3コマ目(みーふぁ)




この亜麻色の髪の女の子は「お姉さんなみーふぁ」だよ。
もともとアルナに住んでるから、私と同じくラーサを着てるの。
ラーサっていうのは、このケープのことね。袖はぶかぶかで、日本の着物みたいよ。
みーふぁはちょっと怒りんぼで、ふざけてばかりの「しあ」をよく叱ってるわ。
でも、「しあ」を一番可愛がってるのも「みーふぁ」なのよね。

☆転写
miifa: myu? lu xiel na vem a non sete...? arte, lala es eyooo...


「みゅ?」は1コマ目でやったね。
"lu xiel na vem a non sete...?"か。最後がseteだから、また確認の疑問文だね。
luは代名詞でやった覚えがあるよ。たしか、「彼・彼女」だよね。
あれ、猫ってtu(これ)じゃなくてlu(彼)なんだ?


どっちも間違いじゃないよ。人間に近い存在と思っていればluになるから。


なるほどね。次のxielはなんだろ。動詞かな。



純副詞と書いてあるね。また、語法のところにaluutを見よとあるね。
aluutの項はちょっとごちゃごちゃしてるから、私が解説するね。
「恐らく」とか「絶対」みたいな「確率を指す単語」は、動詞の前に置きます。
「いつも」とか「たまに」みたいな「頻度を表す単語」も同じです。


命令でやった副詞のreと同じく、動詞の前に置くのね。文法的にはreや否定のenの仲間か。
naはどういう意味だろう。xielは動詞の前に置くんだから、naは動詞だよね。
えぇと……感じるという意味か。



なにを感じるんだろ。vemか。べむ、べむ……よーうかーい、にーんげーん(略
あら、vemは「怖い」という意味じゃないの。見事な偶然ね!


(紫苑、妖怪人間はbemだお……)


a nonは「私に」だから、これは怖がってる相手を指すのね。
つまり、"lu xiel na vem a non sete...?"は「ひょっとして、彼は私を怖がっている?」という意味か。
ははぁ、よく見ると「ひだまり」の表情が1,2コマ目から変わってるわ。こわばった感じ。
それで、みーふぁは「あれ、この子怖がってない?」って言ってるのか。


次のarteは英語の"Oh my god!"みたいなものだよ。「あらまぁ」って感じね。
lalaっていうのも文頭で驚きを表す言葉だよ。


esは「どうして」って意味みたいね。
eyoooは辞書に載ってないけど……?


これはeyoです。
マンガだから冗談めかして長く書いてるの。
日本語でも「あぁぁぁぁ(T_T)」みたいに書くよね。



eyoは「〜かなぁ」か。
つまり、「あらまぁ、どうしてかなぁ」という意味ね。
猫に怖がられたからそう言ったのね。
さて、次の吹き出しに移りましょう。




右下は「しあ」のツッコミよ。吹き出しにxiaって書いてあるね。
最後のマークはアシュテという文字で、日本語の(笑)にあたる文字だよ。axteで転写します。

☆転写
xia: kum alxa nalo sen xalte tisse(axte


kumは……動物ね。
レイン、alxaがよく分からないよ。



「〜というものは」という訳で、ぜんぶひっくるめて一般化するときに使うの。
kum alxaで「動物というものは」、min alxaで「女というものは」という意味になります。


なるほど♪
senは副詞でやったね。「〜できる」だっけ。nalo senで「察することができる」か。
xalteは目的語で、「雰囲気」という意味のようね。つまり、「雰囲気を察することができる」ってことか。
あ、要するに「空気が読める」ってことじゃない?


そうだね。
最後のtisseはseteと同じく文末純詞で、相手に情報を与えるときに使うよ。
「〜だよ」っていう感じだね。


すると、"kum alxa nalo sen xalte tisse(axte"は「動物っていうのは空気が読めるのよ(笑」ってことか。
はぁはぁ、「怒りんぼのみーふぁだから猫が怖がってるのよ」っていうツッコミを「しあ」はしてるのね。
うーん、たったこれだけの授業で、アルカでツッコミまで読めるようになってしまったよ……(^-^;
辞書って凄いなぁ。覚えなくても読めるんだもん。
さぁ、いよいよオチね!