アルカにおける筆記体。新生アルカの時代に生まれた。
ark, lutia, hailenという3筆記体のうち、最も新しいもの。

hailenの元はlutiaであり、lutiaの元はarkである。
従って、本質的には連続的な存在である。
なお、hailenは3書体のうち、アルカが公式としている筆記体である。

作成者(デザイナ):milf eltoa
作成日:mel 19, fleatook
公式認定:mel 19 ruj gil
この書体の背景について:axlei607axlei629
フォントとフォントのサンプル画像:資料室

●長所(改善点)

・子音と母音がほぼ同じ高さであり、センターラインがブレない。目が上下に泳がず、読みやすい。
・母音aが1文字として認識されやすくなっている。lutiaでは繋ぎの線と区別が付きづらかった。
・基本的にlutiaと同じ字形なので、覚え直しの必要がほとんどない。
・lutiaより素早く書いても、読める字が書ける。lutiaは書道体であり、早書きすると読めなくなる。hailenは早く書いても読める割合が高い。
・lutiaよりも小回りが利く。つまり、小さく書ける。lutiaは手書きすると分かるが、かなり幅を取る。ノート1行でもlutiaだとあまり文字が書けない。hailenはコンパクトなので比較的多くかける。
・センターラインを取るので、繋ぎ線も常にセンターラインを取る。そのため、文字の区切りが分かりやすく、1文字1文字をきちんと認識しやすい。lutiaだと文字の境界があやふや。

●短所

・xとv、sとl、oとwのように、似ている字形が増えた。母音と子音の大きさの差がlutiaほど顕著でないので、注意が必要。ただし、実験時および実質流布期間においては、誤読率は低いという結果が出ている。lutiaの読みにくさに比べれば、利点のほうが多いとのこと。
・aは頻度が高いのに、その割にはlutiaより複雑な字形になったので、少し煩雑に。だが、文字として認識できない恐れがあるよりは良いという評価で一致。

●画像サンプル(sとx修正前)

http://cid-dd6eff55a81cbf67.skydrive.live.com/self.aspx/arka/hailen1.png
↑幻字表。ちなみにシュワーはcukの字を小さくしたもの。
http://cid-dd6eff55a81cbf67.skydrive.live.com/self.aspx/arka/hailen2.png
↑右がlutia、左がhailen。hailenの字が特にlutiaだと汚いのが分かる。センターライン上に文字が来ていない。文字に安定感がない。
http://cid-dd6eff55a81cbf67.skydrive.live.com/self.aspx/arka/hailen3.png
↑文での比較。rsiilaの字がlutiaではブレが大きい。元々ブレないserenなどの単語では両者大差なし。

●単語例(sとx修正前)

ridia
viid
frei
frestia
luxia
teems
ardia
xion