行為動詞skin(座る)の影響相は尻が座面に着いた後の状態である。
つまり「座っている」に等しい。
つまり「座っている」に等しい。
「座っている」状態というのは「座った状態が始まって終わるまでの区間」である。
従って、状態動詞の経過相に等しい。
従って、状態動詞の経過相に等しい。
ゆえに、「行為動詞の影響相」=「状態動詞の経過相」と言える。
「行為動詞の影響相」=「状態動詞の無相」ではない。
誤りの理由は2点。
「行為動詞の影響相」=「状態動詞の無相」ではない。
誤りの理由は2点。
1:「行為動詞の影響相」は線アスペクト。「状態動詞の無相」は点と線と点のアスペクト。置換可能な長さ、つまり対等な長さではない。
2:「座っている」が無相なら、「座面についた瞬間」や「起立の瞬間」も含んでしまう。「座っている」が立ち上がる瞬間も含むのは、意味的におかしい。
2:「座っている」が無相なら、「座面についた瞬間」や「起立の瞬間」も含んでしまう。「座っている」が立ち上がる瞬間も含むのは、意味的におかしい。
行為と状態のアスペクトにおけるその他の補足
・状態動詞の開始相は行為動詞の完了相に等しい。
・状態動詞の完了相と影響相は行為動詞のアスペクトが及んでいない区間である。
・状態動詞の将前相は行為動詞の未遂部分すなわち将前・開始・経過に等しい。少なくとも経過には等しい。
・状態動詞の完了相と影響相は行為動詞のアスペクトが及んでいない区間である。
・状態動詞の将前相は行為動詞の未遂部分すなわち将前・開始・経過に等しい。少なくとも経過には等しい。
これを踏まえた上で、「座っている」は何と言うべきか考える。
行為動詞の影響相はesを付けて表すので、座るの行為影響相=座るの状態経過相=座っている=skinesである。
行為動詞の影響相はesを付けて表すので、座るの行為影響相=座るの状態経過相=座っている=skinesである。
次。いったん別の話。
行為動詞の経過相はarを付けて表すので、歩いているはlukarになる。
はてさて、行為の経過相にはarを付けるのに、状態の経過相は行為の影響相と見立てるのでesを付けることになる。
esなら状態動詞の経過相で、arなら行為動詞の経過相と見なせばよい。
別々の接辞を付けるので、語形が長くならなくて済む。
行為動詞の経過相はarを付けて表すので、歩いているはlukarになる。
はてさて、行為の経過相にはarを付けるのに、状態の経過相は行為の影響相と見立てるのでesを付けることになる。
esなら状態動詞の経過相で、arなら行為動詞の経過相と見なせばよい。
別々の接辞を付けるので、語形が長くならなくて済む。
次。状態動詞の無相は何と言うべきか。
lukもsetも行為動詞の無相だ。状態動詞の無相は何と言うか。
あまり出番のなさそうな相なので、音にこだわらず、ofとする。
skinofで状態動詞の無相になる。
lukもsetも行為動詞の無相だ。状態動詞の無相は何と言うか。
あまり出番のなさそうな相なので、音にこだわらず、ofとする。
skinofで状態動詞の無相になる。
では、これはどう使うのか。
「飛行機で2時間も座ったので、歩きたいよ」という場合だ。
日本語では「タ」を使って完了か過去にしているが、アルカだと状態動詞の無相と細かく分析する。
「飛行機で2時間も座ったので、歩きたいよ」という場合だ。
日本語では「タ」を使って完了か過去にしているが、アルカだと状態動詞の無相と細かく分析する。
従って、an luk lax man skinof du 2 armivaとなる。
日本語に引きずられてskinatofとしないように。
日本語に引きずられてskinatofとしないように。