●国境線と国名

1:前回の白地図にフォトショのペンツールで国境線を入れる。
2:新規に空のレイヤーを作る。
 パスのコマンドで境界線を描くを選ぶ。
 カスタムブラシで1*1pxlのブラシを作り、色を黒にし、不透明度を60%にして境界線をブラシで描く。
3:そのレイヤーの任意の海の部分をマジックワンドで選択。許容度1。隣接のみにチェック。
 編集→境界線を描く→外側→1pxl→不透明度80%でOK。大陸境界線部分が濃くなる。レイヤー全体にシャドウドロップをかけて立体感を出す(しなくてもよい)。
4:テキストレイヤーで国名を入れる。teatl体、不透明度70%、xis色、斜体、シャドウドロップ(デザインはお好きに)。
5:経度と緯度を入れる。マイナス記号の代わりに東西南北の女神の字を入れて異世界っぽくアレンジ。
 ちなみに経線と緯線は不透明度35%。

以上を反映した結果が下記。
(クリックすると画面が開きます)

これでラフは出来上がり。
あとは海流の向きや強さを計算し、侵食された海岸線を表現していく。
今のところ実験でヴァルマレア南端とアルティア南端は海岸線を細かく描いている。


大雑把にはこれで出来上がりでいいだろう。
あとは装飾をしていくだけだ。地図の機能としてはこれで十分といえる。
手書きのものと比べてみよう。随分と本格的になったように思われる。

地図の作り方は最初から最後まで書いておりますので、言語屋の皆さんに資すればと思います。


ときに、異世界の地図に初めて興味を持ったのは高1のとき。
ファイアーエムブレム聖戦の系譜というゲームで、各章のはじめに異世界の世界地図が出る。
これを見てカッコいいと思ったのが始め。
その後、ファイナルファンタジータクティクスや「ネギま」を見ても同じことを思った。

聖戦の系譜のフォントが忘れられず、なんとなくteatl体っぽいものをイメージしていた。
今検索してみたら、やはりDozelなどに流線型のフォントを使っていた。
http://www.youtube.com/watch?v=wKD0KJCnkdU
(0:10〜)

この子供のころのイメージにniasさんのteatlがピッタリ合ったので非常に嬉しかった。
指輪のデザインや地図のデザインなどに向くフォントだと思う。

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