・文種(平叙文・疑問文・否定文)

これまで平叙文の作り方を説明してきたが、疑問文と否定文はどう作るか。

・疑問文

1:文末に?を置き、イントネーションを尻上がりにする。
2:文末純詞mia ?を置き、イントネーションを尻上がりにする。
例 ti siina miik mia? あなたはリンゴが好きですか?

1より2のほうが丁寧。
女性の場合、miaがmianになる。

・否定文

否定する単語の前に形副詞のenを置く。
前置するので注意。

ti en ke felka. あなたは学校に行かない。
en ti ke felka. あなたでない人が学校に行く。
ti ke en felka. あなたは学校でないところに行く。

・否定疑問文

Don't you like apples?に対し、英語では好きならyesという。
日本語にすると、好きなら「いいえ」と答え、逆になる。

これについてはしゅわるつ氏から紹介していただいたサイトがある。
http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/german/ess36a.html


 英語で否定疑問文に対する yes と no の関係が、日本語の「はい」と「いいえ」とは正反対になるその理由は、実は簡単なことなのです。それは、英語の否定疑問文は、日本語とは異なり、最初から肯定の答えを予想しているということです。

 具体的に説明しましょう。

 Don`t you like American movies? という疑問文は普通、「アメリカ映画はお好きではなのですか?」と日本語に訳されると思いますが、この英語と日本語の間には意味のずれがあります。この英語は「アメリカ映画はお好きでしたよね?」と訳したほうがよい。そのほうがこの疑問文の問いの本質を相手に正確に伝えることができます。

 つまりこの否定疑問文は、相手に伝えんとするメッセージからいうと、You like American movies, don't you? という付加疑問文とほとんど同じです。 ですから、好きである場合には Yes, I do. と答え、好きでない場合には No, I don't. と言うのです。


概ねこれに賛成である。

ところでアルカの否定疑問文の答え方は日本語式がメインである。
「好きじゃないのよね?」と聞かれたら、「好きではない」ことの真偽を聞かれているとアルバザード人は考える。
もし好きなら「好きではない」は偽になるから、「いいえ」、つまりteeと答える。
上記の引用が正しいのなら、アルカには付加疑問がないことが関係しているかもしれない。

しかし、相手が明らかに肯定を期待している場合は否定疑問文に対して英語式に答えることができる。
例えば日本語だと、強引に上司に飲み会に誘われる際、「え、お前来るよな?え、来ないの?来 な い の???」と聞かれたときは、「あ、はい行きます」という答えの容認度が高まる。
否定疑問文「来ないの?」に対し、yesのときに「はい、行きます」と答えている。これは英語式だ。
なぜかというと、上述のサイトに合わせれば、相手が肯定を前提としているからだろう。

で、これと同じ現象がアルカにも起きる。
相手が強く肯定を要求しているときは英語式で答えてよい。
だから厳密にいえばyaとかteeだけではどちらなのかわからないのだが、実際の会話では空気を読んでわかることなので、日本語と同じく取り立ててコミュニケーション上の問題にはならない。