・ve→vei

veがルティア家でveiになっている様子。

理由
1:圧倒的にveの頻度が少ないから。
2:xeやneと区別しづらいから。

vei→veis(議会)

・nozet, neetほか

nosは再帰代詞で、代詞の一種である。
アルカは代詞にのみ特殊な所有格(属格)が存在する。

所有格はan:antやti:tiilのように、これまでは人称代詞にしか存在しなかった。
これがe nos, e nan(自分の)に広がり、nozet, enatとソーン側でなった。

所有格が拡張したことによって「誰の?」はe neになってしまい、座りが悪いという問題が起こる。
そこでセレンの提案でneet, xeetのようにすることにした。

ne:neet
to:toot
il:ilet
vei:vitte
xe:xeet
fi:fiit
wel:welet
yuu:yuute

パターんは3つ。
1:長音化してtを付ける。
2:etを付ける。
3:強変化

neetとxeetが似るので、veitとすると少し似てしまう。
veiは頻度が少ないので強変化させ、vitteに。xeやneの持つeから音を離しつつ、fiitとかぶらないように重子音を。
yuuはetでなくteを付けた。vetteと同じくetの語源であるteを付けた。

変更
fiit:evin
toot:tood

・屈折するのは代詞のみ

anからantができ、nosに広がり、neに広がった。
となると今度は一般名詞fianにまで広がりそうだが、そうはならない。
なぜならこれらの変化はすべて代詞の中で起こっているからである。

有生の指示代詞から人称の不確定な再起代詞に広がり、その後無生の代詞に広がった。
しかし代詞の中の範囲内でしかない。
英語もIからmyができ、whoからwhoseができたが、girlからはgirl'sしかできない。
おそらくそれと同じことになり、文法的に見てすべての代詞に屈折が揃ったので、ここで打ち止めである。

・応用

 -lanの場合は-lant。xelant,veilantなど。
 -tulの場合は-tulet。xetuletなど。

totalとnetalの所有格はtotaletとnetalet。

sexeは存在しない。veiに等しいため。

seneはne sein。同じくto seinもある。
従って論理的にはneet sein, toot seinと言えるかもしれないが、どうも運用を見ている限りneやtoは相手が誰かまだ分かっていない疑問の用法なため、相手の数も不定で、しばしば単数と複数が区別されないようである。
なので複数だろうがneやtoを使うので、neet,tootだけで十分といえる。


☆参考:http://www8.atwiki.jp/arbazard/pages/31.html