・リュディア語


・主格と対格

主格が-s、対格で-yで示されるようになった。

  • sはso(する)から来ており、-yは-jから来ており、-jは-ju(受ける)から来ている。
jがyに弱化するのはアルテ語族によく見られる体系で、それゆえ-iでなく-yとしている。
ただし読みは-iと同じ。

  • sも-yも閉音節の場合、直前に母音を入れる。
この母音は直前の母音と同じもので、母音調和する。
kal(場所)→kalas(場所が)
heren(リンゴ)→hereney(リンゴを)

ただし直前が二重母音の場合、強い母音にあわせる。
daiz→daizas

・属格

属格は同じように-nで示す。
これを後にアルディアでクミールが指小辞と取り違えて、アルカに指小辞式の属格が流入する。

lyudia→lyudian(リュディアの)

ただし所有はkenoで示すまま。

連体詞


fvに続き、tu, Luの2段階。

連体詞は属格に変化すると、「これの」「あれの」という意味になる。どれも前置。
tu この
Lu あの
tun これの
Lun あれの

形容詞と副詞


膠着して示されるようになった。

開音節の場合は-le,- heが付く。
kaile, kaihe。

閉音節の場合は-eが付く。
liize, liize(小さい、小さく)
limeere, limeere(初めての、初めて)

テンスとアスペクト


影響相ができ、継続相と切り離された。
警告のsuが消えて、sに吸収された。
開音節の場合、下記の通り。

過去 t 前が有声音なら同化してdと読む
現在 r 前がl, t, d, nなら同化してlに、cならcになる
未来 s 前がzならzに前がxならxに、前がjならjになる
前が有声音なら同化してzでも同化しないでsでもよい
通時 ra ※古アルカでは現在形だった
無時制 なし 相も付かない。相を使うときは現在形を使用

ただし閉音節に付く場合、主格と同じく直前の母音ないし直前の二重母音の強い母音が付く。
kulul(作る)→kululut(作った)

開音節の場合そのままtが付くが、母音と同化するのでdになる。sはzになる。
i→id, i→iz

将然相 etta i/r/etta 見そうだ。ketta(行く)から。
開始相 er baog/d/er 殴り始めた。向かうというところからkerが使われている。
継続相 tan lufa/t/tan 飛んでいた
完了相 il fai/s/il 燃やし終えているだろう。
影響相 anis kui/anis 食べてある

時制/相の順序で動詞に後続させる。
時制と相の間の場合は子音連続でも母音を挟まない。
baogatyun(殴りそうだった)

関係詞


関係詞の無音の字がromと読まれるようになった。

lyudian daizas futod rom kaldaiz(リュディアの王が獲得した国)

やはり関係詞節内の前置詞は残存しない。

後置詞


hyul(上に、〜で)など、後置詞が増えた。

語順


格がついたことで、語順は比較的自由に。
lyudian daizas fitat hereney(リュディアの王がリンゴを与えた)も可能。