・レスティル語

レスティル建国自体はartemからだが、レスティル語は人間の時代、すなわちアズゲルから。
人間が神に代わってレスティルを支配しだしたころ、つまりアズゲルからをlsとする。

語順


SVOが自然となっていった時代。

SVOが自然な語順とみなされた結果、SVOのときは格を省略するようになった。
lestilin daiz fitat heren(レスティルの王がリンゴを与えた)

SOVのときはリュディア語のように格が表示される。
ただしこの場合Oだけ。VSOになったらSOともに格を表示する。
lestilin daiz hereney fitat.
fitat lestilin daizas hereney.

修飾


SVOが標準になった結果、後置修飾に。
kaile daizだったものがdaiz le kaiに。

後置になったことでleが形容詞の前に回りこむ。
その結果接尾辞として膠着していたものが独立する。
よってle kaiのようにスペースを入れる。

baog he viviで「強く殴る」。

関係詞


関係詞も後置になった。
kaldaiz rom lestilin daiz kululut(レスティルの王が建てた国)

関係詞節内の前置詞が残存するようになった。

前置詞


SVOになったことで後置詞が前置詞となる。

連体詞と代名詞


連体詞は変わらず前置された。
「この、これ」がtuで、「あの、あれ」がLu。
「これの」がtunで、「あれの」がLun。
「彼」はsouで、「彼女」はluu。

男女が分かれている点でアルカと異なる。
男女が分かれているので、luとlaは要らない。

ls以降は三人称のluが連体詞として使われるようになり、日本語と同じ「こ・そ・あ」の三段階になる。
「こ・そ・あ」はlsとaのみ。アルカでは「こ・あ」の二段階に戻る。
従ってlu herenという言い方ができる。主に「そ」は文脈照応に用い、中間的距離を指すようになったのはaから。

副詞の一部、reやmiなども前置されたままであった。

e


kenoは「〜の」と同じ語順で使われ、残存した。
kenoの代わりにkenoを短縮してできたeが使われだした。eは"of"と同じ語順である。

レスティル語ではkenoのほうが優勢で、eの頻度は低かった。


民間人はfvの数詞体系を用いていたが、軍隊の中では別の数詞体系が用いられた。
これは最初レスティル軍が暗号として使い出したものだが、後に暗号としての意味を成さなくなった後も軍隊用語として残存した。
日本語の軍隊用語でも12時をイチニィマルマルと呼ぶように、軍隊などは特別な用語を使うことがある。

軍隊以外にも当然こういう隠語はあるし、軍隊には数以外の用語もあるが、数の数え方に関して特殊だったのは、これがやがて民間人にも広まったという点である。
レスティル軍は武器を例に取り、その長さが長い順に1から並べた。
例えば1を表すfuuは槍のfigiから来ている。

なお、0はfvと同じくyuuである。
to(十), gal(百), ten(千), sen(万)は武器からではない。

数え方は10進法で、5-10進法とは異なる。
発音のリズムをよくするため、4以降はnで終わる軽快なものになっている。

1:fuu
2:you
3:vii
4:von
5:txon
6:an
7:zan
8:hen
9:lon
10:to

ただし、23のみpararaizという。

この数え方はアルバレンにまで引き継がれる。
制では採用されなかったが、新生で継承された。
ただしtoはtooになった。23も特殊な言い方がなくなった。

レスティルはルカリアから神人貿易の中心の地位を奪ってからというもの、経済大国として世界を牽引してきた。
そのため、このレスティル式の数え方はレスティル軍人からレスティル商人を経て世界中へ広まっていった。
また、軍人は任務上外国に行き、遠征先を占領することがあったので、彼らも数を広める要因になった。

ただ、エルト式の数え方も依然として世界中に残っており、駆逐には至っていない。
レスティル式はセルメルになってアルバザード語になると学校教育に採用されたことで急速に広まった。

疑問文


fv, lyと違って疑問のnoは助動詞になった。
そのため、文末にnoが来ないことがある。
aの場合は助動詞文はSOVなのでnoは文末に来る。