派が次々と要職を追われ、虐殺される。この行為に国民の不満が爆発し、メリウセルは対応に追われる
yuuma 5716 メリウセルは国民の暴発を鎮めるため、元女王ペティを嫁に迎え、王家の血を絶やさないことを約束。譲歩を見せられた国民の一部は溜飲を下げたものの、完全に納得したわけではなく、治安は完全には回復しなかった
yuuma 5732 メリウセル、息子ivilを授かる。王家の血と混ざったこともあり、非常に強力な才能を秘めて生まれた
yuuma 5755 ヴェマで召喚士kriusが王を倒して新王となる
yuuma 5766 ルカリアで召喚士hakxiliaが王を倒して新王となる
yuuma 5777 周辺諸国で召喚士が王を倒して新王となる。ただし、スカルディア、メティオは除く
yuuma 5787 第三次レコンキスタ開戦
yuuma 5799 レスティル軍、カテージュを再征服
yuuma 5806 第四次レコンキスタ開戦。レスティル軍、要塞都市アルキデルへ侵攻
yuuma 5811 レスティル軍、撤退
yuuma 5823 アルキデル軍、カテージュに再び侵入
yuuma 5829 カテージュ陥落。ふたたびスカルディアの領地に
yuuma 5836 第五次レコンキスタの準備を整えていたが、度重なる戦争で疲弊した国民から非難の声が相次いだ。経済は悪化し、軍事費がかさみ、何よりレコンキスタが最初に行われたころに比べ、この時代の新しい世代はすでにカテージュが生まれたころから異国であるため、レコンキスタといわれてもピンと来なかった。初期はレコンキスタに強い思い入れがあった国民も、いまや半分どうでもよくなっており、それより目の前の生活を王府は改善しろという声の方が圧倒的に多くなった。そのため王府はレコンキスタを凍結し、カテージュを切り捨てた
yuuma 5859 イルケアにカテージュ軍が侵攻
yuuma 5862 カテージュ軍、撤退
yuuma 5878 ケートにルカリア軍が侵攻
yuuma 5883 ルカリア軍、撤退
yuuma 5899 ケートにアルディアル軍が侵攻
yuuma 5903 アルディアル軍、撤退
yuuma 5919 ルカリア・アルディアル連合軍、ケートに侵攻
yuuma 5923 連合軍、ケートを陥落
yuuma 5938 レスティル軍、ケートをレコンキスタ開始
yuuma 5941 レスティル軍、ケートを再征服
yuuma 5955 死期を悟ったメリウセルが妻ペティを暗殺。自分の死後に元国王派のペティ派とイヴィル派に割れるであろうことが明白だったため、国と国民を守るために妻を犠牲にした
yuuma 5973 母を殺したのが父メリウセルだと知り、イヴィルは激怒。病床にあったメリウセルを刺し殺す。メリウセルが崩御し、イヴィルが即位する。召喚士が王となって国を統治するシステムが安定した時期で、召喚士はエルト派とサール派に分かれ、アルカットは東西に分断されはじめる
yuuma 6003 イヴィル、メティオおよびスカルディア(=中洋)の支配を狙い、カテージュに侵攻開始