・ルシーラの訳語

高校生クイズを見てたらラサールが「覇」という文字を唱えていたんだけど、そういえば「覇」の字の語源って知らないなと思った。
調べてみたら、2つ読みがあるらしい。ハク(ヒャク)とハだ。

ハクが本来のもので、語義は「月が初めて光を発する」だそうだ。三日月の白い光で、左のハクの音符が白に通じるとのこと。
ハは「長」で、はたがしらなどの意味だそうだ。覇王などはこちら。

そこでふと思ったのだが、「覇」という文字自体「月の司」という意味ではないかと。
つまり、ルシーラではないかと思った。
しかし「ハク」だけでは単語にならないので、何か後ろに付けようと思った。

ハクは漢音なので、漢音で合わせたほうがよい。
「士」はシで、これも漢音だ。紳士・女士のように、男女の美称に用いるとのこと。
ハクだけで意味は十分だが、座りが悪いので接尾辞的なおまけがほしい。この美称化の「士」でよかろう。

そこで、ルシーラを月司(げっし)でなく、覇士(はくし)とすることにした。
月司というのはどうもげっ歯類を想起して嫌だった。
覇士だと博士に近いので、まぁ概ね良い印象がある。白紙はアクセントが違うのでよい。
薄志は、これを想起することはまずないので問題なかろう。